ターミネーター ニューフェイトを観てきました。

2015年制作の『ターミネーター ジェニシス』以来、4年ぶりのターミネーターシリーズ新作です。

ターミネーター2以降に制作されたシリーズを、すべて無かったことにした、ターミネーター2の『正統な続編』・・・らしいです。

しかし・・
『正統な』ってどういうことでしょう?
じゃあ、ターミネーター3やジェニシスはいったい何だったんでしょうか?
3も4もジェニシスも、制作陣が続編としてそれなりに真面目に取り組んだ映画のはずです。
評価も興行収入も予定よりおもわしくなかったのでしょうが・・否定してしまうのはちょっと・・・あまり良い感じはしません。
過去作品に少しは敬意を払って『新しい時間軸の物語』くらいの言い方にした方がよかったのではと・・個人的には思います。

 

 


それでは『ターミネーター ニューフェイト』の感想を・・・・・

とりあえずリンダハミルトンのサラコナー復活はめでたい!・・ばあちゃんになってましたけど元気いっぱいに活躍します・・・・
そして新たな登場キャラの善玉女性サイボーグと守るべき対象の少女―
この3人が物語の主役です。
シュワちゃんは・・今回はどちらかというと脇役ですかね。
もちろん、敵ターミネーターとの壮絶なバトルはありますが―

新型敵ターミネーターは骸骨型ターミネーターに液体金属型ターミネーターが覆っているような構造で、分裂して活動することも可能の凄いヤツ。
ただ・・映像的に真新しさを感じるかというと・・う~む・・
ターミネーター2でT1000を初めて見た時の衝撃みたいなものは味わえません。

シュワちゃんの人情ターミネーターの設定もちょっと・・・これは違うな・・と思ってしまった・・

でもまあ・・・SFアクションとしてそれなりに楽しめる作品になっているのではないでしょうか。

ただ私としては・・
こんな作品になるなら、ジェニシスの続編の方が観たかった―