昭和仮面ライダーDVDコレクションもいよいよ『スカイライダー』に突入しました。

 

 

『昭和仮面ライダーDVDコレクション』の一号二号V3篇は結構人気だったと思います。
私も懐かしさからいくつか購入しましたが、発売日から二日くらいでわりと売り切れてることが多く、欲しかったのに買いそこなった巻が多々ありました。
(書店もそれほど数を仕入れてなかった感があります)


X、アマゾン、ストロンガーは自分も中学生になっていたのであまり熱心には見ていませんでした。
ただし、冒険王に連載されていたすがやみつる先生の漫画は喜んで読んでましたし、再放送の仮面ライダー・ウルトラマンをはじめとする古い特撮系は楽しく観てました。

第一期の仮面ライダーは『仮面ライダーストロンガー』でいったん終了します。

 

 

次の仮面ライダー・・通称『スカイライダー』が登場するのはその4年後・・私が高校生の頃です。

はじめに断っておくと、当時私はスカイライダーは第一話くらいしか観てません。
あの頃は新しい特撮TV作品にはほとんど興味無かったし・・
でも新しい仮面ライダーのマスクはアマゾンとかストロンガーとかと比べるとスッキリ・スマートでカッコいいとは思いました。

 

 

今回購入したDVDマガジンを読んでみると、仮面ライダー復活の経緯が書かれてました。
1977年ごろから、過去の特撮やアニメのリバイバルブームがあり、人気作品の新作が作られたり、ムック本みたいなものが数多く登場したりしてました。


余談ですが・・・・まだビデオデッキなどというものは一般家庭に普及しておらず、ファンの方たちが会場を借りて上映会などを企画してくれたりしてました。
私は漫画劇画部だったので、もちろんそういうものは大好物・・部の友だちとあちこち足を運びました。(情報は『ぴあ』に載ってました)

 

そんな中で仮面ライダーも復活の要望が高まり、ついに実現した・・・ということらしいです。


新しい仮面ライダーは・・初心に帰って旧一号ライダーと同じく、怪奇アクション路線・・そして最大の特徴は・・・飛びます!

それまでの仮面ライダーも多少飛行能力はありました。
1号2号はロケットみたいな直線での飛行が可能(なんか自爆技みたいなやつ)
V3は『26の秘密』の中にグライディングというのがあります。白いマフラーを翅にして滑空するというもの・・主題歌の中にも歌われています。
XはV3よりもう少し飛行の自由度が上・・・という話を聞いた事があります。
マン、アマゾン、ストロンガーは知らん・・

 

 

・・・でスカイライダーは・・もちろん自由自在に飛べちゃいます。
ベルトに重力低減装置なるモノが付いているんですと・・
なぜ仮面ライダーに飛行能力が付けられたかというと・・もちろんそれまでの仮面ライダーたちと差別化を図るため・・というのがあるでしょうが・・
前年に公開されたスーパーマンの影響が大きいと思います。
リアルな飛行の特撮技術が入ってきて・・制作現場の人達も試したかったんでしょうね

 

 

しかしこの目玉であったはずの『空飛ぶ仮面ライダー』の設定・・
番組中盤以降ではすっかりすたれてしまうそうです(ウィキ先生情報)。

細かい理由も様々あったのでしょうが・・最大の問題点は『仮面ライダーが空を飛べてしまうと、トレードマークでもあるライダーマシンの出番が難しくなる』という事だと思います。

 

 

 


さて今回の『仮面ライダーDVDコレクション53 スカイライダー』
スカイライダーは特に懐かしいとか思える作品でも無かったので買う予定は無かったのですが―
収録されている『スペシャル特番』が気になって購入に踏み切りました。

仮面ライダー ストロンガーが終わった後、しばらくしてから放送されたスペシャル特番・・遊園地で仮面ライダーショーを見ながら立花藤兵衛が子供たち相手に歴代ライダーの想い出を語る・・という番組は知っていたし、もちろん当時観ましたが、今回のこのスペシャル特番の存在は初めて知りました。
小林昭二さんが立花藤兵衛を演じる最後の作品だそうです。

それではゆっくり『オヤジさん』の最後の雄姿を鑑賞するとします