こんにちは

冷え性です
石田直也(@booshi708)です。

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11月も後半に差し掛かり街はクリスマスムードに突入。イルミネーションの点灯式のニュースが流れています。気温もぐっと下がってきました。そんな日本とは一転、今のカンボジアはというと、、、最高気温31℃。常夏ですね。僕がカンボジアに行っていたのは9月でした。当時は日本もカンボジアも暑かったのですが、今は全然違う。日本から遠く離れたカンボジアの地で学ぶことは非常に多くあります。クリスマスツリーの前でいちゃついているカップルにも是非見てもらいたいです笑

僕らがガイドとしてお世話になったのは
ブッティさん

『あなたの国の好きなところは何ですか?』

映画「僕たちは世界を変えることができない」にも出演されてた方です。一週間ガイドをしてもらって楽しい思い出もたくさんできたし、多くの事を学ばしてもらった僕たちの最高のガイドさんです。

今回はブッティさんの話がすごく心に残ったので紹介します。

『お客さんには美味しいご飯をお腹いっぱい食べてほしい』

ブッティさんはそう言いました。

以前も書きましたがカンボジアには大量虐殺の暗い歴史があります。

「カンボジアの暗い歴史、でも」


彼もこの暗い歴史を経験しています。

家族で幸せに暮らしている中ポルポトによる支配がはじまりました。彼の家族も労働を強要させられます。昼間は畑を耕し、夜はろくに食べるものも与えられず環境の悪い中で寝る。少しでも反抗すると拷問される。想像も出来ないような生活をしていたそうです。そんな生活はブッティさんの父親の体力を削っていきます。過酷な労働のせいでブッティさんの父親は倒れます。病気にかかってしまったそうです。
 
日本で病気になると病院に行くのが普通ですよね。当時のカンボジアでも同じです。ブッティさんの父親も病院に行きます。日本の病院とカンボジアの病院(当時)の大きな違いがあります。それは医者がいるかいないか。当時カンボジアでは知識層の虐殺を行っていました。それは当然医者にも当てはまり虐殺を受けていました。

それでは病院には誰がいたか?

一般人だそうです。そして医療の知識のない医者はどんな患者に対しても同じ薬を処方していたそうです。その無茶苦茶な処方の結果、薬を飲んで死亡することも普通でした。当時のカンボジアに今の常識は当てはまりません。話を戻します。ブッティさんの父親もわけのわからない薬を処方されその結果病状は悪化しました。そして奥さんにこんなことを言います。

「最後に美味しい食べ物が食べたい」


ブッティさんの母親はなんとか美味しいものを食べさせてあげたい、その一心で美味しいものをなんとか手に入れます。手に入れたのは「一個の卵」当時、卵は贅沢な食べ物だったそうです。
その卵を持って病院に忍び込んだそうです。誰にも見つからないように、見つかったら捕まってしまいます。会いに行くのも命がけです。なんとか会えたブッティさんの母親はやっとの思いで手に入れた卵を父親に渡します。そして父親は一口それを食べて、

「美味しい」
と言いながら涙したそうです。

それがブッティさんの父親の最期の言葉。最期は笑顔で亡くなったそうです。1976年のことです。

その後もポルポト派の支配はますます残酷なものになっていきます。ブッティさんは亡くなった父親の代わりとして母親、4人の弟を支えました。本当に過酷を極めたそうです。周りにいた人達はどんどん死んでいきます。なんていったて人口800万人ほどのカンボジアの200万~300万人が殺されたのだ。4人に1人、、、ありえないですよね。しかしどんな状況でも絶対に家族を守るという強い意志で最後まで生き残ります。本当に強い精神力だったそうです。何回も死んだと思った。そう言います。

こんな辛い経験ののち、ブッティさんは勉強に励み、英語ガイドとして活躍します。そののち日本語を勉強し、日本語ガイドへ。勉強できる環境にあったことを非常に感謝していました。母親がいたから今の自分があると教えてくれました。

ガイドの仕事をしていてこんなことを思うそうです。

「お客さんには美味しいご飯をお腹いっぱい食べてほしい」

今の自分はお客さんのおかげで美味しいご飯を食べる機会があります。美味しいものを食べる時いつも頭の中には父がいます。父が生きてたら美味しいご飯をたくさん食べさせてあげるのに。卵一つを幸せそうに食べて亡くなった父親に申し訳なくなります。だからお客さんにはカンボジアの美味しいご飯を残さずお腹いっぱい食べてほしい。そして感謝してほしい。

そう教えてくれました。この話を聞いたとき泣いてしまいました。食べ物を粗末にしてはいけない。食事を楽しむ。当たり前のことだけどブッティさんの話は胸に刺さりました。ブッティさんは家族の大切さ、食べ物の大切さ、過酷な経験から学んだこと教えてくれました。

『あなたの国の好きなところは何ですか?』

ブッティさんには真面目な話を教えてもらったり、一緒にお酒を飲んだり、1週間ほんとにお世話になりました。ブッティさんから多くの事を学ばしてもらいました。

そんなブッティさんに聞いた「カンボジアの好きなところ」

『あなたの国の好きなところは何ですか?』

【食べ物、特にカンボジアのスープ】


ありがとうブッティさん。

『あなたの国の好きなところは何ですか?』

ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回はカンボジアで最高に美しいビーチに行ってきました。

『あなたの国の好きなところは何ですか?』

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