男はつらいよDVDコレクション 1を購入しました。


男はつらいよのDVDマガジン化は2度目(たぶん)-
前回は講談社から出版されてましたが、今回はデアゴスティーニです。
寅さんの大ファンならそもそもDVDかBDのボックスを所有してるでしょうし、そこそこのファンなら前回のDVDマガジンでオキニの作品は揃えたでしょうし・・
素人考えでは商業的な成功は難しいと考えてしまいますが・・

まあ、今回は高画質HDリマスター版ということだし、新しい世代のファンも獲得しようという戦略でしょうか。最終作「お帰り寅さん」もラインナップに入っているのはうれしいですね


自分は男はつらいよの後期作品のファンです。(DVDは数枚持っているだけですが)
『男はつらいよ』は第一作から実質的最後の第48作『寅次郎紅の花』まで26年もの間があるため、初期作品と後期作品では世界観が大分違ってたりします。
『男はつらいよ』のイメージとして多くの人が『下町人情物語』なんてものを思い浮かべるでしょう。
しかし初期作、とくに第一作とか第二作あたりではちょっと様子が違う・・と感じる人も多いのではないでしょうか。

山田洋次監督が当時メインに描きたかったのは、『数十年ぶりに舞い戻ってきた、パワフルで規格外のバカが巻き起こす大騒動』だったのだと思います。もちろん人情ドラマがベースの上でですが

寅さん演じる渥美清さんもまだ若いし、むちゃくちゃエネルギッシュ・・そして演出としてやたら寅さんに対して『バカ』を強調します。バカ バカ バカ バカ言います・・(現在の『バカ』と当時の『バカ』はニュアンスが少し違いますけどね)

これらはもしかすると若い世代には抵抗があるかもしれないと私は考えるのですが・・・・・どうなんでしょうね?

 

 

 

 

 

 

それにしても・・・・倍賞千恵子さん・・キレイでしたねぇ・・