ジェフ・ベックに続いて、高橋幸宏か・・・・淋しい。

小学生の頃から、テレビのCMとかで自死された加藤和彦の歌声が流れていました。

子供ながらに、この人は才能のある人みたいな意味合いで興味を持ち、次のCM曲は何だろうって思ったのは初めてだったかも。

今も思い出すのは、「シンガープーラ」でした。シンガポール航空のCM曲だったんですね。後は、「家をつくるなら」。

後から知ったのは、幼稚園時代に遡り、家の隣の小学校高学年のおねーちゃんが、聴かせてくれた「帰って来たヨッパライ」。

あまりに変わった歌だった（いまだにこれに似た歌ってないんじゃないだろうか）

ので、そっちばかりに興味を持ってしまったが、それがフォーク・クルセダーズでした。

高校生にもなると、当時人気があった高中正義を聴いていたら、この人ってサディスティック・ミカ・バンドなんだって、で・・・・ここにも、加藤和彦だったわけで、グループのドラムスは高橋幸宏でした。

だから、私の10代の頃までって、加藤和彦が影響していたんだと思うようになって、彼の自死が受け入れられなかったというか、嫌悪していたところがあった。

彼のこだわりの美学というか、それの最終表現がこんな形だったのかって。

だから亡くなる前に、高橋幸宏に連絡をとって、鬱を患っているって話をされたみたいで、高橋幸宏自信も同じだよって言われたことに、ショックを感じました。

高校生の頃は時代がYMOブームになり、私は高橋幸宏が好きでした。

坂本龍一がフロントみたいに見えて、ほとんどの曲が坂本龍一が作ったように見えますが、あの「ライディーン」って高橋幸宏なんだって、感心しましたね。

だけど、私の高橋幸宏って「サンセット」なんです。

このアルバムが一番好きなんです。ヨーロッパ旅行しているような気分になります。

大人の憧れのお兄さんって感じで、いつまでもいて欲しかった。

リハビリ大変でしたね。

安らかにお眠りください。ありごとうございました！