水曜日の映画サービスデーに『ハケンアニメ』を観てきました。
アニメ業界で働く人たちを描いた作品で、原作は小説らしいですが自分は読んでいません。


私も高校生の頃は漫画部だったもので、こういうテーマの映画はすごく惹かれます。
先輩にアニメーターの道に進んだ人がいましたが、それはそれはひどい世界だと愚痴ってました。
もう40年も昔の事・・現在もアニメ関係の仕事は待遇が良くないと言われますが、40年前はもっともっと悲惨だった・・みたいです。
先輩に「おまえら・・・間違ってもアニメーターになろうなどと思わん方がいいぞ」とよく言われました     Σ( ̄∀ ̄:

 

 

 

まるで予備知識無しに観に行ったので、ハケンアニメの『ハケン』は派遣・・つまり派遣社員のアニメーターの話だと勝手に思い込んでいましたが、ぜんぜん違いました。
ハケンは覇権・・・ライバル社のアニメ作品と競い合い、覇者になるべく奮闘する主人公たちを描いた物語でした。
さらに、ポップで能天気な内容なんだろうなと、これまた勝手にっ予想していましたが、熱血アニメ監督の至極真面目なお話でした。


主役の吉岡里帆さんは『どん狐』のCMしか印象が無かったのですが、ちゃんとした女優さんだったんですねえ・・。ちょっとこれから見る目が変わりそうです。


もう一日一本しか上映されてないし、興行的には苦しいのかも・・?

でもすごくすごくいい映画でした。