雑談大好き『ぼーんぐん』です。「食と健康と職場」をテーマに投稿中です。 昭和からZ世代まで職場は時代を越えた人が集う場。価値観が違って当たり前ですね。将来を見通せない現代。違った意見を受入れる寛容性が求められます。失敗しても大丈夫。みんな前を向いていこう。
こんにちは。ぼーんぐんです。イギリス生まれの「ウィローパターン」はイギリス人が中国の風景をイメージして陶磁器に描いた柳紋様のことですが、その絵柄に隠された物語をみなさんはご存知でしょうか。先週の話です。私はそのウィローパターンと懐かしの再会を果たしたんです。その日も今日と同じ様な蒸し暑い日。私は汗を拭いながらビジネス街にある老舗の喫茶店でランチを楽しんでいました。食後、次の商談までの時間調整で頼んだ追加のコーヒーが運ばれて来た瞬間、そのコーヒーカップに目が釘付けになりました。ニッコーダブルフェニックスのウイローカップ&ソーサー!私は実に半世紀ぶりの再会です。遠い昔、初めて自宅でコーヒーを飲んだ子供の頃の記憶が鮮明に蘇ります。ただ苦いだけに感じた黒い液体のコーヒーが自宅にあったこのカップに注がれていたんです。「うわぁ懐かしいなぁ」そしてこのカップ&ソーサーの絵柄が、特徴的なウィローパターンなんです。この絵柄をきっとみなさんも一度は目にしたことありますよね。しかし、その絵柄の物語までご存知の方は少ないのではないでしょうか。そこで今日はそんな方に向けて絵柄に表現された物語を紹介することにします。※昔々中国のあるところに美しい娘を持つ高級官僚がいました。彼は娘をお金持ちの権力者に嫁がせたいと考えていて塀で囲んだ塔の中で侍女に世話をさせながら娘を大切に育てていました。やがて立派に成長した娘は桃の花が咲く時、お金持ちの権力者と結婚式の準備が始まります。一方その裏で高級官僚の部下の1人が、この美しい娘を見染めて恋に落ちていたんです。侍女の助けもあって密会を重ねていたんですね。式の当日、祝宴で皆が酔った隙に気持ちを確かめ合った2人は塔から逃げ出します。そして追っ手を振り切り、無事に船に乗り脱出に成功したんです。ここで話が終わればハッピーエンドなんですけど残念ながらその続きがあります。お金持ちの権力者が雇った追っ手は執拗に2人を探し回ります。そしてとうとう2人は見つかってしまい悲惨な最期を迎えるのです。あぁ涙。その様子を天空から見ていた神様は2人を憐れみ鳥に姿を変えて空に放って自由にしたという物語です。※ご存知でしたか。悲しい話ですね。ウィローパターンのウィローは柳の木のこと。必ず絵柄の中心に描かれます。左右には塔と塀、桃の木が描かれています。そして橋を渡る2人の姿と追っ手1人の姿。さらに船。空には2羽の鳥の姿。一枚の絵の中に物語の全てが凝縮されているんです。ウィローパターン は240年経った今も世界中にファンがいます。日本でもニッコーがカップ&ソーサーを1915年に発表しており、以降100年超えのロングセラー商品となっているんです。帰宅後、私は懐かしさのあまり当時の色目であるレッドウイローカップが欲しくなりました。昭和時代の古(いにしえ)のカップ&ソーサーが、令和時代のネットの力があればたちまち手にすることが出来る便利な時代です。今、この記事を入力するキーボードの横には香り高いコーヒーを淹れたカップとソーサーが、私が取っ手を持ち上げるのをじっと待ってくれています。キーボードの手を休めて一息ゆっくりとカップを傾けゴクリと飲みますじっくりと抽出したコーヒーは苦味と甘みが絶妙に混ざり合い、ほのかな酸味が後味をさっぱりとさせます。その香りは深く、ほのかな焙煎の香りが口の中に広がります。しかしその味わい以上に、遠い記憶をくすぐるお気に入りのカップを手にする私の心は満足感と充実感で満たされていきます。「ふぅ」深く大きく息を吐き暫し考えます。新しい出会いや古いものとの再会は偶然ではなく次のステージ、新しい世界を開く可能性を秘めたものであると聞きます。出会いは人生に新たな色彩を与えてくれるからですね。新しい人との出会いもまた同じ。成長と学びの場であり、未知の魅力に満ちた冒険なのです。これからもアグレッシブに参りましょう。さぁ次はどんな出会いが私を待っているのか。期待が大きく膨らみます。
こんにちは。ぼーんぐんです。梅雨が明け小中学校は夏休みに入りました。ギラギラの太陽は天空から私たちを睨みつけ容赦なく肌を焼きにきます。気がつけば通勤電車で陽の当たる窓側の腕だけ真っ黒だ!なんて人もいるんじゃないでしょうか。でもお気をつけください。毎日しっかりと日焼け止めクリームでガードしないと年々シミが増えてきて大変なことになりますよ。シミが出てきて困ってる私が言うのですから間違いありません。とは言っても職業柄"外"仕事の方は日焼けは覚悟が必要です。私の居住地域で最近やたらと目にする水道管工事の人たちは大変です。酷暑の中でも重機を使って道路を掘り起こし、古くなった水道管を順番に新しいものに入れ替えるお仕事なのですからね。上着に付いた左右の腰からの扇風機も気休め程度ではないでしょうか。私たちの生活インフラを支えていただき本当に有難うございます。そう思うと、私などはエアコンの効いた快適な職場で働けることに感謝しなければバチが当たります。多少の通勤電車の混雑など我慢しなくてはなりません。さてそんな酷暑の中でも食事の時間はやってきます。みなさんが好んで口にするのはなんでしょうか。冷たいビールやあっさりしたソーメンの類が欲しくなりますよね。この時期は暑くて食欲も落ちがち。しかし、しっかり食べないとエネルギーが切れてやがて夏バテなんてことにもなりかねません。そんな時の私の夏の必携食材はコレなんです。「梅干し」みなさんは梅干しはお好きでしょうか。梅干しにはクエン酸が含まれていて消化を助け、食欲増進や栄養吸収を促進してくれます。また、梅干しは抗酸化作用がありますから体内の活性酸素を除去し、老化や病気の予防に役立つんです。さらに、梅干しの塩分は体液のバランスを保ち、夏場の熱中症予防にも効果的なんですよ。如何ですか、このように聞くと食べない理由はないでしょう。私は毎年趣味で梅干しを漬けています。そして梅雨明けの今の時期は梅干し作りの最終工程"天日干し"をしているんです。ひと月前に仕込んだ南高梅の塩漬け樽の蓋を開け、専用のプラスチック製の干し網にひとつずつ丁寧に広げるんです。重ならないようにね。そして"三日三晩の天日干し"梅の両面をしっかりとお天道様に殺菌してもらうと、ふっくらねっとりした梅干しになります。最高に美味いですよ。そしてこの行為、梅干しの天日干しの風景って、独特の魅力を感じませんか。私はその姿は季節感と伝統を象徴した日本の文化ではないかと感じているところです。今も昔もおんなじ景色。手作業でザルに丁寧に並べられた梅が太陽の光を浴びている。その様子が時間の経過を感じさせる美しさを持っているからなのです。蝉が暑さを盛り上げる中、梅雨明けの青空と天日干しの梅の赤とのコントラストが美しいのです。暑さを感じながらも、夏の温かさを感じさせてくれる梅干しの天日干しは、日本の夏の風物詩であると思います。今年の梅干しが上手く仕上がったなら、水道管工事の人たちに梅干しを使った"爽やかな梅ジュース"の差し入れをしてみたいと思います。梅ジュースは酸味と甘みが絶妙に調和した飲み物です。最初に口にするときの爽やかな酸味が、心地よい余韻を残します。また、梅の独特の香りが広がり、暑い日には特に爽やかで一口飲むと心がリフレッシュされる感覚なんですよ。みなさんも如何ですか。自家製の梅干しは最高ですから、機会がありましたら是非お試しになってくださいね。
こんにちは。ぼーんぐんです。この時期の美味しい食べ物といったらアレですよね。そうアレ。イネ科の一年生植物。ぐるぐるにちぢれた葉に覆われていて、さらにその上から丁寧に何重もの美しい緑色の大きな苞葉でおおわれています。少し剥くと、中からまるで真珠のような実が見えてきます。トウモロコシ!美味しいですよねトウモロコシ。私は大好きなんです。中国渡来の植物に似ていたことから「唐のモロコシ」という意味で「トウモロコシ」と名付けられたのは本当でしょうか。私の食べ方は”蒸し”一択。生のとうもろこしを蒸し器を使ってじっくりと蒸すと甘みが凝縮されて堪りません。丁寧にひげを取った後、食べやすい大きさに三等分します。大きな蒸し器にたっぷりのお水。切ったトウモロコシを均等に並べて加熱をし待つこと12分。塩を振らないのが私流です。次第に部屋に広がるいい香りが食欲を掻き立てます。やがて蒸し上がると熱いうちに取り出して、等分した断面に割りばしを突き刺します。準備万端。いっただきまーす。この時ばかりはお上品には参りません。子供の頃に戻り、大口を開け誰に遠慮もせずただ真ん中に狙いを定めます。そしてガブリ!後は一帯を回しながら削り取っていく。美味い。嚙みしめると弾けるような皮の感触があり、続いてジューシーな野菜の甘味が口いっぱいに広がります。うっとりする味だよ。最高だ。***最近窓辺からセミの鳴き声が聞こえてきます。間もなく梅雨も明け夏がやってくるのでしょうね。静かな午後、窓越しに空を見上げると爽やかな深みのある青空が広がっています。「もう一本いいか」取り分けた家内の分のトウモロコシにそっと手を伸ばす。***遠くで風鈴の音が聞こえ心地よい風がそよぎ始めた。
こんにちは。ぼーんぐんです。日テレ系で毎週火曜日に放送されているテレビ番組「カズレーサーと学ぶ」をご存知でしょうか。"少々難解だけど理解をすれば人生が少し変わる"といったテーマを毎週取り上げて、最新の学説を専門家から学ぶ教養番組です。6月初めの放送回テーマは「頻尿」。案外知らないことが多くて大変勉強になった放送でしたが、みなさんもご覧になっていたでしょうか。少し紹介しますと、私がまず驚いたのは「頻尿」など尿トラブルは中年以降の悩みとばかり思っていましたが、さにあらず。今や20代の若い世代でも急増中だということです。実に20代の 5人に1人の割合が「頻尿」だと言いますから時代は変わりましたね。もちろん現代はストレス社会です。過活動膀胱、メンタル心因性、カフェイン摂取が多いなど、その原因や背景は様々ですけどトイレが近いのは誰しも困る大変な問題です。頻尿症状の一例として上がったのは、人がトイレに行くと自分も行きたくなったり、症状が悪化すると水の音を聞くだけで尿意を催すこともあるということ。更に酷くなると、途中で尿意を催すからという理由から、3つ以上の駅を越えて電車に乗ることができない人までいると聞きますから深刻です。みなさんも身に覚えがありませんか?そもそも人は起きてから寝るまでトイレの回数は8回程なんですって。そして就寝中は行かないのが普通です。それは膀胱が1度に3〜400mlの尿を貯めるだけの容量があるからなんです。私などはお茶好きが災いしているのか毎日10回は必ずトイレに行く自信があります。健康な人は貯まった尿を21秒で排尿する測定結果がありますので、比較の意味でご自身のタイムを計測される事をお勧めします。そのご自身の測定結果が21秒よりずっと短い秒数なら「頻尿」の恐れがありますし、逆に30秒以上あるようなら膀胱腎臓トラブルの恐れがあらということですからどうぞご用心ください。また夜間は一回でも尿意で起きるようならば立派な夜間頻尿と定義されるようです。残念ながら私は夜間頻尿の自覚があります。特に冬場、冷え込む朝方には必ず尿意で目が覚めますから他人事ではないんです。だからといって尿意もないのに度々トイレで絞り出そうとする習慣は更に「頻尿」を悪化させる恐れがあるようですから改めなくてはなりません。先に触れましたが人の体には3〜400mlの尿を貯めることが出来るんです。にも関わらず少ない尿量で度々トイレに通うと、やがて膀胱は少ない尿量でも体のセンサーが誤解して尿意を感じるようになってくるというから不思議です。良かれと思った習慣が、逆に「頻尿」を加速させては意味ありませんね。ではどうするのがいいのか。自然に任せ多少我慢もしてみるのが良いと言います。体に備わった自然のセンサーに従うのですね。加齢などにより体の機能が弱って頻尿になるケースもあります。腎臓が弱っている場合もそうです。私たちの腎臓は毎日150リットルもの原尿をろ過しているそうです。その99%は体に再取り込みされるので、実際には残り1%が排尿されるんですけど、腎臓の働きが悪くなるとこの再吸収する割合がどんどん少なくなるんですね。そうすると排尿する量が増えるんです。他には足の筋肉弱っている場合もそのようです。日中ふくらはぎが浮腫み貯まった水分が、就寝時体を横たえることで尿意に繋がることがあるんです。このように「頻尿」の原因は様々ですからしっかり見極めるためには専門の医師と相談することが大切なのでしょう。※「飲んだ水は尿になるまで3時間」と言います。これからの季節、就寝前の適量の水分補給が欠かせませんが、それが原因で夜間頻尿となり目覚めてしまうのはやむを得ません。「頻尿」があるからといって、自分自身や日常生活に否定的にならず、ポジティブな姿勢を保つことが大事です。症状を和らげるために食事内容、排尿のタイミングなどの他の日常生活を工夫すればいいんですから。要するに不安にならず視点を変えること。私のような夜間頻尿も視点を変えれば、尿意で目覚めず寝具を汚す事を思えば、大分と助かりますからね。大したことではありません。今や誰もが可能性のある「頻尿」まずは自分を知ることから。そして手っ取り早く知る手段は?もう知ってますよね。"基準となる21秒の排尿タイム"を一度お試しになっては如何でしょうか。
こんにちは。ぼーんぐんです。みなさんは煮魚はお好きでしょうか。新鮮な鯛を丁寧に煮込み、秘伝の調味料で味付けされた料理屋さんの煮魚は最高です。毎日でも食べたいほど。身はジューシーで口の中でほろりとほどけるような食感が堪りません。そして柔らかい身に絶妙に染み込んだ出汁の風味が、食欲をそそります。一口食べれば海の恵み溢れる美味しさで幸せに包まれます。う、ま、す、ぎ、る健康にもダイエットにもいい栄養満点の魚料理には刺身や揚げ物、焼き物など様々な調理方がありますが、私は煮物が一番好きかもしれません。齢の関係でしょうか。職場のランチでもお肉やフライではなく、つい「煮魚定食」を注文してしまうほど。みなさんのお好きな魚はなんでしょうか。カレイ、サワラ、ブリなど季節や好みで分かれますが、今の季節は金目鯛ではないでしょうか。そのふっくらとした肉質が独特の旨味なんです。切り身や丸ごとを鍋で煮込み、醤油などの甘塩っぱいタレで煮込むのがベーシックですよね。私は休みの日にも食べたくなるので、家内にばかり手間をかけないように自分でも煮てみようと一念発起しました。早速レシピを検索してみますと沢山出てきます。便利な時代です。それによるとコツは煮汁が煮立ったてから魚を入れることと、落としぶたと鍋ふたをして煮ることなんですって。よし!分かったと張り切ってチャレンジするも結果は惨敗。難しいですね。レシピ通りにやったつもりでも魚の身が固くなりすぎて美味くないんです。「スーパーの素材が悪いんかなぁ」などと呟きながら責任を転嫁してますが、まぁ何事も練習。懲りずに調味料や時間をアレンジするなどして続けてみることにします。先ほどテレビを見ていますと今週末は各所で35度以上の猛暑日の予報です。ここ数日の気温の高さから、これから先が思いやられますが暑さはできるだけ避けることが大事です。室内ではエアコンを適切に使い、こまめな水分補給と休憩をいつも以上に心がけましょう。そして猛暑日対策は「濃い味付けの煮魚で塩分補給!」なんて事もいいかもしれませんね。
こんにちは。ぼーんぐんです。暑くもなく寒くもない過ごしやすい気候になりました。年間を通して今の季節が一番過ごしやすいんじゃないでしょうか。そして過ごしやすいのはメダカにとっても同じことです。振り返れば3月の初めは気温の不安定さから、越冬したメダカ達の半数が急激な水温変化に耐えられずに落ちるという衝撃的な事態が起きました。それが5月に入り我が家のメダカ達は、やっと水温が安定した事で水中をビュンビュン元気に泳ぐようになっています。メダカ達が元気になると針子の誕生も活発です。親メダカを飼育しているトロ箱の産卵床から有精卵を取り出して、メチレンブルー希釈液で満たした別容器に取り分ければ、10日ほどで簡単に針子が誕生します。しかしそれからが大変です。針子が稚魚になるまでの2週間ほどは細心の注意が必要なんです。何故ならば、生まれたての針子は私のような老眼では見えないほどとても小さく、上手に餌を食べられなければ餓死が待っているんですね。ところが人工餌をふり撒いても上手く針子の口に入らない。そんな苦労があるんです。そんな時は人工餌だけに頼らないで青水(グリーンウォーター)飼育が有効です。青水とは、植物プランクトンを豊富に含んだ水のこと。親メダカを飼育していると自然に飼育水が緑色になり青水が出来るんですね。針子の飼育水をこの青水で満たし、青水に含まれる自然の植物プランクトンを与えてあげれば少しずつ針子が大きくなってくれるんです。さらに餓死を防ぐ意味ではゾウリムシも有効です。今年も種ゾウリムシをジモティから入手してエビオス錠で培養し始めました。青水、ゾウリムシで針子が稚魚になり、その後は人工餌とミジンコで無事に大きく育ってくれる事を願って、毎日成長する姿をドキドキして見守っています。今年の目標は、美しい三色模様のメダカを育てることです。錦鯉の如く小さいながら体に迫力ある三色模様のメダカが生まれる事を期待をしています。飼育はいいですね。私は飼育を通じて、自然の摂理や生命の尊さを学び、心の豊かさを感じています。飼育には失敗や苦労がつきものですが、その都度新たな発見や気づきをもたらしてくれます。私の感性を磨く貴重な経験なんです。みなさんも、何か大切に飼育しているものがあるのではないでしょうか。どうぞその感性を大切になさってくださいね。
こんにちは。ぼーんぐんです。今日サツマイモを2株植えました。「紅はるか」と言う名の品種です。みなさんは家庭菜園なさいますか。私は過去に何度も家庭菜園に挑戦し思い通りにはいかない苦い経験を積んできましたが、その失敗から多少の知恵も得ました。今回は初めての芋類栽培なので、単純に秋の収穫量が楽しみなんですけど、実はそれ以上に楽しみなことがあるんです。それは家内の事。実は例年土いじりに全く興味を示さない家内が、珍しく今年はさつま芋の栽培を始めたのです。家内によれば、「近いうちに世界的な食料危機がやってくるかもしれないから、家もその危機に備えないといけないの」とのことです。どこからその情報を得たのかは不明ですが、ゴールデンウィークあたりから熱心に取り組み始めました。家内は典型的なO型主婦で、大雑把な性格から途中で投げ出す可能性もありますが、さつま芋は放置していても収穫できるそうなので、私はあまり手を出さず様子を見ることにしました。ホームセンターでは「手軽に楽しめますよ」とプランターで育てるベランダ菜園を勧められ家内もその気になった様ですが、昨晩「生育が芳しくなくてね」と早速こぼしています。もっとも大地の畑に植え込み伸び伸びと育つ苗のようには参りませんからプランターの生育が芳しくないのは仕方がありません。我慢がまん。ベランダ菜園は、場所や気候の制約があるため、土の選定や水やり、日光の確保などの管理が難しいんですよね。それに容器や鉢底の排水、風や害虫の問題もありますから、収穫もスーパーで売ってるサイズを期待してはいけないんです。そうでは無く、家庭菜園の魅力は例えば"新鮮な味わい"みたいなところではないかと私は思っています。手間暇かけた分、自分で育てた野菜の味は格別。家庭菜園で育てた野菜は、新鮮で風味豊かな味わいが楽しめますからね。それに育てる過程で成長を感じることができるのも魅力です。さらに土を触ることで得るリラックス効果や、自然と触れ合うことで心が落ち着く癒しなんかが魅力と言えると思うんです。家内のキッカケは"食糧危機に備える"と大きく振りかぶりはしましたが、どうか家内には収穫期までチャレンジして欲しいと思います。家内に遅れること2週間。私も冒頭で触れた「紅はるか」2株をプランターに植えてみました。家内への応援が半分。収穫期の喜びを共に味わいたい思いが半分です。今日から我が家のベランダには、家内の大きめのプランターと、それより一回り小さい私のプランターが並んでいます。きっと収穫期にはスーパーには並ばない規格外品のさつま芋を掘り起こすことになり、互いの出来栄えを見て大いに笑い合うことでしょう。その頃には春に社会人として上京した娘への寂しさも癒えていればと願っています。
こんにちは。ぼーんぐんです。ヒョコ、ヒョコ、ヒョコ‥なんとも頼りない足取り。今日は片足を引きずりながら出勤しています。何故かって?原因は分かってます自業自得なんです。実は踵(カカト)の角質を無理に剥いだからなんです。トホホ。みなさんは踵のケアは万全でしょうか。誰でも、子供の頃はツルツルだった踵が、大人になるにつれて、徐々にひび割れてくるものなんですよね。私も子供の頃、親の踵を見ては「鏡餅のひび割れみたいやんか」って笑っていました。ところがいつの頃からか自分の踵がひび割れていたんです。今朝も身支度をしていますと靴下がスルッと履けずに踵に引っかかったんです。新年度の組織替えに起因する職場のイライラを引きずっていた私の感情は、些細な靴下の引っ掛かりに反応してしまったんでしょう。それで指先で踵の状態を確認をして、引っかかった大きめの角質を「エイっ」てむしり取ったんです。すると思いの外に深くまで皮膚を傷つけてしまって涙。流血事件に発展です。痛いよー。傷ついたところがちょうど左足の踵のど真ん中。モロに体重が乗るところなんです。感情的になってはいけません。反省しきり。絆創膏を貼っても痛いので体重をかけることができず左足はつま先立ちの状態です。ヒョコ、ヒョコ‥ほんとドジですね。今の痛みを例えれば、踵に"押しピン"を踏んづけたまま歩いているような感じ。脳天まで痛みのイナズマが走ります。「後悔先に立たず」ってこの事ですね。振り返ってみますと私は踵以外でも色んなところで自分自身を傷つけてました。手の指先もそう。爪の横の硬くなった皮膚や逆むけも気が付けばむしり取っちゃいます。さらに顔や首に出来た"吹き出物"もね。ぷくっと膨らんだ突起を見つけたら見逃す事は出来ません。左右の爪先を使って膿みを絞り出さずには居られなくなります。結局、私は指先に触れる違和感は許せないんでしょうね。でもその結果は痛い目にあう。絞り出した傷口がのちに化膿して軟膏のお世話になったりしてますから。ヤレヤレ。いつまでこんなことやってるんだか。今日はそんな自分を改めようと皮膚トラブルの原因を調べてみました。角質とはなんだろう。角質とは肌の表面を覆っている皮膚細胞のこと。角質ができやすい人の特徴としては、肌の新陳代謝がうまく出来ていないことが原因なのだとか。また吹き出物とは何か。これは肌の乾燥が影響していて加齢により硬い角質が毛穴の出口を塞ぐことで皮脂が詰まり、吹き出物ができてしまうようです。なるほど。要するにスキンケアが足りていないってことかと。特に入浴後の手入れが重要なのではないかと勝手に結論づけます。そうと分かれば「善は急げ」薬局に急行しました。薬局のお姉さんに悩みを相談しますと、そっと適切な商品を提案してくれました。それは「垢すり棒」。保湿も大切ですけど、まず私に必要なのは原状回復。荒れた踵の角質除去が第一のようです。これで踵はスベスベ間違いなし。そして、前日起きた職場のイライラとささくれだった私の気持ちもこれを機会に少しは収めないといけません。みなさんも私を反面教師としてお気をつけくださいね。新年度、思い通りにならないことがあってもイライラしてはいけません。何事もドンと構えておおらかに参りましょう。他人と過去はコントロール出来ませんからね。些細なトラブルが大事になるやもしれませんから、どうぞご用心下さいませ。
こんにちは。ぼーんぐんです。暑くもなく寒くもない、ちょうどいい気候になりました。そよそよと風が吹き抜ける気持ちの良いお散歩日和、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。満開の桜を見にお花見も最高ですね。今ならわざわざ桜の名所に出かけずとも、近くの河原、近所の公園、隣のお宅の庭先に目をやれば、今が盛りと咲き誇る桜の花を愛でることができます。あぁーニッポンって最高。この時ばかりは心を曇らせる海外の紛争やスキャンダルの類もしばし忘れることができます。些細な日頃の悩みや、燻っていた感情までも浄化されてしまうように思えてきます。皆さんもリフレッシュされたのではないでしょうか。私は春が好きなんです。全てのものが輝いて見える。人も植物もあらゆるものが精一杯伸びをしているような気分になれるからです。私は盆栽を趣味していますが、植物の世話をしていますと生命力を感じるのです。全ての樹種が厳しい冬を乗り切って柔らかい陽射しで目覚めるような感覚。一斉に新芽を吹き出す瞬間は植物の声まで聞こえてきそう。柔らかい新芽のなんと愛おしいことか。休みの日には、ずっと微笑んで見ていられます。盆栽はいいですよ。四季折々の植物の表情が伺えますからね。観光地に行かずとも新緑の季節、花の季節、紅葉の季節を目の前で味わえます。そしてコンパクトさから季節を部屋の中へ持ち込むことができます。夕方、家内の里から季節の便り"筍"が届きました。感謝、感謝。いつも有難うございます。掘りたての筍はエグ味もなくてとっても美味んですよ。大好物です。早速糠を入れてゆがき、夕食は筍ご飯を頂くことにします。満開の桜で心を癒されて、植物の芽吹きで体に元気をもらい、季節の便りで人の暖かさを頂きます。なんと幸せ者か。多少の事で不平不満を言っていてはバチがあたりますね。自然の教えは季節の移ろいだけではなく、人としてのありようを気付かせてくれます。例えば植物の芽吹きもそう。春になるからと言って、順調に右肩上がりに気温が上がるのではありません。行ったり来たりを繰り返しながら次第に季節は変わります。必ず芽吹の時が来るんです。人も同じ。良い時があったり思い通りにならない時もある。行きつ戻りつする出来事の連続でも、振り返れば確実に成長しているものなんです。成長するスピードには個性があります。だから人と比べるのではない。理想のスピードを追うのではないんです。もどかしくても自分らしいスピードで成長すればいいんですね。私が大事なことを忘れかけると、自然がまた優しくありようを教えてくれます。私の休日は盆栽を通して自然との対話を楽しんでいます。
こんにちは。ぼーんぐんです。最近の私のお昼の定番メニューはコレです。コンビニおにぎりと菓子パン!ファミマの"焼き鮭"と"たっぷりつぶあんデニッシュ"がお気に入りなんです。お昼の私のイチオシです。おにぎりの海苔はしっとりタイプ、具材の"焼き鮭"は"梅干し"と迷うところですが、朝食で必ず"梅干し"をひとつ食べる習慣がありますからお昼は"焼き鮭"を選択しています。海苔しっとりタイプのおにぎりはいいですよ。何がいいって、面倒くさくないところがいい。海苔パリパリタイプのおにぎりは海苔の風味が感じられパリッとした食感は好きなんですけど、食べるまでに暇がかかり過ぎませんか。そもそも、おにぎりを袋から取り出すのに手順があるのが解せませんここを引っ張るとか、横に開くとか。手順いち、にい、さんっ、なんてナンセンスだと思いませんか。私は「老眼」「せっかち」「不器用者」ときますから、今まで海苔パリパリおにぎりを綺麗に取り出せた試しがありません。海苔がズレていたり、端っこのご飯がポロッと落ちたりして。折角のお昼ごはんなのに、ボロボロのおにぎりだと泣けてきます。それに、おにぎりから外した包装紙の隙間に必ず海苔の切れ端が残るんですよね。庶民ですから、それを見るにつけ心が惑わされるんです。指の先で、残った海苔の切れ端を取り出して食べようかと。それに引き換えて海苔しっとりタイプのおにぎりはビニールの包装を破ればすぐにガブリと頬張れる手軽さです。モグモグ。美味いサイコー!おにぎりに直接手を触れないから衛生的ですし、食べた後のテーブルもとっても綺麗です。海苔パリパリタイプのおにぎりの時のように、細かな海苔の破片を気にしなくてもいいですから。そしておにぎりの後に食べるパンは"たっぷりつぶあんデニッシュ"で決まりです。デニッシュ生地のパンに餡子がたっぷり入った逸品は美味すぎます。従来のあんぱん、揚げあんぱん、ミニあんぱんと、あん好きの私がいろいろ試した挙句に最後に辿り着いたパンですから間違いはありません。これも食べやすさからかパンの形状も丸型ではなく長方形なのがありがたい。サッと袋を破ってガブリとすぐに齧りつけます。またこれもパンに触れず食べられますから衛生的なんですよね。要するに私のお昼ごはんの選択基準は、すぐに食べられるか、何処でも食べやすいか、衛生的か、ゴミが少ないか、なのでしょう。4月に入ってやっと気温も暖かくなってきました。桜もいよいよ満開を迎えます。生憎の雨模様で数日ロスをしましたが、週末はお花見と参りませんか。一説によるとお花見はお米の豊作を祈願したものなので、お米から出来た食べ物を桜の樹にお見せして田の神様に感謝するのが良いんですって。おにぎり、お餅、お煎餅や日本酒など、お気に入りの食材を持って、風流にお花見ランチを楽しみたいですね。
こんにちは。ぼーんぐんです。黄砂の関係なんだろうかと、スカッと見渡せない空を眺めながら歩道を歩いていますと、目の前の大通りの交差点を渡り損ねてしまいました。しまったよ、急いでいたのに。私は左手にカバン。右腕にスプリングコートをかけた格好で待ち合わせの場所まで向かっているところです。急ぐ私の行く先を塞ぐように、大型バスや営業車、トラックやバイク達が排気ガスを吐き出して一斉に行き交い始めます。「焦れるなぁ。あとどのくらいだろう」何度も信号を確かめますが、まだ"赤"のまま。その歩行者用の赤信号の隣りに電光掲示板の文字が繰り返し流れているのを見つけました。「青になるまでお待ちください」大阪梅田には、青に変わるまでの時間をカウントダウンで表示してくれる信号機がありますが、こんなタイプの掲示板もあるんですね。きっと私を含めて関西人はせっかちな性分の人が多いので、気持ちを落ち着かせるために工夫をしているんでしょう。人は誰しも急いでいる時に待たされるのは苦痛です。特にいつ変わるか分からない信号をずっと待つのはね。通行量の少ない交差点で車が走ってなかったら、つい渡りたくなるのが人情というものです。だから「赤は止まれ」「青はススメ」と小学生でも知っている当たり前のことを、敢えて「赤では渡らないで、青に変わるまで待って」と電光掲示板で注意しているのでしょう。はい。落ち着いて渡りますね。この焦れる気持ちを抑える工夫はエレベーターにもあります。ボタンを押してもなかなかエレベーターが到着しない時ってありませんか。人気の商業施設など、早く希望の階に行きたい時ほど焦れてきます。それはエレベーターを待っている時も、乗っている時も同じです。どれだけ待てば良いか分からないから不安になります。そのためにエレベーターには階数表示があるんだと伺いました。今何処にエレベーターが居るか一目瞭然です。ビルの一階に居てボタンを押しても上層階へ向けて上がっている最中だったら、仕方ないと覚悟を決めます。この表示がないと焦れて待ちきれず何度もボタンを押したりするかも知れません。どちらも精神衛生上とても大事な機能なんですね。※今日4月1日は多くの新社会人の入社式でしょう。おめでとうございます。晴れやかな式典の後はオリエンテーションが一般的ですが、緊張した環境で盛りだくさんのメニューをこなしてもほとんど記憶に残らないものです。どんなに大切なことを言っても、受け手の記憶の彼方に消えてしまえば詮無いこと。会社側のやった感で終わらせず受けて側に伝わっているかの確認が大事ですね。大人の集中できる時間はたかが15分ぐらいですから適度に休憩を入れてメリハリを効かせる取り組みが今時だと聞きました。そして新入社員には自信をつけてもらうことが何より大事ですから、些細な事でも褒めてやり認めてあげる育て方が良いようです。新入社員は会社にとって"金の卵"です。そのような表現も最近あまり聞かなくなりましたが、人手が足りぬからと雑用だけで腐らせることのないように、将来の柱となる人材を計画的に育成したいところです。「青になるまでお待ちください」信号機やエレベーターの工夫の如く、会社のビジョンを語り価値観を共有するところを疎かにしないで、じっくりと個々の成長に関心を持ちたいですね。みなさんは如何お考えですか。
こんにちは。ぼーんぐんです。メガネを新調しました。本当は先月にもメガネを新調して運転免許証更新に臨みたかったんですけど、残念ながらタイミングが合わず買えずにいました。ところが先日職場でメガネの鼻パットが突然外れたんです。このままではパットを支えていたフレームの尖った金具が鼻の付け根に直にあたります。痛いよ!どっちみち買い替えの時期だったんですね。早速職場からの帰り道、駅前のメガネチェーン店に駆け込みます。落ち着いたBGMが流れる店内は新年度が近いからか多くの人で賑わっていました。若者からサラリーマンまで先客は皆それぞれ気になる商品を手に取り思案しています。私も負けじと店内を一周。ディスプレイから気に入ったデザインのフレームをピックアップしては試着してみる。その繰り返しです。私は近視が強いので裸眼では鏡に映った自分の顔がぼやけるんですよね。メガネをかけた雰囲気がわからない。まあ、容姿を気にする歳でもありませんから、スマホで自撮りすることはせず大体あえば良しと諦めます。フレームが決まれば次は検眼。順番を待って店員さんに託します。私のメガネは遠近両用です。学生時代からの近視にプラスして年齢からくる老眼に対応しなくてはなりません。不便になりました。検査機は2種類です。遠くのアドバルーンを覗くタイプと、昔ながらの"Cマーク"のタイプ。変わり映えしませんね。ほんの数分で終了です。あとは支払いを済ませば一週間後の完成を待つばかり。何とスピーディーな事か。昨今モノの値段は上がり続けていますがメガネだけは例外のようで比較的安価に買えるのは有り難いですね。一万円台のメガネは、さほど悩まず買える範囲で助かるんですけど、その分お店の接客対応はあっさりしたもの。遠い昔の記憶ではメガネは眼科の医療機器の取り扱いとばかりに白衣を着た専門家がいたものです。丁寧なアドバイスと時間をかけた接客で安心感がありました。しかし現代はこう参りません。白衣の専門家ではなく私服のアルバイト店員が機器を操作し、流れ作業のような扱いを受けます。客への手間を減らすことが低価格の秘訣なのでしょうね。実は鼻パットが外れた元のメガネは無料修理してくれましたので本当のところは新調しなくても良かったんです。でも私は小市民。相手に親切にされると買ってお返ししたくなるんですよね。まぁこれも縁。良いキッカケだったと納得することにしました。現代は身の回りにモノが溢れています。不要なものまで買う癖がついているんでしょうか。壊れても無いのに次々新しい物を買ったり、デザインが変わっただけで新製品に買い直す人も多くいます。何故いらない物まで買ってしまうんでしょうね。広告が巧みなのか日本人が豊かなのか。結局はストレス社会がもたらしている産物なのかもしれません。買い物はストレス解消になるようですから。食品スーパーでバスケット一杯の買い物も、その日のストレス発散だったりしませんか。買ったものの何割かは食べることも無くそのまま廃棄に回る現代ですから、本来はいる物をいる分量だけ買い求めるように改めるべきでしょう。しかし私を含めて大方は、お腹が空いた状態のまま食品スーパーで物色しますから必要以上の買物に走るんです。困ったものです。勿論これは有店舗に限ったことではなくスマホの買い物も同じかもしれません。手軽さは便利な反面よく考えずに物を買う癖を定着させました。SNSから流れてくる広告に惑わされすぐにポチッとね。本当に必要なのかは後回しになるんです。メガネの後日談。仕上がりの日に訪れますとクリーニング屋さんから洗濯物を受け取る感覚。レジでそのまま手渡しです。アレレ?昔は必ずあった仕上がり品をかけての検眼も今は省略されているようです。帰宅後家族の前で披露すると‥ありゃりゃ、手元が見えない!度数があってないようです。再度訪問して作り直しになりました。結局は二度手間でした。「安物買いの銭失い」という諺があります。これは安い物は品質が劣るから、結局高くつくという意味です。値段は安い方が家計にはありがたいですが、結局買い直すことになれば、時間の浪費、費用がかさんでしうということ。買い物は安さに基準を置くか、それとも納得感か。みなさんは如何お考えですか。
こんにちは。ぼーんぐんです。朝日が眩しい季節になりました朝の通勤時、歩道に差し込む太陽光線がちょうどダイレクトに目に突き刺さる高さなんです。「眩しい!」私は通勤時メガネとマスクを着用していますから、寒い朝はマスクから漏れる呼気が自分のメガネを曇らせて困っていました。この状態でさらに朝日をメガネに受けてしまうと完全に視界はゼロ。もはや自分が今どこを歩いているのか分からなくなります。こうなると感染リスクを恐れずにマスクを外すか、それとも近視を覚悟してメガネを取るか。はたまた陽射しの当たらぬ脇道に逸れてみるしか手はありません。さぁあなたならどうしますか。私は面倒くさくても一旦立ち止まりハンカチでメガネを拭っております。そしてマスクは顎まで下げ曇りを抑えます。足を踏み外し思わぬ怪我をしないように、常に視界をクリアーに保たないといけませんよね。しかし朝日だけは避けることはしません。だって朝日って眩しいけれど、それを上回るほどとっても気持ちが良いですから。そう思いませんか。じっと目を閉じて朝日に包まれてみてください。自分がまるでバッテリー切れのスマホなった気分になります。朝日を浴びると徐々にエネルギーが体内に溜まっていくような感覚に襲われるはずです。太陽エネルギー満タンは元気満タンの印です。そういえば以前見た健康番組でも朝日を積極的に浴びることを推奨していました。朝日を浴びると体内時計がリセットされ体にとても良いんですって。体内時計とは生体リズムのこと。この体に備わった機能は、昼夜の変化に合わせて体内の環境を変動させるんです。朝の光に含まれる青色のスペクトル成分にリセット効果があって、自律神経やホルモンバランス、免疫力の働きを正常化するんです。凄い仕組みですね。さらに幸せホルモンのセロトニンも分泌されると聞きますから朝日を吸収しない手はありません。また太陽は古来から信仰の対象でした。太陽は全知全能の神。ギリシャ神話のアポロン、エジプトのラー、日本神話では天照大神ですよね。想像力豊かに目を閉じると見えてきます。手を合わせて豊作を願う古代の人々の姿を。もっとも今は令和の時代。また私は農家ではありませんので太陽に向かって何を願いましょうか。まずは家内安全ですね。「家族が安泰で災厄がなく、安定した精神に活力がみなぎり、健康で過ごせること」なむなむ‥先日、社会人一年生としてひと足先に上京した娘の住まいを見てきました。東京のとある区のとある駅。そこから数分の立派なマンションの上層階が娘のこれからの住まいです。勤める会社の借り上げ社宅なんです。部屋に入るとベランダからの見晴らしは最高です。遠くの景色までよく見えます。私自身が上京した昭和の時代、当時の社宅ではお湯が出るだけで大騒ぎでしたが今はそんなのは当たり前。エアコンから浴室乾燥機までなんだって付いているんですからね。もちろん防犯対策もバッチリ。Wi-FiやLAN設備も標準装備ときます。羨ましい限りです。さらに昭和の時代は同期と2人部屋が当たり前でしたが、今はプライバシーに配慮でしょうか、ひとりで独占です。これだけ揃っていたらもう住むところに何の心配もありません。運び込んだ新品家電を前に取説を読む娘の後ろ姿を見ていると、幼かった頃の記憶が蘇ります。あのチビで頼りなかった我が子が、今こうして知らぬ街で社会人としてスタートを切ろうとしている。そう思うと胸が詰まり何とも言えない気持ちになります。あぁ寂し。外の空気を吸いにひとり部屋を出て、あらためてマンションを仰ぎ見ますと、空から優しく見つめる太陽と目が合いました。そのままそっと瞼を閉じ心で手を合わせながら娘を託す願い事をします。親離れ。そして子離れ。今年の新社会人は何万人なのでしょうか。その倍の数だけ私のような思いを持つ親がおり、さらにその倍の祖父母がいる。時代は変わり世代が変わる。どうか臆せず胸を張り、自分が思い描く未来へ向かって楽しんでほしいものです。そして、時に息苦しくなったらマスクをずらせばいいし、自分の呼気で目の前が曇ったら一度立ち止まり曇りを拭えば良い。焦らないで。少しずつ、すこしずつね。パパの光る君へ頑張れ!
こんにちは。ぼーんぐんです。食事の量を減らしたら体重が減るって本当ですね。即効性があります。先月お腹の具合が悪くて救急車のお世話になって以来お粥を主食としていますが、体重の減少が止まりません。意図しないダイエット効果に喜んでます。とにかく体重が減るということは良いことづくめなんですよ。例えばこんなこと。胃もたれしなくなった、睡眠が深くなった気がする、疲れが溜まりにくくなった気がする、お腹の贅肉が薄くなった気がする、顔のむくみが無くなった気がする、などなど体調面に限らず見た目も少しだけ若返ったようです。しかし万能とまではいきません。頭が冴えたり、人の3倍仕事が捗るまでにはもう少しお粥生活の継続が必要なんでしょう。このようにお粥ばかりを好んで食べる私を心配して、最近家内がやれタンパク質を摂れとかやれ野菜が不足しているなどと口うるさくなってきました。以前ならば食べ過ぎだからとオカズの量を減らされていましたから、今は大違いです。家内というのは、私が食べても食べなくても何か小言を言いたい生き物なのだと納得しています。実際のお粥による減量効果は2ケ月間に約4キロ。如何でしょうか。いかに今まで余分なものを体につけていたかということですね。毎夜、お風呂上がりの体重測定が楽しみになっています。喜びはそのまま好循環になります。お粥を食べる体が軽くなり動きやすくなる基礎代謝が増す体重が落ちる嬉しくなるお粥食を続ける‥てな具合。久しぶりに空腹を感じてから食事をしますから、食事が美味しく素材の味にも敏感になります。塩分や油分過多にも反応するようになります。あぁ本来こうあるべきなんだろうな。時間が来たから食事をするのではなく、自身の体と相談しお腹が空いたら適量食べる生活。当たり前だけど、そんな事もできないでいた食生活でした。今は体が喜んでます。しかし、そのあるべき生活が脅かされています。それはある大手ハンバーガーチェーンの広告からです。"今ならLサイズのポテト250円"職場の同僚の誘いについ手を出してしまいました。脳が味を覚えてるんでしょうね。あれだけ塩味を嫌がってたのに。もうダメです。やばいよ、やばいよ以来今週は毎日ポテト三昧‥もちろんLサイズでね。いかんなぁ。結果、毎日つけているスマホの体重グラフも右肩下がりの下降線がピタリと止まってしまいました。まだ上昇には転じていませんが危うい状態ですね。250円セールが終わるのが先か、私のリバウンドが先か。今後の私の意志が問われるところです。みなさんは誘惑にどのように立ち向かっていますか。上手く断ち切る術がありましたら是非ご教授ください。
こんにちは、ぼーんぐんです。 久方ぶりの歯医者です。外れた奥歯の"被せもの"をつけてもらおうと歯医者にやってきたんですけど、なかなか初診には順番が回ってきません。かれこれ40分かぁ‥早くしてくんないかな。しかし飛び込みで入ったこの歯医者さんは選んで正解だったかもしれません。何故なら予約で隙間なく一杯だから。これは地域の人に愛されている証拠です。患者がリピートするのは良い歯科医の証ですよね。ここ数年、私は歯を治療した記憶がありません。もともと医者嫌いのところに、子供の頃の虫歯治療の痛さを経験していますから、どうしても足が遠のくのです。また普段から食後の歯磨きはサボらない方なので虫歯にならずに済んでいるのかもしれません。今時、歯医者さんといえば"ホワイトニング"や"フッ素コート"など、治療よりも予防目的で通う人が多い様です。私の様に歯医者を怖がるのではなく、定期的に訪れて上手に付き合うのが良いのかもしれません。ウィーン、キュルルーー待合室で待つ間も奥の治療室から歯医者独特のモーター音が漏れてきます。うわぁコレコレ、この恐怖を煽る音!私はどうもこの音が苦手なんですよね。この音を聞くだけで自分の歯が削られてる気になって痛みまで感じてきます。少しでもその恐怖から逃れようと両手で耳を塞ぎます。そしてその手を振るわせながら"あーー"なんて声を出してますと、順番を待つ隣のおばさんから変な目で見られる始末。いや地獄です。シューズズー、キュイーン、ガゴーッ。手を外したらさっきより音が大きくなった気がしてきます。うわぁ嫌だ!やっぱ帰ろかな。心の声が溢れ出します。「どうせ被せ物が取れてたって反対側の奥歯で噛めば済む話だよな。無理して治してもらわんでもいいかも。しかも上手くすると接着剤を買ってきて自分で取れた金具を貼り付けられなくもないぞ」などとひとり合点をして帰り支度を始めたのを察知された様です。ついに名前が呼ばれました。「お待たせしました。治療室へどうぞ」重い足取りで恐る恐る治療室に入ると、既に5人ほどの患者さんが仰向けになって施術中です。ドリルの音はさらに近くなり地獄が近づいてきます。なのに案内された私の席はよりによってド真ん中の席。ギャー!左右の席から嫌なドリル音がサラウンドのように耳に入ってきます。もう気が遠くなりそうです。目の前には白を基調としたリクライニングシートが一席。早く座れとこっちを向いています。もちろんリクライニングシートといっても美容室のシートとは違い治療用のシート。横にはしっかりウガイ用のコップが付いています。そしてシートから伸びる治療用アームにはテーブルが付いていて、その上にはタービンやエンジンと呼ばれるドリルや付け替え器具の類が並びます。目からも恐怖がやってきます。さらに頭上に視線を上げると、大きなライトがじっと私を狙っています。もう隠れることは許されません。"アーメン"(仏教徒ですが)覚悟を決めてシートに腰掛けます。そして体を硬くしたまま、ぎこちなく背もたれに体重を委ねます。「ではシートを倒しますよ。リラックスしてくださいね」いつの間にか背後に来ていた先生から声をかけられます。"まな板の鯉"とはこのことか。とばかりに観念をして目を閉じそして口を目一杯大きく開けて待ちます。ひと通り点検が終わると先生よりこう告げられました。「奥歯の横が欠けたせいで被せ物が取れた様ですね。もう一度歯を削って被せ物は作り直しです」レントゲン、麻酔、お掃除、仮詰めを施してもらい次回予約となりました。やれやれ。新しい虫歯もなく他の治療が無かったのは何よりでしたが、被せてもらうためにもう一度来院して緊張するのかと思うと気が重いです。そして予約の日までは仮詰め歯の反対側で噛まないとダメですから何を食べても味など分ったものではありません。当分美味いものはお預けですね。普段は当たり前過ぎて気にも留めていない歯の健康ですが、一本でも患ってみますと改めて噛める幸せに気付かされます。「ありがとう。そしてこれからもよろしく」歯には一生お世話になりますからね。どうぞみなさんも早期治療や予防にと歯を大切になさってください。いつまでも美味しいものを美味しく頂きたいですからね。
こんにちは。ぼーんぐんです。みなさんには毎日行う朝のルーティンがありますか。私にはあります。私は出かける前に軽く肩や腰そして足首などをクルクル回す運動をルーティンにしています。特に今週のように足元が滑りやすい雨天の日には念入りに回したりします。理由は単純です。階段で、またはホームで、そして横断歩道で、咄嗟の時の柔軟性を高める為です。もちろん自分の体力には自信があります。まだ大丈夫だと自覚してはいるものの、それでも他人のスリップに巻き込まれるケースもありますからね。用心のために備えているんです。先日、夕飯終わりにソファに腰掛けスマホ操作をしていますと、ある医療従事者によるSNS投稿動画が目に留まりました。その投稿は、私たちが何気なく行なっている日常の動作を、体の使い方を少し変えることで、より楽に、より効果的に行える方法を伝えてくれてるんです。しかも専門家ならではの視点で、骨格や筋肉の使い方を説明しますから聞く側の納得感が違います。どれも明日から真似てみようと思うものばかりです。例えば足腰の柔軟性アップをテーマにした投稿がありました。従来では肩を回す柔軟運動では、肩に意識が集まることで筋肉が緊張してしまい上手く回せない人が多くいました。また、股関節の柔軟運動でも同様。回す意識が強すぎると腰が緊張して上手く回せないものだと指摘します。そこで投稿は続きます。ポイントは柔軟にしたい箇所に意識を集中するのではなく、それとは別の箇所に注意を逸らす"意識をずらす"ことが大事なんですって。要するに、先の例では肩ではなく手のひらに集中し、手のひらを大きく円を描く意識で回すと結果として肩が回る様になると指導されました。同じく腰ではなく膝に"意識をずらし"膝を大きく円を描くように回すと股関節が緩むという理屈なんです。なるほど、これは素晴らしい。私の様に起き抜けの体を力任せに動かしては、柔軟性を高めるどころか筋を痛める事だってありますものね。これからは"意識をずらす"様に改めてみます。他にも「電車内の疲れない立ち方」から「重く感じない荷物を持ち方」まで、日常の様々なシーンを取り上げて、わかりやすい解説を交えて教えてくれます。考えますと、自宅に居ながらにして無料で専門家の助言をいただけるなんて便利な世になったもんです。SNSの世界はいいですね。お互いの強みを寄せ合ってメリットを共有する世界。なんて素晴らしいんだと感心します。では私に出来ることはなんだろう。私の強みってなんだろうか。この様な駄文をばら撒くことで、誰かの暇つぶしのお役に立っているのだろうかと考えたりします。まあね、SNSが全て成功例で素晴らしい作品ばかりだとしたら、新しく投稿を始める人にとっては敷居が高く感じられます。その意味では私の様な緩い投稿があってもいいんでしょう。などと開き直って納得しています。私はさておき、みなさんの強みはなんですか。またその強みを発信なさっていますか。ひとりひとりの積極的な情報発信が、結局はまわり回ってまた自らの助けになる。そういうものです。しかし、そうはいっても力んではダメ。先の例のように肩に力が入ると上手く回らない様です。「人の役に立つ情報発信をしよう」と力むのではなく、少し"意識をずらす"ほうが良いのかもしれませんね。
こんにちは。ぼーんぐんです。コンビニで最近よく目にする"47%増量"の商品みなさんはご存知ですか。私もコンビニ店頭ポスターで知ってはいたんですけど、実物にはお目にかかれなくて残念に思っていました。それが昨日はタイミングが良かったのでしょう、ついに商品を手に入れました。「これが47%の増量かぁ」確かにずっしりとした重み。食べ応えがあるだろうなと思う反面、自分には食べ切る自信がありません。お土産ですね。「買ってきたよ」夕食前に買ってきた大きなおにぎりを4等分にして家族で分けて頂きました。ここのところテレビを付ければ大食い番組、コンビニではお得を謳った大盛り商品が目につきます。昨今の"値上げ"ラッシュの逆をいき、消費者心理に寄り添ったメーカー戦略なんでしょうね。「値上がり」は、庶民にとっては嫌な響きですが、企業にとってはやむを得ません。円安などからくる原材料費の高騰、燃料費や運賃までもが企業の適正な利益を圧迫してくるからです。それでも昔から景気循環は人間の心理状態によって生じると言います。消費者が不安になって財布の紐をきつくすると景気に悪影響がでますからね。ならば"値上がり"の文字からくるマイナスイメージを変えて見ましょうか。例えば言葉遊びで緩和できないかと、ひと文字だけ漢字を入れ替えてみました。如何でしょう。"値"の文字を"根"に変えてみると「根上がり」となります。こうなると言葉の意味がまるで違ってきます。"根上がり"は盆栽の世界では縁起の良い表現手法のひとつだと教えてもらいました。自然界の植物は風雨に耐え、時に根がむき出しになりながらも生き続けます。その力強い大自然の中で育つ逞しい植物の姿を表す技法が"根上がり"の技なんです。細かい根が集合したものや、幹のような太い1本の根でできたものなど、根の動きに合わせた枝づくりが盆栽では大切なんですね。「"根上がり"は逞しい生命力」だと聞くとプラスイメージで元気になってきませんか。盆栽を趣味にしている私もまた、親父から譲られた"真柏の根上がり盆栽"を大切に管理しパワーをもらっています。一般的に松柏盆栽の寿命は人の寿命よりもずっとながいんです。だから盆栽はひとからひとへと受け継がれるもの。大切にする気持ちを受け継いでいくんです。盆栽が大切に管理される一方で残念なのは街路樹の"根上がり"です。管理する都道府県や市区町村にもよりますが、根上がりした街路樹は切り倒されることが多いと聞きます。とても残念な事です。そもそもみなさんは、街路樹の"根上がり"ってご存知でしょうか。街路樹は生長するにつれて根が太くなります。年が経つほど植え付けられた場所が狭くなり、やがて根が歩道の縁石や舗装を持ち上げ始めるんですね。歩道がデコボコしてくるんです。そうなると歩行者が歩きづらくなります。特にお年寄りや車いす・ベビーカーの通行に支障をきたす状況となれば対策が必要になるんです。広々とした空間にある地方の街路樹ならばいざ知らず、都市部の交通量の多い場所の街路樹は若木に植え替えられるのは仕方ないのかもしれません。街と共に、またそこで暮らす人と共に一緒に大きくなってきた街路樹は、ひとに置き換えれば職場で定年を迎え余生を過ごす高齢者にも映ります。そう考えると規格に合わないからと街路樹を簡単に処理して街から切り捨てるのは如何なものかと心が痛みます。ものの値上がりに対抗するメーカーの"47%増量"のような発想に倣い、街路樹もまた活用の場はないものか。救うことができないのか。柔らかい発想での対策が求められます。
こんにちは。ぼーんぐんです。「動物好きなひと」や「ペットを飼っているひと」に悪い人はいないと聞きます。みなさんは良いひとでしょうか。我が家はモルモットを飼っています。玄関先のカゴの中に居るモルモットのもるちゃんは台湾生まれの女の子。我が家のアイドルなんです。普段はとってもつれないんですけどね。とても臆病な性格で名前を呼んでも近寄ってくれません。それどころか私が近くを通るだけで怯えて隠れる始末。何年経ってもこの状況に、ため息が漏れてしまいます。そんなシャイなもるちゃんと私の日課は出勤前の朝の挨拶です。私の"おはよう"の声に普段はジロリと目だけで挨拶を返してくれますが、たまに愛想よく鳴き声をあげてくれることもあります。キューキューキュー今朝もそうでした。よく通る可愛い声。でも私は知っています。こんな時は決まって餌をねだる時。餌箱に餌を入れておくれと知らせてるだけのことです。ペレット状の専用の餌を適量与えると、この時ばかりは待ちきれないと頭から餌箱に突っ込んでくる。この姿も可愛いんですよね。あぁー癒される。世の中には様々なペットが飼われていますが、どの子も飼い主にとっては安らぎを与えてくれる大切な宝物なんです。先日通勤電車のシートに腰を下ろし"うたた寝"していましたら妙な違和感を感じました。膝の上に置いた鞄を持つ私の手に、先ほどからサワサワと触れてくるものを感じるんです。なんだろう。初めは前に立つ乗客のコートの裾でも触れたのかと気にせずそのまま居眠りを決め込んでいましたが、繰り返し何度もサワサワするので不審に思い始めたんです。うっすら目を開けて状況を確認してみますと黒い大きな塊が右へ左へと動いてたんです。何事か。驚いて飛び起きますとそこには真っ黒な盲導犬が一匹。黒く澄んだ大きな瞳で私を見つめてきます。ワンちゃんかいな。隣には目の不自由なご婦人が吊革に捕まって立っています。盲導犬はそばにぴったり寄り添ってご婦人の目として働いているんですね。車内の様子を伺いますと乗客は皆一様に笑顔で盲導犬を見ています。中にはお利口な盲導犬に触れたくて仕方無い人まで現れます。ご婦人の後ろに立つシニアの男性もそのひとり。堪らず盲導犬の頭や体を優しく撫でています。優しいひとに撫でられると盲導犬も嬉しくなって大きなしっぽを左右に振り出します。それが先ほどから感じた違和感の原因。この尻尾が私の手に触れていたんですね。しかし本当は仕事中の盲導犬には触れたり、声をかけたりしてはいけないと聞いたことがあります。厳しく躾けられている盲導犬といえども完璧ではありません。注意が他に逸れてしまうと、守るべきご婦人への役割が疎かになる恐れがあるからだそうです。そっと見守ることが大事なんですね。確かに職場で働く私たちも同じです。集中して企画書の作成をしているお昼前に、隣の席で早飯されたら気が散りますよね。しかもそれがカレー味のカップ麺など匂いのキツイものならば堪ったものではありません。だから職場では仕事の邪魔にならぬようにお互いが気をつける事がエチケットになります。場所や時間をわきまえるのは暗黙のルール。それと同じことです。先日テレビ番組を見ていましたら、盲導犬の休日の過ごし方について話が出ました。実は盲導犬も仕事着のハーネスが外されると途端に元気になり走り回ると聞きます。仕事中に辛抱していた気持ちを一気に解放させるんです。盲導犬も普段は他の犬とおんなじ。もっと遊びたいし、もっとみんなで走り回りたい。それが本心なのでしょう。私たちが仕事終わりにストレスを発散させ元気になるのと似ています。ネクタイを外した時の開放感や、職場で着用する制服を脱いだ時の開放感に近いのかもしれません。そう思うとペットもオンとオフが必要なのでしょう。飼い主都合で檻に閉じ込めたり躾けたりする事が果たしてペットにとってはいかがなものか。ストレスになってやしないか。最低限の共同生活のルールは仕方がない面もありますが、過剰になり過ぎるとね。たまにはペットにも発散できる場が必要なのでしょう。私たちが一方的にペットに癒しを求めるばかりじゃなくて、ペットにも安らぎが必要だということです。冒頭の「動物好きなひとに悪い人はいない」の解釈が正しいか、機会がありましたら我が家のアイドルもるちゃんに聞いてみることにします。
こんにちは。ぼーんくんです。先日運転免許証の更新をしました。場所は門真運転試験場。大阪ではお馴染みの更新会場です。毎回免許証の更新時期が近づくと大変憂鬱な気分になるのは更新時間の長さから。朝一番に家を出ても半日潰れる覚悟じゃないとダメですからね。それが今回の更新は拍子抜け。予約制になった事で1時間で終わったんです。信じられますか。以前ならば、試験場の建物に入る前から始まる2列の大行列が今回は全くありません。予約時間前に対象者だけが僅かに並ぶ程度です。予約時間になれば順に暗証番号設定、料金支払い、視力検査、写真撮影、講習会と滞ることもありません。とってもスムーズな進行にただ戸惑うばかり。その結果、私の場合30分の講習会参加も含めて僅か1時間で新しい免許証を交付頂けたことは驚きしかありません。時間の大幅な短縮ですからね。便利になることはいいですね。大歓迎です。帰りの電車で早さの余韻に浸りながら改めて手にした免許証をじっくりと見ていますと、免許証自体にも新しい変化を確認しました。有効期限が西暦表記になったんですね。今までは有効期限といえば和暦のみ。私など5年単位のゴールド免許所持者は切り替え前には平成36年の免許証を持っていたんです。平成36年っていつやねん!西暦変換が容易くできずにいましたが今後は安心です。これからは西暦と和暦の併記ですからとっても分かりやすい。どちらの暦でも確認できるのは大きな変化です。ただ微妙なのは免許取得欄。ここだけは相変わらず和暦のみなので中途半端な感じは否めません。その他にも変化がないかと眺めていますと変な数字の列が目に止まります。免許証の交付欄の後ろの数字ですが、これは一体何を表してるんでしょうか。みなさんはここに表記されている5桁の数字の存在を気づいてらっしゃいましたか。念の為、写メしておいた更新前の免許証と見比べますと、確かに以前も同じ位置に5桁の数字が有りました。しかし今回とは違った数字だったんです。毎回の違う数字と言うことは、免許番号の一部ではないと言うことですよね。じゃこの数字の意味はなに?単なる発行枚数の連番なのかとも想像しますが、事務側の管理番号の類ならば、果たして免許証の表面に記載するんだろうか。うーん謎。サッパリ見当もつきません。また謎と言えば他にもあります。2つ設定した暗証番号も謎じゃありませんか。そもそもこの番号をどこで使うんだろう。それに何故2つ登録したんだろう。クエッションが頭の中を巡ります。まぁどうせ、まじまじと免許証を見るのも更新した時だけのこと。すぐに謎のことも忘れてしまうんでしょうけどね。みなさんも一度免許証を手に取ってじっくりと眺めてみませんか。意外な発見があるかもしれませんよ。私も今までなら、もっぱら写真写りが良いとか悪いとかそんな程度でしかなかったですけど、改めてしっかり見ると面白いもんです。運転免許証マイナンバーカード健康保険証今後の公の証明書の変化が楽しみです。スマホと一体となってより便利に扱える日が来るのか、さらに進化しペットで義務化されているように私たちの体内にも個人を識別できるようなICチップが埋め込まれる将来が来るのか。などと想像が膨らみます。いずれにしても管理する側の理論ではなく利用者視点で変化をさせてほしいもの。生活がより便利になったり、より豊かになるような運用を期待したいですね。
こんにちは。ぼーんぐんです。今朝、梅の香りに誘われるまま河原を歩いていますと川面をアメンボのようにスイスイ漕ぐレガッタの姿を見かけました。私の目の前を横切るのは5人1組の構成。4人の漕ぎ手がいる事からクォドルプルと呼ぶんでしょうか。スカル艇で4人の漕手と1人の舵手が乗るタイプ。4人の漕手がそれぞれ2本のオールを漕いでいます。真冬の川での練習を見て正直寒くないのかと心配になりましたが、きっと彼らは体から湯気が出るほどの運動量ですから寒さなど感じないんでしょう。水辺の競技は夏の季節が盛んですが、その時期の大会に出場できるのは、春の予選を勝ち進んだチームだけなのかもしれません。そう思うと漕ぐ手にも力が入るというもの。今の練習が実を結び本戦で良い戦いができる事を祈っています。ところでみなさんは水面を泳ぐアメンボの名の由来をご存知でしょうか。私はアメンボのアメの字は雨に関係するのかと思っていましたがどうやら違うようです。そもそもアメンボはカメムシの仲間ですから雨とは関係ありません。そうではなく鼻を近づけて嗅ぐと飴のような匂いがすることから「飴ん坊」と呼ばれるようになったと聞きました。同じ仲間なのにカメムシは臭い匂いでアメンボはとってもいい匂いがするって面白いですね。虫にとっても動物にとっても匂いは大切です。そのものの印象が大きくて変わりますからね。臭いカメムシは近寄りたくない代表ですが、飴の匂いがするアメンボならば近くにいても気にならないかもしれません。何なら自ら鼻を近づけて飴の匂いを確認したくなりますもんね。みなさんは匂いに敏感な方でしょうか。人の場合も匂いで印象は大きく変わります。満員電車やエレベーターの中など、密になる場面では人の匂いや自分の匂いが気になったりします。ましてや週末の電車内では、飲み屋帰りのオヤジの側には近寄りたくありませんよね。酒臭い!オヤジ臭い!ニンニク臭い!足臭い!年齢と共に加齢臭を纏うのは仕方ありませんが、できれば気をつけたいもの。エチケットは大切です。そもそも加齢臭のもとは皮脂成分の酸化が原因です。対策は毎日の入浴で皮膚を清潔に保つ事がポイントなんですよね。そして体が綺麗になったら清潔な衣類にも注意が必要です。とくに冬場の衣類は匂いのもと。冬場は昼が短く温度も低い事から、汚れてもせっせと洗濯できない事情があります。ましてや厚手物は注意が必要。汗をかいたら風通しする手間を惜しまない事が大事です。次に忘れがちなのが寝具の手入れですね。肌布団とマクラのケアは疎かに出来ません。特にマクラは顔の脂や皮脂で汚れてますから、定期的に交換することをオススメします。私がいま愛用しているのは"そばがら枕"です。横に向けたり斜めにしたり眠る体勢に合わせて自由に使えるところがお気に入りなんですけど いつまでも使えません。どうしても使い込むほどにそばがらが潰れてへたってきます。そんな時は歯ブラシと同じく消耗品と考えて買い替えています。体のケア衣類のケア寝具のケアみなさんはどのように匂い対策していますか。臭い匂いのカメムシさん?それとも匂いが気にならないアメンボさん?あなたはどっち?ご自身では気づかないようですから、くれぐれもお気をつけくださいませ。