( ^ω^)ブーンの無題小説 前編
88 名前: ◆3mfWSeVk8Q [] 投稿日:2006/02/04(土) 01:55:00.43 ID:aBEbDOiJ0
―――カラン
古臭いドアベルの音が店内に響く。カウンターの中にいたブーンは、その音に緊張した
今日はショボンに頼まれ一日店長を勤めているのだ。何か失敗しないか、気が気じゃない
「やあ、バーボンハウスへようこそだお。このテキーラはサービ……」
「君は……」
「え?」
入ってきた男は、ブーンの顔を見るなり、がっかりしたような声でつぶやいた
何か落ち度でもあったのだろうか、と不安になったが、それはどうも違ったらしい
「君は、いつもの彼とは違うみたいだね?」
「え、ええ、そうだお? それがどうかしたかお?」
「そうか……なら、今日はこれで失礼するよ。これ、おつりはいらないから」
ため息をついてから、男は千円札を一枚抜き、カウンターに置くと
そのままくるりと背を向けて店から出ようとする
が、それをブーンは引きとめた
「ま、まってくれお! せめて御代の分だけでも何か飲んでいってくれお!」
「…………」
このまま帰られては、店番失格だ。そう思い、引き止めてしまった
男は、ブーンの言葉にすこしだけ考えてから、
「それじゃあ、一杯もらおうかな……コーヒーは頂けるのかな?」
「かしこまりましたお!」
コートを脱がずに、席についた
94 名前: ◆3mfWSeVk8Q [] 投稿日:2006/02/04(土) 02:05:40.32 ID:aBEbDOiJ0
―――コポコポ
ゆっくりとコーヒーをサイフォンで抽出する音だけが、店内を満たす
客も、そしてブーンも、今のところ会話らしい会話を切り出せずにいた
「…………」
男は、目的の人物がいなかったから、話すべきかどうかを迷い
「…………」
ブーンは、引きとめたはいい物の、自分が男の望むところを果たせるか悩んでいた
程なく、コーヒーが出来上がり、ミルクポッドとスティックシュガーを添え、差し出す
男はコーヒーをスプーンでかき混ぜながら、息を吐くように尋ねた
「なぁ……君は、この仕事をどう思っている?」
「はい? この仕事……ですかお? バーボンハウスのことかお?」
ああそうだ、と、そこでスプーンを引き抜き、砂糖を入れる男
「いつもの彼ではないみたいだが、聞いてみたいんだ。どう思っている?」
「どうって……」
答えられるはずもなく、一日店長はおろおろとするばかりだった
流石にその様子が気の毒になったのか、男は片手でそれを制し、謝罪する
「いや、すまない。君に聞いても意味のないことだった」
「すみませんお……でも、なんでそんなことを聞くんだお?」
96 名前: ◆3mfWSeVk8Q [] 投稿日:2006/02/04(土) 02:15:56.94 ID:aBEbDOiJ0
―――カチャ
皿にスプーンを置く音と一緒に、男はため息
「そうだね……少し、自分の仕事に、疲れたのかな……。だから、誰かに聞いてみたかったんだ」
「そうだったのかお」
言ったは良いものの、定職を持たないブーンにはよくわからなかった
いつもこの店にいるショボンなら、あるいは何か的確なことが言えたのかもしれない
しかし、今、ここにいるのは自分と男だけ
そして、今自分はここの店長で、客をもてなす者である。だったら
「言ってみればいいお」
「ん? なんだって?」
「言ってみてくださいだお。僕は、何もできないけど、聞くだけならできるお」
自分にできることをしよう。思い、笑いかけながらそう言っていた
笑顔には不思議な力がある
男は、ブーンの笑顔に、何か思うところがあったのか、そうだね、と前置きしてから
「少し……愚痴のようなものだけどね、言わせてもらっても……いいのかな?」
「ええ、言うだけならタダだお!」
満面の笑みに、男は少し苦しそうに、その顔をゆがめた
98 名前: ◆3mfWSeVk8Q [] 投稿日:2006/02/04(土) 02:28:56.63 ID:aBEbDOiJ0
「ぼくはね、悪役って呼ばれるような仕事をしているんだ」
コーヒーを持ち上げるものの、口には運ばず、淡々と男は続ける
「よく、人から恨まれるんだ、そんな仕事をしているとね……」
「もちろん、それは仕方の無いことさ。それでも、少し辛いんだ」
少しどころか、今にも首を吊るのではないかというほど、男の顔は苦渋に満ちていた
「そりゃあね、ぼくのやることはどう考えても犯罪なんだ」
「なんで、そんなことをしなきゃならないのかって、よく悩む」
「それを誰かにわかってもらおうとは思わないし、わかってもらっちゃ困るんだ」
口をつきそうになったそれ以上の罵言は、コーヒーと一緒に飲み干す
「悩んでいるのを……解かられるのは、困るのかお?」
普通なら理解者を喜ぶだろうに、不思議なことだと思い、ブーンが聞くと
唇をかみ締めながら、男は頭を抱えてしまった
「いや、本当はわかってもらいたいんだ。でも、それだけは絶対にできないんだ」
「なんで、だお?」
102 名前: ◆3mfWSeVk8Q [] 投稿日:2006/02/04(土) 02:59:47.51 ID:aBEbDOiJ0
「ぼくは、悪役だからね……本来なら、悩んじゃいけない存在なんだよ……」
コーヒーカップが、奇妙な音を立ててきしみ始める
「悩まずに、自分の思うがままに悪事を働き、正義の味方に倒される」
「そして何度も立ち上がり、同じことを繰り返して、また倒される。それでも反省しない存在なんだ」
でもね。そう付け足すと、男はよりいっそうさびしげに、顔を曇らせる
「ぼくは……出来損ないなのか、そうはなれなかった……」
「やりたくもないのに、人を苦しめて、高笑いをし続けて、それが嫌で……」
「本当の本当に、骨の髄まで悪人になれたらって思っても、それもできない」
「そんな矛盾に、少し、疲れて……」
―――だからこの店に来たんだ
「『バーボンハウス』」
「スレタイに騙された人々をあざけるように、テキーラを出すこの店に」
「ここの主人もまた、ぼくと同じ『悪役』なんじゃないかなって、思ってね」
そこに、答えがあると思って。
しかし、それは口には出さない。出さなくても、きっと通じるはずだから
そして、視線で問う
臨時とはいえ、『悪役』その代理を務めるブーンに、何かの答えを期待して
「…………」
ブーンは視線にこめられた意思に、戸惑い、言葉を選ぶように黙り込み
しばらくして、吹っ切れたような表情で口を開いた
―――カラン
古臭いドアベルの音が店内に響く。カウンターの中にいたブーンは、その音に緊張した
今日はショボンに頼まれ一日店長を勤めているのだ。何か失敗しないか、気が気じゃない
「やあ、バーボンハウスへようこそだお。このテキーラはサービ……」
「君は……」
「え?」
入ってきた男は、ブーンの顔を見るなり、がっかりしたような声でつぶやいた
何か落ち度でもあったのだろうか、と不安になったが、それはどうも違ったらしい
「君は、いつもの彼とは違うみたいだね?」
「え、ええ、そうだお? それがどうかしたかお?」
「そうか……なら、今日はこれで失礼するよ。これ、おつりはいらないから」
ため息をついてから、男は千円札を一枚抜き、カウンターに置くと
そのままくるりと背を向けて店から出ようとする
が、それをブーンは引きとめた
「ま、まってくれお! せめて御代の分だけでも何か飲んでいってくれお!」
「…………」
このまま帰られては、店番失格だ。そう思い、引き止めてしまった
男は、ブーンの言葉にすこしだけ考えてから、
「それじゃあ、一杯もらおうかな……コーヒーは頂けるのかな?」
「かしこまりましたお!」
コートを脱がずに、席についた
94 名前: ◆3mfWSeVk8Q [] 投稿日:2006/02/04(土) 02:05:40.32 ID:aBEbDOiJ0
―――コポコポ
ゆっくりとコーヒーをサイフォンで抽出する音だけが、店内を満たす
客も、そしてブーンも、今のところ会話らしい会話を切り出せずにいた
「…………」
男は、目的の人物がいなかったから、話すべきかどうかを迷い
「…………」
ブーンは、引きとめたはいい物の、自分が男の望むところを果たせるか悩んでいた
程なく、コーヒーが出来上がり、ミルクポッドとスティックシュガーを添え、差し出す
男はコーヒーをスプーンでかき混ぜながら、息を吐くように尋ねた
「なぁ……君は、この仕事をどう思っている?」
「はい? この仕事……ですかお? バーボンハウスのことかお?」
ああそうだ、と、そこでスプーンを引き抜き、砂糖を入れる男
「いつもの彼ではないみたいだが、聞いてみたいんだ。どう思っている?」
「どうって……」
答えられるはずもなく、一日店長はおろおろとするばかりだった
流石にその様子が気の毒になったのか、男は片手でそれを制し、謝罪する
「いや、すまない。君に聞いても意味のないことだった」
「すみませんお……でも、なんでそんなことを聞くんだお?」
96 名前: ◆3mfWSeVk8Q [] 投稿日:2006/02/04(土) 02:15:56.94 ID:aBEbDOiJ0
―――カチャ
皿にスプーンを置く音と一緒に、男はため息
「そうだね……少し、自分の仕事に、疲れたのかな……。だから、誰かに聞いてみたかったんだ」
「そうだったのかお」
言ったは良いものの、定職を持たないブーンにはよくわからなかった
いつもこの店にいるショボンなら、あるいは何か的確なことが言えたのかもしれない
しかし、今、ここにいるのは自分と男だけ
そして、今自分はここの店長で、客をもてなす者である。だったら
「言ってみればいいお」
「ん? なんだって?」
「言ってみてくださいだお。僕は、何もできないけど、聞くだけならできるお」
自分にできることをしよう。思い、笑いかけながらそう言っていた
笑顔には不思議な力がある
男は、ブーンの笑顔に、何か思うところがあったのか、そうだね、と前置きしてから
「少し……愚痴のようなものだけどね、言わせてもらっても……いいのかな?」
「ええ、言うだけならタダだお!」
満面の笑みに、男は少し苦しそうに、その顔をゆがめた
98 名前: ◆3mfWSeVk8Q [] 投稿日:2006/02/04(土) 02:28:56.63 ID:aBEbDOiJ0
「ぼくはね、悪役って呼ばれるような仕事をしているんだ」
コーヒーを持ち上げるものの、口には運ばず、淡々と男は続ける
「よく、人から恨まれるんだ、そんな仕事をしているとね……」
「もちろん、それは仕方の無いことさ。それでも、少し辛いんだ」
少しどころか、今にも首を吊るのではないかというほど、男の顔は苦渋に満ちていた
「そりゃあね、ぼくのやることはどう考えても犯罪なんだ」
「なんで、そんなことをしなきゃならないのかって、よく悩む」
「それを誰かにわかってもらおうとは思わないし、わかってもらっちゃ困るんだ」
口をつきそうになったそれ以上の罵言は、コーヒーと一緒に飲み干す
「悩んでいるのを……解かられるのは、困るのかお?」
普通なら理解者を喜ぶだろうに、不思議なことだと思い、ブーンが聞くと
唇をかみ締めながら、男は頭を抱えてしまった
「いや、本当はわかってもらいたいんだ。でも、それだけは絶対にできないんだ」
「なんで、だお?」
102 名前: ◆3mfWSeVk8Q [] 投稿日:2006/02/04(土) 02:59:47.51 ID:aBEbDOiJ0
「ぼくは、悪役だからね……本来なら、悩んじゃいけない存在なんだよ……」
コーヒーカップが、奇妙な音を立ててきしみ始める
「悩まずに、自分の思うがままに悪事を働き、正義の味方に倒される」
「そして何度も立ち上がり、同じことを繰り返して、また倒される。それでも反省しない存在なんだ」
でもね。そう付け足すと、男はよりいっそうさびしげに、顔を曇らせる
「ぼくは……出来損ないなのか、そうはなれなかった……」
「やりたくもないのに、人を苦しめて、高笑いをし続けて、それが嫌で……」
「本当の本当に、骨の髄まで悪人になれたらって思っても、それもできない」
「そんな矛盾に、少し、疲れて……」
―――だからこの店に来たんだ
「『バーボンハウス』」
「スレタイに騙された人々をあざけるように、テキーラを出すこの店に」
「ここの主人もまた、ぼくと同じ『悪役』なんじゃないかなって、思ってね」
そこに、答えがあると思って。
しかし、それは口には出さない。出さなくても、きっと通じるはずだから
そして、視線で問う
臨時とはいえ、『悪役』その代理を務めるブーンに、何かの答えを期待して
「…………」
ブーンは視線にこめられた意思に、戸惑い、言葉を選ぶように黙り込み
しばらくして、吹っ切れたような表情で口を開いた
ブーンが現実世界に抜け出てしまったようです
674 名前:ブーンが現実世界に抜け出てしまったようです [] 投稿日:2006/01/29(日) 17:04:39.70 ID:yiRoWEOn0
「先生、パソコンが自我を持ち始める可能性がある、という話はご存知ですか」
研究室のソファに身を預け静かにコーヒーをすする僕の先生に、突拍子も無く問う。
「そのような難しいもの、私には分かりませんよ」
ほとんど真っ白になった髪、それとほとんど同じ色の口ひげ――といってもたった今
すすったコーヒーで少し茶色くなっているが――を撫でながら先生は答えた。
「パソコンはそんなに難しいものではないですよ、先生」
僕は先生の向かいのソファに座った。
「まぁそれは置いておいて。現在、パソコンの処理能力ってのは人間の脳のそれを
大きく上回っているらしいんです」
そして机の上に置かれた二つ目のコーヒーカップに手を伸ばす。
676 名前:ブーンが現実世界に抜け出てしまったようです[] 投稿日:2006/01/29(日) 17:05:01.81 ID:yiRoWEOn0
「そして今僕が注目しているのが、インターネットの巨大掲示板において形成されるAA
なんです。AAってのは、掲示板の利用者の間で共有されるキャラクターみたいなものの
のことなんですが。そのキャラクターの中でも、広く知れ渡ったもの。それが、固有の
性格をもって動き始めているんです」
先生が顔をゆがめる。
「難しいじゃないか、山本君」
僕は笑顔で返す。
「すみません。そこで僕が考えたのが、その有名になり、一つの固有の性格を持った
キャラクターが、掲示板という媒体を通さず一つの存在として生きはじめる、ってこと
なんですよ。もちろん、現在そのAAを“生かして”動かしているのは掲示板の利用者に
他ならないんですけどね。パソコンがAAの性格や挙動を記憶して、彼に新しい生命を
吹き込んでいく。そんな風に思うときがあるんです」
そこまで言って僕は言葉を切る。
コーヒーをすする音だけが響き、研究室はとても静かだ。先生はコーヒーカップを置き、
一つため息をついた。
677 名前:ブーンが現実世界に抜け出てしまったようです[] 投稿日:2006/01/29(日) 17:05:32.80 ID:yiRoWEOn0
「その、AAといったかね、名前はあるのかい」
「内藤ホライゾンです」
先生はまた口ひげを撫でる。
「変な名前だね」
「そうですか」
「山本君。私が思うに、彼は―内藤君は、不幸だ」
突拍子も無い先生の言葉に、僕は顔をしかめた。
「なぜです?」
「うん。先ほど、彼を動かしているのは掲示板の利用者だと君は言ったね。それはつまり、
少なからずその利用者の意識が彼に乗り移っているって事になるね」
「はい」
「その時点で、彼は生命として自立することは出来ないんだよ。他人の思考によって
成り立つ生命など、ありえない。あったとしても、彼には望みがないんだ。生きる目的が
無い」
先生はそう言ってまたコーヒーカップに手を伸ばした。僕は顔の前で手を組んで、考える。
乱雑に詰まれた資料の束の隙間から、時計の長針が目に入った。休憩時間が終わるまで
もう少し時間がある。
678 名前:ブーンが現実世界に抜け出てしまったようです[] 投稿日:2006/01/29(日) 17:06:07.83 ID:yiRoWEOn0
「それはどうですかね。生きる目的を僕たちで決めることならできます」
先生はコーヒーをすする動作を中断して僕を見た。
「それを生命と呼ぶのかね、君は」
「さぁ?どうでしょう。僕たちの生きる目的だって本能的なものは僕たちが決めたことじゃ
ないでしょうし」
僕は机にあるパソコンを起動した。最近の電子機器をあまり好まない先生の研究室の中で、
僕が持ち込んだこのノートパソコンだけが異質だ。
「これを見てください、先生」
僕は掲示板のうちの一つのスレッドを開き、先生に見せた。先生はそれを覗き込んでつぶやく。
「やっぱり難しいよ、私には」
情けない声を出す先生に、僕は思わず吹き出した。
「彼の生きる目的、それはこの掲示板に限って、走ることなんです」
「ふむ」
「現在はまだ徹底されてはいませんが、このAAがもっと有名になって掲示板以外の所でも
使用されるようになり、この本能にしたがって行動するようになれば、彼は本能を持つ一つの
生命として認められるのではないでしょうか?例えるなら、有名小説の主人公のように」
679 名前:ブーンが現実世界に抜け出てしまったようです[] 投稿日:2006/01/29(日) 17:06:41.51 ID:yiRoWEOn0
顔をゆがめたままの先生は、逃げるようにパソコンの画面に背を向けて、言った。
「ですがそれは掲示板の中に限ってのことでしょう。現実世界には現れますまいよ」
僕は笑ったまま言う。
「先生。ここも、掲示板の中も、現実世界です」
先生は机の上に置きっぱなしの二つのコーヒーカップを、研究室に据え付けられた流し台まで
もって行く途中で、ふと足を止めた。
「確かにそうかもしれんね」
先生からのレスポンスが嬉しかった僕は、話を続けようと立ち上がった。
だが先生はそんな僕の心を読んだかのように、壁にかけられた時計を指差して言う。
「だが山本君、もう休憩時間は終わりだ。話はやめて、作業にもどりなさい」
先生は流し台の蛇口をひねる。流れる水はぼたぼたと音を立てながら、僕の気力とともに
コーヒーカップの茶色を落としていく。
僕は先生に軽く返事をして、パソコンを後にした。
ディスプレイに映し出された一つのスレッドが、自動更新されて新たなレスがつく。
( ^ω^)「今日もブーンだお!風をかんじるお!」
( ^ω^)「あっちのスレが楽しそうだお!突撃するお!」
( ^ω^)「楽しいお!今日も幸せだお!ブーン!」
僕はついにそのレスを見ることは無かった。
「先生、パソコンが自我を持ち始める可能性がある、という話はご存知ですか」
研究室のソファに身を預け静かにコーヒーをすする僕の先生に、突拍子も無く問う。
「そのような難しいもの、私には分かりませんよ」
ほとんど真っ白になった髪、それとほとんど同じ色の口ひげ――といってもたった今
すすったコーヒーで少し茶色くなっているが――を撫でながら先生は答えた。
「パソコンはそんなに難しいものではないですよ、先生」
僕は先生の向かいのソファに座った。
「まぁそれは置いておいて。現在、パソコンの処理能力ってのは人間の脳のそれを
大きく上回っているらしいんです」
そして机の上に置かれた二つ目のコーヒーカップに手を伸ばす。
676 名前:ブーンが現実世界に抜け出てしまったようです[] 投稿日:2006/01/29(日) 17:05:01.81 ID:yiRoWEOn0
「そして今僕が注目しているのが、インターネットの巨大掲示板において形成されるAA
なんです。AAってのは、掲示板の利用者の間で共有されるキャラクターみたいなものの
のことなんですが。そのキャラクターの中でも、広く知れ渡ったもの。それが、固有の
性格をもって動き始めているんです」
先生が顔をゆがめる。
「難しいじゃないか、山本君」
僕は笑顔で返す。
「すみません。そこで僕が考えたのが、その有名になり、一つの固有の性格を持った
キャラクターが、掲示板という媒体を通さず一つの存在として生きはじめる、ってこと
なんですよ。もちろん、現在そのAAを“生かして”動かしているのは掲示板の利用者に
他ならないんですけどね。パソコンがAAの性格や挙動を記憶して、彼に新しい生命を
吹き込んでいく。そんな風に思うときがあるんです」
そこまで言って僕は言葉を切る。
コーヒーをすする音だけが響き、研究室はとても静かだ。先生はコーヒーカップを置き、
一つため息をついた。
677 名前:ブーンが現実世界に抜け出てしまったようです[] 投稿日:2006/01/29(日) 17:05:32.80 ID:yiRoWEOn0
「その、AAといったかね、名前はあるのかい」
「内藤ホライゾンです」
先生はまた口ひげを撫でる。
「変な名前だね」
「そうですか」
「山本君。私が思うに、彼は―内藤君は、不幸だ」
突拍子も無い先生の言葉に、僕は顔をしかめた。
「なぜです?」
「うん。先ほど、彼を動かしているのは掲示板の利用者だと君は言ったね。それはつまり、
少なからずその利用者の意識が彼に乗り移っているって事になるね」
「はい」
「その時点で、彼は生命として自立することは出来ないんだよ。他人の思考によって
成り立つ生命など、ありえない。あったとしても、彼には望みがないんだ。生きる目的が
無い」
先生はそう言ってまたコーヒーカップに手を伸ばした。僕は顔の前で手を組んで、考える。
乱雑に詰まれた資料の束の隙間から、時計の長針が目に入った。休憩時間が終わるまで
もう少し時間がある。
678 名前:ブーンが現実世界に抜け出てしまったようです[] 投稿日:2006/01/29(日) 17:06:07.83 ID:yiRoWEOn0
「それはどうですかね。生きる目的を僕たちで決めることならできます」
先生はコーヒーをすする動作を中断して僕を見た。
「それを生命と呼ぶのかね、君は」
「さぁ?どうでしょう。僕たちの生きる目的だって本能的なものは僕たちが決めたことじゃ
ないでしょうし」
僕は机にあるパソコンを起動した。最近の電子機器をあまり好まない先生の研究室の中で、
僕が持ち込んだこのノートパソコンだけが異質だ。
「これを見てください、先生」
僕は掲示板のうちの一つのスレッドを開き、先生に見せた。先生はそれを覗き込んでつぶやく。
「やっぱり難しいよ、私には」
情けない声を出す先生に、僕は思わず吹き出した。
「彼の生きる目的、それはこの掲示板に限って、走ることなんです」
「ふむ」
「現在はまだ徹底されてはいませんが、このAAがもっと有名になって掲示板以外の所でも
使用されるようになり、この本能にしたがって行動するようになれば、彼は本能を持つ一つの
生命として認められるのではないでしょうか?例えるなら、有名小説の主人公のように」
679 名前:ブーンが現実世界に抜け出てしまったようです[] 投稿日:2006/01/29(日) 17:06:41.51 ID:yiRoWEOn0
顔をゆがめたままの先生は、逃げるようにパソコンの画面に背を向けて、言った。
「ですがそれは掲示板の中に限ってのことでしょう。現実世界には現れますまいよ」
僕は笑ったまま言う。
「先生。ここも、掲示板の中も、現実世界です」
先生は机の上に置きっぱなしの二つのコーヒーカップを、研究室に据え付けられた流し台まで
もって行く途中で、ふと足を止めた。
「確かにそうかもしれんね」
先生からのレスポンスが嬉しかった僕は、話を続けようと立ち上がった。
だが先生はそんな僕の心を読んだかのように、壁にかけられた時計を指差して言う。
「だが山本君、もう休憩時間は終わりだ。話はやめて、作業にもどりなさい」
先生は流し台の蛇口をひねる。流れる水はぼたぼたと音を立てながら、僕の気力とともに
コーヒーカップの茶色を落としていく。
僕は先生に軽く返事をして、パソコンを後にした。
ディスプレイに映し出された一つのスレッドが、自動更新されて新たなレスがつく。
( ^ω^)「今日もブーンだお!風をかんじるお!」
( ^ω^)「あっちのスレが楽しそうだお!突撃するお!」
( ^ω^)「楽しいお!今日も幸せだお!ブーン!」
僕はついにそのレスを見ることは無かった。
( ^ω^)ブーンたちが何かをするようです 後編
656 名前: ◆MSf3aMYBGM [] 投稿日:2006/01/29(日) 16:48:20.98 ID:7Q5oY+dB0
いつも4人は一緒に登下校をしていた。
( ´ω`)「また掃除押し付けられたお・・・」
('A`)「はやくしろよー」
(;^ω^)「もうすぐ終わるお」
ξ゚⊿゚)ξ「うちに帰って待ってるからねー!!!!」
('A`)「うん!!そうしてくれー!!!!」
(;^ω^)「ごめんだおー!!!!」
ξ*゚⊿゚)ξ「か、勘違いしないでよね!!別に一緒に帰りたくない訳じゃないんだからね!!」
( ´ω`)「なんかそれ違うお・・・」
('A`)「いいから早く掃除しろよ」
659 名前: ◆MSf3aMYBGM [] 投稿日:2006/01/29(日) 16:48:40.14 ID:7Q5oY+dB0
( ´・ω・`)「おいおい、なんでみんな最近オレを避けるんだ?」
じゅぎょうを終えたショボンがブーン達の教室に来て言った。
(;^ω^)「いや、誰も避けてないお」
(#´・ω・`)「さけてるよ!!!!!」
('A`)「んー、かんちがいだべ」
(;^ω^)「のープロブレムだお!」
(#'A`)「とにかく気にすんなって言ってんだろ!!」
(;^ω^)「けんかはやめるお」
( ´・ω・`)「いや、待って。それ何?はやってんの?」
662 名前: ◆MSf3aMYBGM [] 投稿日:2006/01/29(日) 16:49:03.84 ID:7Q5oY+dB0
(;'A`)「いや、そんなことないんじゃね?いや、そうなのかな・・・モゴモゴ・・・」
(;^ω^)「まっはで掃除終わらせるからみんなで一緒に帰るお!」
(;'A`)「もっと慎重にならないとダメだろ(小声)」
(;^ω^)「うん・・・ごめんだお(小声)」
( ´・ω・`)「うはwwwwwお前らコソコソしちゃってwwwもしかしてできてんの?www」
(;^ω^)「ご、誤解だお!!」
(;'A`)「かんべんしてくれよー!!そういうことはよー!!」
( ´・ω・`)「なんだよー、水臭いなー。そういうことは早く言えよー」
(#'A`)「いいかげんにしろよ」
663 名前: ◆MSf3aMYBGM [] 投稿日:2006/01/29(日) 16:49:48.51 ID:7Q5oY+dB0
・
・
・
・
( ^ω^) ξ゚⊿゚)ξ ('A`)「おたんじょうびおめでとー!!」
ξ゚⊿゚)ξ「じつは3人でショボンの誕生日パーティーの計画してたの」
('A`)「いろいろ準備したんだぜ」
( ´;ω;`)「さんきゅー・・・・うっ・・・うっ・・・」
ξ゚⊿゚)ξ「ん?感激しちゃった?男の子のくせにぃ」
( ^ω^)「のープロブレム!!だお!!」
ξ゚⊿゚)ξ「とくにこのゲーム、予約するだけで大変だったのよ」
(*'A`)「けーきはオレが作ったんだぜ。さぁみんなでプーさんのビデオでも観るか!」
( ^ω^)ξ゚⊿゚)ξ(*'A`)( ´・ω・`)「いつまでも仲良しでいようね!!!」
【( ^ω^)ブーンのノッポの古時計】 完
667 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/01/29(日) 16:59:58.08 ID:DLrob3Wd0
>>659より前がイマイチ分からなかった俺orz
668 名前: ◆MSf3aMYBGM [] 投稿日:2006/01/29(日) 17:01:41.87 ID:7Q5oY+dB0
>>667
一応、4人は学生で仲良し幼なじみの設定なんです。
ショボンに内緒でバースデーの計画を立てるシーンから始まります。
良かったらタイトルも気にしてみてください><
670 名前: ◆MSf3aMYBGM [] 投稿日:2006/01/29(日) 17:02:35.74 ID:7Q5oY+dB0
ああ、じゃあ先に言っちゃう。
縦読みで頑張ってみました><
いつも4人は一緒に登下校をしていた。
( ´ω`)「また掃除押し付けられたお・・・」
('A`)「はやくしろよー」
(;^ω^)「もうすぐ終わるお」
ξ゚⊿゚)ξ「うちに帰って待ってるからねー!!!!」
('A`)「うん!!そうしてくれー!!!!」
(;^ω^)「ごめんだおー!!!!」
ξ*゚⊿゚)ξ「か、勘違いしないでよね!!別に一緒に帰りたくない訳じゃないんだからね!!」
( ´ω`)「なんかそれ違うお・・・」
('A`)「いいから早く掃除しろよ」
659 名前: ◆MSf3aMYBGM [] 投稿日:2006/01/29(日) 16:48:40.14 ID:7Q5oY+dB0
( ´・ω・`)「おいおい、なんでみんな最近オレを避けるんだ?」
じゅぎょうを終えたショボンがブーン達の教室に来て言った。
(;^ω^)「いや、誰も避けてないお」
(#´・ω・`)「さけてるよ!!!!!」
('A`)「んー、かんちがいだべ」
(;^ω^)「のープロブレムだお!」
(#'A`)「とにかく気にすんなって言ってんだろ!!」
(;^ω^)「けんかはやめるお」
( ´・ω・`)「いや、待って。それ何?はやってんの?」
662 名前: ◆MSf3aMYBGM [] 投稿日:2006/01/29(日) 16:49:03.84 ID:7Q5oY+dB0
(;'A`)「いや、そんなことないんじゃね?いや、そうなのかな・・・モゴモゴ・・・」
(;^ω^)「まっはで掃除終わらせるからみんなで一緒に帰るお!」
(;'A`)「もっと慎重にならないとダメだろ(小声)」
(;^ω^)「うん・・・ごめんだお(小声)」
( ´・ω・`)「うはwwwwwお前らコソコソしちゃってwwwもしかしてできてんの?www」
(;^ω^)「ご、誤解だお!!」
(;'A`)「かんべんしてくれよー!!そういうことはよー!!」
( ´・ω・`)「なんだよー、水臭いなー。そういうことは早く言えよー」
(#'A`)「いいかげんにしろよ」
663 名前: ◆MSf3aMYBGM [] 投稿日:2006/01/29(日) 16:49:48.51 ID:7Q5oY+dB0
・
・
・
・
( ^ω^) ξ゚⊿゚)ξ ('A`)「おたんじょうびおめでとー!!」
ξ゚⊿゚)ξ「じつは3人でショボンの誕生日パーティーの計画してたの」
('A`)「いろいろ準備したんだぜ」
( ´;ω;`)「さんきゅー・・・・うっ・・・うっ・・・」
ξ゚⊿゚)ξ「ん?感激しちゃった?男の子のくせにぃ」
( ^ω^)「のープロブレム!!だお!!」
ξ゚⊿゚)ξ「とくにこのゲーム、予約するだけで大変だったのよ」
(*'A`)「けーきはオレが作ったんだぜ。さぁみんなでプーさんのビデオでも観るか!」
( ^ω^)ξ゚⊿゚)ξ(*'A`)( ´・ω・`)「いつまでも仲良しでいようね!!!」
【( ^ω^)ブーンのノッポの古時計】 完
667 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/01/29(日) 16:59:58.08 ID:DLrob3Wd0
>>659より前がイマイチ分からなかった俺orz
668 名前: ◆MSf3aMYBGM [] 投稿日:2006/01/29(日) 17:01:41.87 ID:7Q5oY+dB0
>>667
一応、4人は学生で仲良し幼なじみの設定なんです。
ショボンに内緒でバースデーの計画を立てるシーンから始まります。
良かったらタイトルも気にしてみてください><
670 名前: ◆MSf3aMYBGM [] 投稿日:2006/01/29(日) 17:02:35.74 ID:7Q5oY+dB0
ああ、じゃあ先に言っちゃう。
縦読みで頑張ってみました><
( ^ω^)ブーンたちが何かをするようです 前編
651 名前: ◆MSf3aMYBGM [] 投稿日:2006/01/29(日) 16:46:43.81 ID:7Q5oY+dB0
【タイトルは最後に】
( ^ω^)「お先真っ暗だお・・・」
ξ゚⊿゚)ξ「おおきなお世話よ!」
(;^ω^)「き、気にしないでだお!!独り言だお!!」
ξ゚⊿゚)ξ「なに言ってるの?気にせずにいられないわよ!!」
('A`)「のープロブレム」
(;^ω^)「つん、その通りだお」
('A`)「ぽてちでも食べて落ち着いて」
ξ゚⊿゚)ξ「のープロブレム・・・?・・・・そうね」
( ^ω^)「ふしぎな呪文だお」
('A`)「るーるブックの1番上に書いとくか」
ξ゚⊿゚)ξ「どうしよっか、これから」
( ^ω^)「けいかくを立てるお!!」
('A`)「いいねぇ」
652 名前: ◆MSf3aMYBGM [] 投稿日:2006/01/29(日) 16:47:09.70 ID:7Q5oY+dB0
('A`)「お前は見張りな」
( ^ω^)「じゃあ実行係はドクオかお?」
('A`)「いいよ」
ξ゚⊿゚)ξ「さんせい!!」
('A`)「んー、ツンは連絡係ってことにしておけば」
( ^ω^)「のープロブレム!!だお!!」
('A`)「とりあえずそんな感じでいいよな?」
ξ゚⊿゚)ξ「けっていね」
('A`)「いよっゃー!!頑張ってみるか」
653 名前: ◆MSf3aMYBGM [] 投稿日:2006/01/29(日) 16:47:33.38 ID:7Q5oY+dB0
おさななじみのブーン、ドクオ、ツンの3人。
じつはもう1人、ショボンという少年がいるのだが
いつものようにみんなの集まる秘密基地に、今日は来なかった。
( ^ω^)「さがしてくるかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「んー、ほっときましょ」
('A`)「のープロブレム」
( ^ω^)「うまくいくといいお!」
ξ゚⊿゚)ξ「まぁ計画通りにやれば大丈夫でしょ」
( ^ω^)「れんたるビデオはどうするお?」
('A`)「たいのうしないようにしなきゃな」
ξ゚⊿゚)ξ「あー、当日返却は大変だわ」
( ^ω^)「さん泊くらいにするかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「に泊でいいわよ」
655 名前: ◆MSf3aMYBGM [] 投稿日:2006/01/29(日) 16:47:58.90 ID:7Q5oY+dB0
ξ゚⊿゚)ξ「かならず成功させようね」
ξ゚⊿゚)ξ「って聞いてるの?」
(;^ω^)「てきに気付かれそうだお(小声)」
ξ゚⊿゚)ξ「きこえたかしら?(小声)」
( ^ω^)「たぶん大丈夫だお」
ξ゚⊿゚)ξ「とにかく成功させましょうね」
('A`)「けがだけはしないようにしような」
( ^ω^)「いえにあのビデオあったかもしれないお・・・・」
('A`)「さきに言えよ」
【タイトルは最後に】
( ^ω^)「お先真っ暗だお・・・」
ξ゚⊿゚)ξ「おおきなお世話よ!」
(;^ω^)「き、気にしないでだお!!独り言だお!!」
ξ゚⊿゚)ξ「なに言ってるの?気にせずにいられないわよ!!」
('A`)「のープロブレム」
(;^ω^)「つん、その通りだお」
('A`)「ぽてちでも食べて落ち着いて」
ξ゚⊿゚)ξ「のープロブレム・・・?・・・・そうね」
( ^ω^)「ふしぎな呪文だお」
('A`)「るーるブックの1番上に書いとくか」
ξ゚⊿゚)ξ「どうしよっか、これから」
( ^ω^)「けいかくを立てるお!!」
('A`)「いいねぇ」
652 名前: ◆MSf3aMYBGM [] 投稿日:2006/01/29(日) 16:47:09.70 ID:7Q5oY+dB0
('A`)「お前は見張りな」
( ^ω^)「じゃあ実行係はドクオかお?」
('A`)「いいよ」
ξ゚⊿゚)ξ「さんせい!!」
('A`)「んー、ツンは連絡係ってことにしておけば」
( ^ω^)「のープロブレム!!だお!!」
('A`)「とりあえずそんな感じでいいよな?」
ξ゚⊿゚)ξ「けっていね」
('A`)「いよっゃー!!頑張ってみるか」
653 名前: ◆MSf3aMYBGM [] 投稿日:2006/01/29(日) 16:47:33.38 ID:7Q5oY+dB0
おさななじみのブーン、ドクオ、ツンの3人。
じつはもう1人、ショボンという少年がいるのだが
いつものようにみんなの集まる秘密基地に、今日は来なかった。
( ^ω^)「さがしてくるかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「んー、ほっときましょ」
('A`)「のープロブレム」
( ^ω^)「うまくいくといいお!」
ξ゚⊿゚)ξ「まぁ計画通りにやれば大丈夫でしょ」
( ^ω^)「れんたるビデオはどうするお?」
('A`)「たいのうしないようにしなきゃな」
ξ゚⊿゚)ξ「あー、当日返却は大変だわ」
( ^ω^)「さん泊くらいにするかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「に泊でいいわよ」
655 名前: ◆MSf3aMYBGM [] 投稿日:2006/01/29(日) 16:47:58.90 ID:7Q5oY+dB0
ξ゚⊿゚)ξ「かならず成功させようね」
ξ゚⊿゚)ξ「って聞いてるの?」
(;^ω^)「てきに気付かれそうだお(小声)」
ξ゚⊿゚)ξ「きこえたかしら?(小声)」
( ^ω^)「たぶん大丈夫だお」
ξ゚⊿゚)ξ「とにかく成功させましょうね」
('A`)「けがだけはしないようにしような」
( ^ω^)「いえにあのビデオあったかもしれないお・・・・」
('A`)「さきに言えよ」
ブーンの通う学校に凶器を持った男達が入ってきたようです3
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/16(金) 22:09:52 ID:d1MkZiSq0
いくら悪人でも、こんなに冷静に人を刺すものなのだろうか。
刺されたエキサイト先生は周りに居た男達の手によって何処かへ連れて行かれた。
無理も無い、大人の男が居ればそれだけで目的の邪魔になる。
よく分からない先生ではあったが、武器を持った連中に立ち向かう勇気が彼にはあったことは確かだ。
先生の居なくなった5組には、怯える生徒を支える物は無い。
ましてやこのクラスの男子はブーンと、目立たないガリ勉タイプの男の子のみ。
ブーンは人知れずそのプレッシャーを感じていた。
(::^ω^)「(今はまだじっとしているしか無いお・・・・・)」
幸い男はそれから動きを見せない。
ただ一つ、ナイフがまだ女子のクビ元に添えられていること以外は。
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/16(金) 22:13:22 ID:d1MkZiSq0
あれだけの騒ぎなのに誰も5組の惨事に気付かなかったのには訳があった。
7組、8組は別の教室で授業をしていた。そして普通科の連中は学校に居ない。
6組は何故気付かなかったのか・・・・・・いや、気付けなかった。気付く余裕が無かった。
ここにもまた、凶器を持った数人の男が生徒を人質に取っていた。
人質は──────ツン
ツンに向けられていたのは刃物ではない。
布か何かで覆っているが、その黒く不気味に光る物がなんなのかは直感的に分かった。
───────拳銃?
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/16(金) 22:31:03 ID:d1MkZiSq0
ξ*゚⊿゚)ξ「・・・・・・・・・・・・・」
青冷めたツンは一言も言葉を発することが出来なかった。
が、自分のおかれている状況は分かっていた。
ξ*゚⊿゚)ξ「(拳銃・・・・・?まさか・・・・ここは日本よね・・・・・もしかしてモデルガン・・・?)」
───どうせ偽物だろう───
現実離れしすぎたものを直に見せられた今、そう考えるほうが自然だった。
『布で隠しているのが何よりの証拠、どうせエアガンか何かじゃないのか・・・・』
「そんなもん偽物だろバーーーーカwwwwwwww」
クラス一のひょうきん者の男子がそう叫んだ
それに安心したのか、クラスがまたざわつき始める。
( ´,_ゝ`)「・・・・・・・・・・」
無言で銃を持った男は天井に銃口を向けた。
パアァァァァーーーーーーーーン
銃口からは煙が漏れ、薬莢が床に落ちるカランカランという音が静かな教室によく響いた。
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/16(金) 22:42:06 ID:d1MkZiSq0
あまりのショックに気が動転して、クラスにまたとてつもなく重苦しい静けさが戻る。
口をパクパクさせるが言葉にならない。泣き出す者も居る。それを周りが必死で泣き止まそうとしている。
またうるさくなっては誰かが殺されるかもしれない。泣くのをこらえ、嗚咽だけが漏れていた。
さっきのひょうきん者は、自分が殺されるのではないのかという恐怖からか、小刻みに体が震えている。
誰一人として銃を偽物であると疑う物は居なかった。
ただ一人を除いては
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/16(金) 22:49:55 ID:d1MkZiSq0
(´・ω・`)「・・・・・・・・」
視力2.0の小さな瞳がジッと天井を見つめていた。
天井には何も無い。シミも傷も、そして
銃弾の当たった跡さえも
天井に穴は開いていなかった。
男は教壇の脇でツンを抱え、そこから上に向け発砲した。
前から2列目に座るショボンの目、ましてや視力2.0に銃痕が見えないはずはなかった。
(´・ω・`)「(穴が開いてない・・・・・・やっぱり偽物・・・・?)」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/16(金) 23:13:14 ID:d1MkZiSq0
ドクオは理科の授業のため教室を離れていた。
('A`)「保健室でも行ってサボるか・・・」
頭のいいドクオにとって一時間くらい授業を休むことはなんでもなかった。
('A`)「先生・・・具合悪いんで保健室行ってきます・・・・」
元々顔色の悪いドクオだ。疑うことなく先生は早く行くよう諭した。
保健室までの時間『どうやって言い訳して休もうか』というばかり考えていた
1000人も居るこの学校では授業をサボるために保健室に逃げる生徒も多く居る。
いちいちベットで寝かせていたのではラチがあかない。
生半可な演技ではすぐに返されてしまうのだ。
('A`)「(第一声が大事だな・・・・)」
ドアをゆっくりゆっくり開いた
('A`)「先生・・・・・・吐きそう・・・・・・」
しぼり出すような声、もちろん演技だが弱弱しくそう言った。
次の瞬間、ドクオはその目を疑った。
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:06:52 ID:z7KFSLb/O
ネ申スレの悪寒
そしてほす
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:17:30 ID:Tj25LnB50
>>1
ちょwwww展開ヨメナス
いくら悪人でも、こんなに冷静に人を刺すものなのだろうか。
刺されたエキサイト先生は周りに居た男達の手によって何処かへ連れて行かれた。
無理も無い、大人の男が居ればそれだけで目的の邪魔になる。
よく分からない先生ではあったが、武器を持った連中に立ち向かう勇気が彼にはあったことは確かだ。
先生の居なくなった5組には、怯える生徒を支える物は無い。
ましてやこのクラスの男子はブーンと、目立たないガリ勉タイプの男の子のみ。
ブーンは人知れずそのプレッシャーを感じていた。
(::^ω^)「(今はまだじっとしているしか無いお・・・・・)」
幸い男はそれから動きを見せない。
ただ一つ、ナイフがまだ女子のクビ元に添えられていること以外は。
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/16(金) 22:13:22 ID:d1MkZiSq0
あれだけの騒ぎなのに誰も5組の惨事に気付かなかったのには訳があった。
7組、8組は別の教室で授業をしていた。そして普通科の連中は学校に居ない。
6組は何故気付かなかったのか・・・・・・いや、気付けなかった。気付く余裕が無かった。
ここにもまた、凶器を持った数人の男が生徒を人質に取っていた。
人質は──────ツン
ツンに向けられていたのは刃物ではない。
布か何かで覆っているが、その黒く不気味に光る物がなんなのかは直感的に分かった。
───────拳銃?
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/16(金) 22:31:03 ID:d1MkZiSq0
ξ*゚⊿゚)ξ「・・・・・・・・・・・・・」
青冷めたツンは一言も言葉を発することが出来なかった。
が、自分のおかれている状況は分かっていた。
ξ*゚⊿゚)ξ「(拳銃・・・・・?まさか・・・・ここは日本よね・・・・・もしかしてモデルガン・・・?)」
───どうせ偽物だろう───
現実離れしすぎたものを直に見せられた今、そう考えるほうが自然だった。
『布で隠しているのが何よりの証拠、どうせエアガンか何かじゃないのか・・・・』
「そんなもん偽物だろバーーーーカwwwwwwww」
クラス一のひょうきん者の男子がそう叫んだ
それに安心したのか、クラスがまたざわつき始める。
( ´,_ゝ`)「・・・・・・・・・・」
無言で銃を持った男は天井に銃口を向けた。
パアァァァァーーーーーーーーン
銃口からは煙が漏れ、薬莢が床に落ちるカランカランという音が静かな教室によく響いた。
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/16(金) 22:42:06 ID:d1MkZiSq0
あまりのショックに気が動転して、クラスにまたとてつもなく重苦しい静けさが戻る。
口をパクパクさせるが言葉にならない。泣き出す者も居る。それを周りが必死で泣き止まそうとしている。
またうるさくなっては誰かが殺されるかもしれない。泣くのをこらえ、嗚咽だけが漏れていた。
さっきのひょうきん者は、自分が殺されるのではないのかという恐怖からか、小刻みに体が震えている。
誰一人として銃を偽物であると疑う物は居なかった。
ただ一人を除いては
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/16(金) 22:49:55 ID:d1MkZiSq0
(´・ω・`)「・・・・・・・・」
視力2.0の小さな瞳がジッと天井を見つめていた。
天井には何も無い。シミも傷も、そして
銃弾の当たった跡さえも
天井に穴は開いていなかった。
男は教壇の脇でツンを抱え、そこから上に向け発砲した。
前から2列目に座るショボンの目、ましてや視力2.0に銃痕が見えないはずはなかった。
(´・ω・`)「(穴が開いてない・・・・・・やっぱり偽物・・・・?)」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/16(金) 23:13:14 ID:d1MkZiSq0
ドクオは理科の授業のため教室を離れていた。
('A`)「保健室でも行ってサボるか・・・」
頭のいいドクオにとって一時間くらい授業を休むことはなんでもなかった。
('A`)「先生・・・具合悪いんで保健室行ってきます・・・・」
元々顔色の悪いドクオだ。疑うことなく先生は早く行くよう諭した。
保健室までの時間『どうやって言い訳して休もうか』というばかり考えていた
1000人も居るこの学校では授業をサボるために保健室に逃げる生徒も多く居る。
いちいちベットで寝かせていたのではラチがあかない。
生半可な演技ではすぐに返されてしまうのだ。
('A`)「(第一声が大事だな・・・・)」
ドアをゆっくりゆっくり開いた
('A`)「先生・・・・・・吐きそう・・・・・・」
しぼり出すような声、もちろん演技だが弱弱しくそう言った。
次の瞬間、ドクオはその目を疑った。
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:06:52 ID:z7KFSLb/O
ネ申スレの悪寒
そしてほす
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:17:30 ID:Tj25LnB50
>>1
ちょwwww展開ヨメナス
⊂二二( ^ω^)二⊃ブーン
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 13:47:58 ID:OqguiX8v0
日本版ブーン
⊂二二( ^ω^)二⊃ブーン
海外版ブーン
c==( ^uu^)=o boon
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 13:48:00 ID:FQ3N7WdM0
o ゜
o ________ ゚ o
/________ヽ ゚ 。
. ○. || i |/||。 ! || 。o 。 o ゜
||/o/ || 。 / || o 。
o . || /ヽ. || // || 。 ゜ ゜ ○
. . || ** .||/∧ || o ゜ ○
。 || (*゚ー゚)||(゚Д゚,).゚ || o ○ o ゚
. ゜。 || ノ;;;@ノ||っ∀ソ ||| o 。 ○
゜ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|○ ゜ 。
o ゜  ̄ ̄ ̄゜ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ○ ゜ o
o o o Merry Christmas
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 13:48:13 ID:sgZO0fH10
はいはいわろすわろすwww
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 13:48:38 ID:o1/L9SnI0
すっげ
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 13:48:56 ID:wTWsEUUY0
⊂二二( ;ω;)二⊃ブーン
日本版ブーン
⊂二二( ^ω^)二⊃ブーン
海外版ブーン
c==( ^uu^)=o boon
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 13:48:00 ID:FQ3N7WdM0
o ゜
o ________ ゚ o
/________ヽ ゚ 。
. ○. || i |/||。 ! || 。o 。 o ゜
||/o/ || 。 / || o 。
o . || /ヽ. || // || 。 ゜ ゜ ○
. . || ** .||/∧ || o ゜ ○
。 || (*゚ー゚)||(゚Д゚,).゚ || o ○ o ゚
. ゜。 || ノ;;;@ノ||っ∀ソ ||| o 。 ○
゜ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|○ ゜ 。
o ゜  ̄ ̄ ̄゜ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ○ ゜ o
o o o Merry Christmas
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 13:48:13 ID:sgZO0fH10
はいはいわろすわろすwww
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 13:48:38 ID:o1/L9SnI0
すっげ
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 13:48:56 ID:wTWsEUUY0
⊂二二( ;ω;)二⊃ブーン
ブーンスレの作者たちちょっと来い
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 11:15:46 ID:wch45Mtv0
ブーンスレの乱立でどれを読めばいいかわからん。
参考にするから作者たちが影響を受けた他のブーンスレを教えてくれ。
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 11:16:29 ID:9XhwdJii0
どれも糞
4 名前: ◆WRpFlU4Qak [] 投稿日:2005/12/17(土) 11:39:17 ID:e7RnFjReO
ここで作者気取りの俺が来ましたよ。
マフィアスレの作者はガチ
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 11:50:43 ID:wch45Mtv0
>>4
何書いてる人?
7 名前: 185 ◆fNHQO2MdR. [] 投稿日:2005/12/17(土) 12:05:58 ID:mhyxZZ4fO
俺は仮面ライダーBOONかな?
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:07:12 ID:SLtoSubT0
世界が崩壊したようです好き
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:10:52 ID:acfuoWrf0
崩壊に1票
マジオススメ
10 名前: ◆WOH4PGkKw. [] 投稿日:2005/12/17(土) 12:14:34 ID:tu5CESGy0
悪魔召還プログラムスレ
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:15:45 ID:wisjXx+c0
ツン死
トリ割れたからもう帰ってきてくれないかもしれないけど
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:19:29 ID:Vb9B9dee0
どれも糞だから読む必要ない
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:28:21 ID:XdKr5VFc0
ブーンのバイオの話が結構良かった
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:30:08 ID:bC5TOymoO
パイロット、記憶喪失、マフィアが神だな。これらを超えるのは難しいんじゃないか
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:30:58 ID:TCGdW1c/0
タイトルをオチに持ってくる人が好きだ
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:32:28 ID:iJ5VQz7z0
全部ログもってきてくれ
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:33:05 ID:TCGdW1c/0
何の?
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/12/17(土) 12:34:18 ID:5RWfPQqEO
いつのまにブーン=小説になったんだ?
ネタスレ以外は全部つまらんよ
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:34:24 ID:rU7p2vyBO
古いけどマリオの話に感銘を受けて書きました
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:40:13 ID:W2q+dEONO
ずっと気になってたんだが戦闘機に乗るようですの本編はどうなった?
完結したのか?
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:48:38 ID:iJ5VQz7z0
崩壊と記憶喪失見たいよ
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:49:41 ID:tfbX+lZPO
仮面ランナーホライゾン
Σ(〇ω〇)
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:55:11 ID:rSFCySPm0
>>24
ヒント:ブーンがパイロット~とブーンが戦闘機に乗るようですは別物
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:56:20 ID:lPcB2KPaO
ネムタスはどうなったっけ
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 13:00:58 ID:Vi06IoJ+0
,.:-一;:、
ミ;;:;,. _,.;:゙ミ
,r( ^ω^) 寒いお・・・
ツィー=ニ彡'
~'l つとノ
u‐―u'
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 13:11:15 ID:r9gYbKzg0
スパロボはライブで見てこそ面白いとおも
31 名前:以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 13:22:10 ID:KX+yMidbO
やっぱ無糖先生のブーンが記憶喪失のやつだな…
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 13:28:34 ID:CtpTLNSMO
◆eUdBwL0zGs
こいつだけはガチ
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 13:35:34 ID:wisjXx+c0
>>33
同意。
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/12/17(土) 14:17:30 ID:rSFCySPm0
ブーンじゃなくて別のヤツで書くかなぁ
ブーンスレの乱立でどれを読めばいいかわからん。
参考にするから作者たちが影響を受けた他のブーンスレを教えてくれ。
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 11:16:29 ID:9XhwdJii0
どれも糞
4 名前: ◆WRpFlU4Qak [] 投稿日:2005/12/17(土) 11:39:17 ID:e7RnFjReO
ここで作者気取りの俺が来ましたよ。
マフィアスレの作者はガチ
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 11:50:43 ID:wch45Mtv0
>>4
何書いてる人?
7 名前: 185 ◆fNHQO2MdR. [] 投稿日:2005/12/17(土) 12:05:58 ID:mhyxZZ4fO
俺は仮面ライダーBOONかな?
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:07:12 ID:SLtoSubT0
世界が崩壊したようです好き
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:10:52 ID:acfuoWrf0
崩壊に1票
マジオススメ
10 名前: ◆WOH4PGkKw. [] 投稿日:2005/12/17(土) 12:14:34 ID:tu5CESGy0
悪魔召還プログラムスレ
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:15:45 ID:wisjXx+c0
ツン死
トリ割れたからもう帰ってきてくれないかもしれないけど
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:19:29 ID:Vb9B9dee0
どれも糞だから読む必要ない
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:28:21 ID:XdKr5VFc0
ブーンのバイオの話が結構良かった
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:30:08 ID:bC5TOymoO
パイロット、記憶喪失、マフィアが神だな。これらを超えるのは難しいんじゃないか
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:30:58 ID:TCGdW1c/0
タイトルをオチに持ってくる人が好きだ
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:32:28 ID:iJ5VQz7z0
全部ログもってきてくれ
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:33:05 ID:TCGdW1c/0
何の?
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/12/17(土) 12:34:18 ID:5RWfPQqEO
いつのまにブーン=小説になったんだ?
ネタスレ以外は全部つまらんよ
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:34:24 ID:rU7p2vyBO
古いけどマリオの話に感銘を受けて書きました
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:40:13 ID:W2q+dEONO
ずっと気になってたんだが戦闘機に乗るようですの本編はどうなった?
完結したのか?
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:48:38 ID:iJ5VQz7z0
崩壊と記憶喪失見たいよ
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:49:41 ID:tfbX+lZPO
仮面ランナーホライゾン
Σ(〇ω〇)
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:55:11 ID:rSFCySPm0
>>24
ヒント:ブーンがパイロット~とブーンが戦闘機に乗るようですは別物
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 12:56:20 ID:lPcB2KPaO
ネムタスはどうなったっけ
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 13:00:58 ID:Vi06IoJ+0
,.:-一;:、
ミ;;:;,. _,.;:゙ミ
,r( ^ω^) 寒いお・・・
ツィー=ニ彡'
~'l つとノ
u‐―u'
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 13:11:15 ID:r9gYbKzg0
スパロボはライブで見てこそ面白いとおも
31 名前:以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 13:22:10 ID:KX+yMidbO
やっぱ無糖先生のブーンが記憶喪失のやつだな…
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 13:28:34 ID:CtpTLNSMO
◆eUdBwL0zGs
こいつだけはガチ
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 13:35:34 ID:wisjXx+c0
>>33
同意。
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/12/17(土) 14:17:30 ID:rSFCySPm0
ブーンじゃなくて別のヤツで書くかなぁ
( ^ω^)ブーンが殺し屋になったようです15
38 名前: ◆fDrvxgSyBQ [] 投稿日:2005/12/16(金) 22:07:45 ID:Cl88o0Ke0
ツンは顔を洗いながら、ブーンのことを考えていた。
――父に似ている。顔とかじゃなくて、雰囲気やしぐさが。
――もしかしたらもしかして――
また、暗い記憶が蘇る。爆音、舞い上がる粉塵、怒号、赤い血・・・・。
ぶるりと身震いをした。ざばざばと石鹸を流し、エッセンシャルオイルを落とした湯につかる。
ラベンダーの香りが心地よい。一日の疲れがとれてゆく。
浴室から出ると、ミーシャがミャオ、と鳴いてすりよってきた。
寝る前、閉め忘れていたカーテンを閉じるとき窓の外を見た。
街灯の明りが向かいの駐車場を照らしている。そこに黒いセダンが入ってきた。
何の気なしに見ていると、ブーンがやって来てそれに乗り込んだ。
ドアが閉まるとすぐに車は走り出し、見えなくなる。
ツンはカーテンを閉めた。
――友達かしら。うん、知人の一人や二人ぐらい誰でもいるわ。
彼が、自分と同じように孤独のみではないかと思っていたから――軽く、裏切られた気がした。
(´・Ω・)2時間ほどのドライブになります。
vipからやってきた荒巻の部下が運転をしながら言った。
ブーンは後部座席に座っている。
( ^ω^)もう、いつでも開始できるのかお?
(´・Ω・)ええ、そうです。
( ^ω^)・・・・無駄なんじゃないかお?
(´・Ω・)わたくしは、荒巻様の言うとおりにするだけです。
(;^ω^)(こういうやつが、一番厄介なんだお・・・・キモスwwwwwだおwwww)
43 名前: ◆fDrvxgSyBQ [] 投稿日:2005/12/16(金) 22:57:34 ID:Cl88o0Ke0
くぁwせdrftgyふじこl;。p@・:「
書きかけ消しちゃったお・・・・('A`)
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/16(金) 22:59:25 ID:M/1/dALTO
>>43
あるあるwww
51 名前: ◆fDrvxgSyBQ [] 投稿日:2005/12/16(金) 23:45:34 ID:Cl88o0Ke0
車中でブーンはずっと寝ていたので、気がつくとvip市に入っていた。
( ^ω^)(懐かしいお。帰ってくるのは7年ぶりかお)
車は塀で囲まれた解放軍の基地についた。高い鉄格子の門がそびえている。部下がIDカードを通すとそれは開いた。
車を降りて本館に向かう。基地内には本部や武器の開発部がある。訓練所は1キロほど離れたところにあり、そちらの方がブーンはなじみがあった。
部下の後をついていくつもの廊下を歩き、階段を上がり、やっと参謀部長の部屋に着いた。ドアの両側には親衛隊の警備が一人ずつ立っている。
(´・Ω・)君、襟が曲がっている。直したまえ
ブーンは襟を治した。部下はよし、というふうにうなずき、ドアを開けた。
(´・Ω・)参謀部長、ブーンを連れてまいりました。
ここは荒巻の執務室である。荒巻は大きな机の前に座っていた。
/ ,' 3 よし、下がれ
(`・Ω・)ゞはっ。
部下は丁寧にお辞儀をして部屋を出る。
( ^ω^)相変わらずだお。
/ ,' 3 さて・・・ブーン、今の状況を説明しよう。
ブーンは机の前にあるソファに腰掛けた。
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:02:33 ID:s0ur4VzW0
/ ,' 3 よし、あげろ
(`・Ω・)ゞはっ。
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:03:37 ID:yMdt+WZz0
(`・Ω・)ゞはっ。
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:07:17 ID:WM06bhkDO
(`・Ω・)ゞはっ。
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:17:37 ID:/XU2Ag9i0
(`・Ω・)ゞはっ。
56 名前: ◆fDrvxgSyBQ [] 投稿日:2005/12/17(土) 00:30:57 ID:/yiV3OLM0
/ ,' 3 君も知ってのとおり、廃止派との開戦まで一ヶ月だ
( ^ω^)いったい何があったんだお?
/ ,' 3 まず、FOXは廃止派の黒幕で、表向きにはニー速と天国の支配者だ。
ここは人が少ないからたいして仕事がない。その時間と有り余る土地を使って
廃止派の基地のひとつにしたわけだ。分散させたわけだな。
一方、vip解放軍はほとんどここvip市に固まっている。
( ^ω^)FOXはvipでうまれたAAを全滅させる気ではなかったのですかお?そうなら思う壺――
/ ,' 3 そこで、予め攻撃したい場所に置いておき、基地から遠隔操作をする新しい田代砲を開発し
た。まぁ、いわば時限爆弾みたいなものだな。
( ^ω^)そうですかお。
/ ,' 3 そして廃止派はさらにvipperを装って各地で暴れた。装ったと言うのが――
( ^ω^)ニダー族ですか。
/ ,' 3 そうだ。そういう意味では、廃止派が先に戦いを仕掛けたことになるな。
それが廃止派支持の住民をあおり、vip市長のジョルジュ長岡の元には苦情の電話が入りまくった。回線がつながらなくなるほどにね。
( ^ω^)で、開戦を宣言したわけですか
そうだ、と荒巻は
/ ,' 3 戦争中に君に頼みたいのは狙撃班に加わって欲しい。班にも優柔な狙撃種はいるが、
用心するに越したことはない。君は確実にしとめるだろう。この戦いにはvipの命運がかかっているのだよ
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:38:49 ID:yMdt+WZz0
優秀だべ。
(`・Ω・)ゞはっ。
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:56:16 ID:s0ur4VzW0
/ ,' 3 よし、一時間スレを保守しろ
(`・Ω・)ゞぬるぽ。
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 01:22:42 ID:s0ur4VzW0
(`・Ω・)ゞがっ。
・・・OTL
ツンは顔を洗いながら、ブーンのことを考えていた。
――父に似ている。顔とかじゃなくて、雰囲気やしぐさが。
――もしかしたらもしかして――
また、暗い記憶が蘇る。爆音、舞い上がる粉塵、怒号、赤い血・・・・。
ぶるりと身震いをした。ざばざばと石鹸を流し、エッセンシャルオイルを落とした湯につかる。
ラベンダーの香りが心地よい。一日の疲れがとれてゆく。
浴室から出ると、ミーシャがミャオ、と鳴いてすりよってきた。
寝る前、閉め忘れていたカーテンを閉じるとき窓の外を見た。
街灯の明りが向かいの駐車場を照らしている。そこに黒いセダンが入ってきた。
何の気なしに見ていると、ブーンがやって来てそれに乗り込んだ。
ドアが閉まるとすぐに車は走り出し、見えなくなる。
ツンはカーテンを閉めた。
――友達かしら。うん、知人の一人や二人ぐらい誰でもいるわ。
彼が、自分と同じように孤独のみではないかと思っていたから――軽く、裏切られた気がした。
(´・Ω・)2時間ほどのドライブになります。
vipからやってきた荒巻の部下が運転をしながら言った。
ブーンは後部座席に座っている。
( ^ω^)もう、いつでも開始できるのかお?
(´・Ω・)ええ、そうです。
( ^ω^)・・・・無駄なんじゃないかお?
(´・Ω・)わたくしは、荒巻様の言うとおりにするだけです。
(;^ω^)(こういうやつが、一番厄介なんだお・・・・キモスwwwwwだおwwww)
43 名前: ◆fDrvxgSyBQ [] 投稿日:2005/12/16(金) 22:57:34 ID:Cl88o0Ke0
くぁwせdrftgyふじこl;。p@・:「
書きかけ消しちゃったお・・・・('A`)
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/16(金) 22:59:25 ID:M/1/dALTO
>>43
あるあるwww
51 名前: ◆fDrvxgSyBQ [] 投稿日:2005/12/16(金) 23:45:34 ID:Cl88o0Ke0
車中でブーンはずっと寝ていたので、気がつくとvip市に入っていた。
( ^ω^)(懐かしいお。帰ってくるのは7年ぶりかお)
車は塀で囲まれた解放軍の基地についた。高い鉄格子の門がそびえている。部下がIDカードを通すとそれは開いた。
車を降りて本館に向かう。基地内には本部や武器の開発部がある。訓練所は1キロほど離れたところにあり、そちらの方がブーンはなじみがあった。
部下の後をついていくつもの廊下を歩き、階段を上がり、やっと参謀部長の部屋に着いた。ドアの両側には親衛隊の警備が一人ずつ立っている。
(´・Ω・)君、襟が曲がっている。直したまえ
ブーンは襟を治した。部下はよし、というふうにうなずき、ドアを開けた。
(´・Ω・)参謀部長、ブーンを連れてまいりました。
ここは荒巻の執務室である。荒巻は大きな机の前に座っていた。
/ ,' 3 よし、下がれ
(`・Ω・)ゞはっ。
部下は丁寧にお辞儀をして部屋を出る。
( ^ω^)相変わらずだお。
/ ,' 3 さて・・・ブーン、今の状況を説明しよう。
ブーンは机の前にあるソファに腰掛けた。
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:02:33 ID:s0ur4VzW0
/ ,' 3 よし、あげろ
(`・Ω・)ゞはっ。
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:03:37 ID:yMdt+WZz0
(`・Ω・)ゞはっ。
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:07:17 ID:WM06bhkDO
(`・Ω・)ゞはっ。
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:17:37 ID:/XU2Ag9i0
(`・Ω・)ゞはっ。
56 名前: ◆fDrvxgSyBQ [] 投稿日:2005/12/17(土) 00:30:57 ID:/yiV3OLM0
/ ,' 3 君も知ってのとおり、廃止派との開戦まで一ヶ月だ
( ^ω^)いったい何があったんだお?
/ ,' 3 まず、FOXは廃止派の黒幕で、表向きにはニー速と天国の支配者だ。
ここは人が少ないからたいして仕事がない。その時間と有り余る土地を使って
廃止派の基地のひとつにしたわけだ。分散させたわけだな。
一方、vip解放軍はほとんどここvip市に固まっている。
( ^ω^)FOXはvipでうまれたAAを全滅させる気ではなかったのですかお?そうなら思う壺――
/ ,' 3 そこで、予め攻撃したい場所に置いておき、基地から遠隔操作をする新しい田代砲を開発し
た。まぁ、いわば時限爆弾みたいなものだな。
( ^ω^)そうですかお。
/ ,' 3 そして廃止派はさらにvipperを装って各地で暴れた。装ったと言うのが――
( ^ω^)ニダー族ですか。
/ ,' 3 そうだ。そういう意味では、廃止派が先に戦いを仕掛けたことになるな。
それが廃止派支持の住民をあおり、vip市長のジョルジュ長岡の元には苦情の電話が入りまくった。回線がつながらなくなるほどにね。
( ^ω^)で、開戦を宣言したわけですか
そうだ、と荒巻は
/ ,' 3 戦争中に君に頼みたいのは狙撃班に加わって欲しい。班にも優柔な狙撃種はいるが、
用心するに越したことはない。君は確実にしとめるだろう。この戦いにはvipの命運がかかっているのだよ
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:38:49 ID:yMdt+WZz0
優秀だべ。
(`・Ω・)ゞはっ。
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:56:16 ID:s0ur4VzW0
/ ,' 3 よし、一時間スレを保守しろ
(`・Ω・)ゞぬるぽ。
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 01:22:42 ID:s0ur4VzW0
(`・Ω・)ゞがっ。
・・・OTL
( ^ω^)ブーンが単独で隠密行動をするようです1
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 04:58:01 ID:xydMBcrC0
一人の男が葉巻を吸っていた
???「内藤、そろそろ時間だ、用意をしろ」
( ^ω^)「…」
???「おい!聞こえてるのか、準備をしろ」
内藤と呼ばれた男は葉巻を投げ捨てた
(;゚ω゚)「熱ぢぃ!」
葉巻は見事に内藤の頭の上に乗っかった
???「早くしろ!ぶち殺すぞ!」
内藤は頭を払いながらバンダナを巻いた
( ^ω^)「分かってるお…ショボン大佐、ただいまより【アヒャ!ルギア破壊作戦】を実行する!
A H Y A L G E A R B O O N
2 名前:爆破 ◆Fy771WniOU [] 投稿日:2005/12/17(土) 05:00:09 ID:Ib+cfR7b0
こ の ス レ を 待 っ て い た
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 05:01:27 ID:xydMBcrC0
(´・ω・`)「よし、では作戦を簡素に説明する、君は今反国家組織「O.P.P.A.I.」
の所持しているアヒャ!ルギアを破壊、組織の壊滅が目的だ」
( ^ω^)「首謀者は誰だお?」
(´・ω・`)「組織名みりゃ分かるだろ、クズが、「ジョルジュ」だ」
(;^ω^)「わ、分かったお、武器は?」
(´・ω・`)「ぶち殺すぞ」
( ^ω^)「現地調達ね」
内藤は通信を切ると周りを見渡した、敵兵が四人
( ^ω^)「さて…まずは肩慣らしだお」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 05:03:23 ID:xydMBcrC0
(・∀・ )「僕をこんなとこに回すなんてボスも酷い人だな、へっっくし!
寒っ」
スッ
ゴキン!
ドサ…
( ^ω^)「余裕だお♪」
内藤は次のターゲットに移る
( ^ω^)「ドアの前には…なんだ一人かお」
バタン!
( ^ω^)「!!!!!111」
内藤は物陰に隠れた
( ゚∀゚)「おっぱい!おっぱい!」
( ^ω^)(キメェwwwwwwwww)
( ゚∀゚)「兵士ども!ネズミが入り込まんように見張ってないとチンコうpだからな!」
バタン!
( ^ω^)「あれが…ジョルジュ…!」
( ^ω^)「バカ?」
内藤はドアの前の兵士を倒すと先に進んだ
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 05:06:58 ID:xydMBcrC0
プルルwwwプルルwww
( ^ω^)「うるせぇwwwww」
ピッ
(´・ω・`)「内藤、言っておく事があったが君は本名で行動するのはまずい、今後はコードネームで呼ぶぞ」
( ^ω^)「どんな?」
(´・ω・`)「ザ・ペイ
( ^ω^)「却下」
(´・ω・`)「…じゃあ「ブーン」で」
( ^ω^)「了解したお」
ブーンはサーチライトや兵士の視線をかいくぐり、ある部屋までたどり着いた
( ^ω^)「どうみても武器庫です、本当にありがとうございました」
そこにはミサイル、戦車、銃器などが山積みだった
( ^ω^)「とりあえず手ごろな銃を探すお」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 05:10:56 ID:xydMBcrC0
P-90、AK、M4A1、マグナム、様々な種類がある
( ^ω^)「んんー…ま、隠密って言われてるし」
ブーンが手にしたのはベレッタ二丁だった
( ^ω^)「!!!!!!111」
ブーンの目線の先には…
( ^ω^)「ば、『爆乳姉さん☆貴方はくびったけ』…!なんて恐ろしいボスだ…」
そう言いつつ本を懐に入れ、武器庫を後にするブーン…
( ^ω^)(これは夢のある本だ…)
次に向かうのは…「1F中央」だ
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 05:24:51 ID:xydMBcrC0
ブーンは1Fにたどり着くとなにやら声がしたので階段の影に隠れ様子をうかがっていた
(・∀・ )「聞いたかよ?」
( ´∀`)「例の”アイツ”か?」
(・∀・ )「なんでもまた兵士がヤられたらしいぜ」
( ´∀`)「マジで?!やばくねぇか此処…」
(・∀・ )「俺達もきをつけねぇとな」
( ´∀`)「あ、こないだの千円返せよ」
(・∀・ )「無理」
ブーンは二人が殴り合いの喧嘩をしている内に階段を下りていった
( ^ω^)(何者なんだお…)
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 05:30:36 ID:xydMBcrC0
やべぇ…もしかして一人相撲かorz
~B1物置場~
( ^ω^)「くせぇwwwwwwえうぇw」
異臭が部屋全体に充満している
( ^ω^)「テラヤバスwwwwwうぇ」
ドンっとブーンが壁を叩いたら壁が回り、ロックされた
???「フフフ…」
( ^ω^)「誰だお?!」
???「俺は…!」
(><;)「クレイジー・ホークです」
( ^ω^)「…」
(><;)「…」
カチャッ
(><;)「あわわわ!撃っちゃだめです!この臭いはガスですよ!爆発しますよ!」
(;^ω^)「くっ…」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 05:45:32 ID:xydMBcrC0
(><;)「どうやら貴方は近接武器はもってないみたいですね、こっちから行くです!」
ホークはローラーブレードで滑りながら向かってくる
( ^ω^)「何をするかしらないけれど、止めてやるお!」
ザシュ!
ブーンの頬から鮮血が流れる
(><;)「驚きました?このローラーブレードの車輪はダイヤ製で良く研いであるんです」
(г^ω^)「説明ありがとうだお」
ブーンが走って行きホークの腹に拳を当てた
( ^ω^)「どうだお!」
(><;)「甘いです、こっちは脱力してればローラーが滑ってダメージなんかありません!」
ホークは加速をつけブーンの周りを回りだした
(><;)「ちんたらしないで決めるです!」
( ^ω^)「どうする…どうすr…!」
(><;)「逝けです!」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 05:52:18 ID:xydMBcrC0
ホークが回るのをやめスピンしながら向かってきた
( ^ω^)「俺の勝ちだお!」
ブーンはしゃがみ、ホークの軸足を払い倒れたホークの鳩尾に体重をのせた肘を決めた
バキ!グシャ!
鈍い音がし、ホークは動かなくなった
( ^ω^)「良かったお…ん?」
ホークのそばにカードが落ちていた
( ^ω^)「セキュリティカード…貰っとくお」
ガスは無くなり、ロックもはずれブーンは先を急いだ
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 05:54:50 ID:pUbUr8yb0
これは期待 というか既におもろい
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 05:56:59 ID:6XC/MFms0
「オナニストだ!誰か来てくれ!!」
「了解、変態を送る!奴を仕留めろ!!」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 06:01:55 ID:xydMBcrC0
>>14
ありがとう(つд`)反応がないから見捨てられたかと
>>15
ありがとう(つД`)
>>16
「HQ!HQ!奴は女ではだめだ!至急ハードゲイを送ってくれ!」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 06:16:35 ID:xydMBcrC0
プルルwwwプルルwww
( ^ω^)「壊してぇwwwwwww」
ピッ
(´・ω・`)「やぁ、ようこそバーボン通信h」
( ^ω^)「切るぞ」
(´・ω・`)「せっかちはイカンぞ、君のサポート役を紹介するのを忘れてた」
£´・ω・`ζ「ショボ子よ、よろしくね」
( ^ω^)(顔が大佐じゃん…)
(´・ω・`)「かわいくてもやらんぞ、大事な妹だからな」
( ^ω^)「…」
£´・ω・`ζ「私の役目は貴方に建物の説明、状況などを伝える事よ」
( ^ω^)「ありがたいお、それとなんで二人は同じ顔n」
(´・ω・`)&£´・ω・`ζ「「ぶち殺すぞ」」
( ^ω^)「すみません」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 06:24:27 ID:xydMBcrC0
~1F格納庫~
( ^ω^)「ほうほう、今度は核かお」
???「そこのマヌケ面!動くな!」
( ^ω^)(見つかった?!)
???「手を上げるのよ!」
ブーンは素直に手を上げた
???「ここの者じゃないわn…あら?貴方もしかして…『協力者』?」
( ^ω^)「は?」
ξ゚―゚)ξ「私は「ツン」CIAからの命令でここにきたの」
( ^ω^)「そうなのかお、で『協力者』ってのは?」
ξ゚―゚)ξ「私が行動するのに必要な人ってこと」
( ^ω^)「成る程、要するに仲間ってことか、一緒に行動するかお?」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 07:40:13 ID:xydMBcrC0
おまたへ、ID:LHDxXE2FO ありがとう
Ξ//)ξ「バカ!なんで私があんたなんかと行動しなきゃいけないのよ!」
(;^ω^)「え、あ、すまんお」
ξ//)ξ「知らない!」
ツンは顔を赤らめ走っていった
( ^ω^)「なんだったんだお…」
プルルwwwプルルwww
ピッ
£´・ω・`ζ「ブーン?行き先が分かったわ、そこからエレベーターで降りて工場を抜けるのよ」
( ^ω^)「把握した」
ブーンはエレベーターに乗り工場へ向かった
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 07:41:11 ID:xydMBcrC0
~B2工場~
( ^ω^)「着いたお…んん?!」
ブーンが見る先には兵士が4人いた
( ^ω^)「監視カメラ無し…いい機会だお」
ブーンは笑みを浮かべると階段を上がり、クレーンにぶら下がった
そして兵士達の真上にくると飛び降りた
ドスッ
(´д`;)「ぐえっ!!」
一人の兵士の上に乗っかり他の三人が構える前にベレッタを抜き3発放った
ドサッドサッドサッ
( ^ω^)「ちょろいちょろいwwwww」
???「見事な腕前」
( ^ω^)「??11」
一人の男が葉巻を吸っていた
???「内藤、そろそろ時間だ、用意をしろ」
( ^ω^)「…」
???「おい!聞こえてるのか、準備をしろ」
内藤と呼ばれた男は葉巻を投げ捨てた
(;゚ω゚)「熱ぢぃ!」
葉巻は見事に内藤の頭の上に乗っかった
???「早くしろ!ぶち殺すぞ!」
内藤は頭を払いながらバンダナを巻いた
( ^ω^)「分かってるお…ショボン大佐、ただいまより【アヒャ!ルギア破壊作戦】を実行する!
A H Y A L G E A R B O O N
2 名前:爆破 ◆Fy771WniOU [] 投稿日:2005/12/17(土) 05:00:09 ID:Ib+cfR7b0
こ の ス レ を 待 っ て い た
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 05:01:27 ID:xydMBcrC0
(´・ω・`)「よし、では作戦を簡素に説明する、君は今反国家組織「O.P.P.A.I.」
の所持しているアヒャ!ルギアを破壊、組織の壊滅が目的だ」
( ^ω^)「首謀者は誰だお?」
(´・ω・`)「組織名みりゃ分かるだろ、クズが、「ジョルジュ」だ」
(;^ω^)「わ、分かったお、武器は?」
(´・ω・`)「ぶち殺すぞ」
( ^ω^)「現地調達ね」
内藤は通信を切ると周りを見渡した、敵兵が四人
( ^ω^)「さて…まずは肩慣らしだお」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 05:03:23 ID:xydMBcrC0
(・∀・ )「僕をこんなとこに回すなんてボスも酷い人だな、へっっくし!
寒っ」
スッ
ゴキン!
ドサ…
( ^ω^)「余裕だお♪」
内藤は次のターゲットに移る
( ^ω^)「ドアの前には…なんだ一人かお」
バタン!
( ^ω^)「!!!!!111」
内藤は物陰に隠れた
( ゚∀゚)「おっぱい!おっぱい!」
( ^ω^)(キメェwwwwwwwww)
( ゚∀゚)「兵士ども!ネズミが入り込まんように見張ってないとチンコうpだからな!」
バタン!
( ^ω^)「あれが…ジョルジュ…!」
( ^ω^)「バカ?」
内藤はドアの前の兵士を倒すと先に進んだ
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 05:06:58 ID:xydMBcrC0
プルルwwwプルルwww
( ^ω^)「うるせぇwwwww」
ピッ
(´・ω・`)「内藤、言っておく事があったが君は本名で行動するのはまずい、今後はコードネームで呼ぶぞ」
( ^ω^)「どんな?」
(´・ω・`)「ザ・ペイ
( ^ω^)「却下」
(´・ω・`)「…じゃあ「ブーン」で」
( ^ω^)「了解したお」
ブーンはサーチライトや兵士の視線をかいくぐり、ある部屋までたどり着いた
( ^ω^)「どうみても武器庫です、本当にありがとうございました」
そこにはミサイル、戦車、銃器などが山積みだった
( ^ω^)「とりあえず手ごろな銃を探すお」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 05:10:56 ID:xydMBcrC0
P-90、AK、M4A1、マグナム、様々な種類がある
( ^ω^)「んんー…ま、隠密って言われてるし」
ブーンが手にしたのはベレッタ二丁だった
( ^ω^)「!!!!!!111」
ブーンの目線の先には…
( ^ω^)「ば、『爆乳姉さん☆貴方はくびったけ』…!なんて恐ろしいボスだ…」
そう言いつつ本を懐に入れ、武器庫を後にするブーン…
( ^ω^)(これは夢のある本だ…)
次に向かうのは…「1F中央」だ
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 05:24:51 ID:xydMBcrC0
ブーンは1Fにたどり着くとなにやら声がしたので階段の影に隠れ様子をうかがっていた
(・∀・ )「聞いたかよ?」
( ´∀`)「例の”アイツ”か?」
(・∀・ )「なんでもまた兵士がヤられたらしいぜ」
( ´∀`)「マジで?!やばくねぇか此処…」
(・∀・ )「俺達もきをつけねぇとな」
( ´∀`)「あ、こないだの千円返せよ」
(・∀・ )「無理」
ブーンは二人が殴り合いの喧嘩をしている内に階段を下りていった
( ^ω^)(何者なんだお…)
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 05:30:36 ID:xydMBcrC0
やべぇ…もしかして一人相撲かorz
~B1物置場~
( ^ω^)「くせぇwwwwwwえうぇw」
異臭が部屋全体に充満している
( ^ω^)「テラヤバスwwwwwうぇ」
ドンっとブーンが壁を叩いたら壁が回り、ロックされた
???「フフフ…」
( ^ω^)「誰だお?!」
???「俺は…!」
(><;)「クレイジー・ホークです」
( ^ω^)「…」
(><;)「…」
カチャッ
(><;)「あわわわ!撃っちゃだめです!この臭いはガスですよ!爆発しますよ!」
(;^ω^)「くっ…」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 05:45:32 ID:xydMBcrC0
(><;)「どうやら貴方は近接武器はもってないみたいですね、こっちから行くです!」
ホークはローラーブレードで滑りながら向かってくる
( ^ω^)「何をするかしらないけれど、止めてやるお!」
ザシュ!
ブーンの頬から鮮血が流れる
(><;)「驚きました?このローラーブレードの車輪はダイヤ製で良く研いであるんです」
(г^ω^)「説明ありがとうだお」
ブーンが走って行きホークの腹に拳を当てた
( ^ω^)「どうだお!」
(><;)「甘いです、こっちは脱力してればローラーが滑ってダメージなんかありません!」
ホークは加速をつけブーンの周りを回りだした
(><;)「ちんたらしないで決めるです!」
( ^ω^)「どうする…どうすr…!」
(><;)「逝けです!」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 05:52:18 ID:xydMBcrC0
ホークが回るのをやめスピンしながら向かってきた
( ^ω^)「俺の勝ちだお!」
ブーンはしゃがみ、ホークの軸足を払い倒れたホークの鳩尾に体重をのせた肘を決めた
バキ!グシャ!
鈍い音がし、ホークは動かなくなった
( ^ω^)「良かったお…ん?」
ホークのそばにカードが落ちていた
( ^ω^)「セキュリティカード…貰っとくお」
ガスは無くなり、ロックもはずれブーンは先を急いだ
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 05:54:50 ID:pUbUr8yb0
これは期待 というか既におもろい
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 05:56:59 ID:6XC/MFms0
「オナニストだ!誰か来てくれ!!」
「了解、変態を送る!奴を仕留めろ!!」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 06:01:55 ID:xydMBcrC0
>>14
ありがとう(つд`)反応がないから見捨てられたかと
>>15
ありがとう(つД`)
>>16
「HQ!HQ!奴は女ではだめだ!至急ハードゲイを送ってくれ!」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 06:16:35 ID:xydMBcrC0
プルルwwwプルルwww
( ^ω^)「壊してぇwwwwwww」
ピッ
(´・ω・`)「やぁ、ようこそバーボン通信h」
( ^ω^)「切るぞ」
(´・ω・`)「せっかちはイカンぞ、君のサポート役を紹介するのを忘れてた」
£´・ω・`ζ「ショボ子よ、よろしくね」
( ^ω^)(顔が大佐じゃん…)
(´・ω・`)「かわいくてもやらんぞ、大事な妹だからな」
( ^ω^)「…」
£´・ω・`ζ「私の役目は貴方に建物の説明、状況などを伝える事よ」
( ^ω^)「ありがたいお、それとなんで二人は同じ顔n」
(´・ω・`)&£´・ω・`ζ「「ぶち殺すぞ」」
( ^ω^)「すみません」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 06:24:27 ID:xydMBcrC0
~1F格納庫~
( ^ω^)「ほうほう、今度は核かお」
???「そこのマヌケ面!動くな!」
( ^ω^)(見つかった?!)
???「手を上げるのよ!」
ブーンは素直に手を上げた
???「ここの者じゃないわn…あら?貴方もしかして…『協力者』?」
( ^ω^)「は?」
ξ゚―゚)ξ「私は「ツン」CIAからの命令でここにきたの」
( ^ω^)「そうなのかお、で『協力者』ってのは?」
ξ゚―゚)ξ「私が行動するのに必要な人ってこと」
( ^ω^)「成る程、要するに仲間ってことか、一緒に行動するかお?」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 07:40:13 ID:xydMBcrC0
おまたへ、ID:LHDxXE2FO ありがとう
Ξ//)ξ「バカ!なんで私があんたなんかと行動しなきゃいけないのよ!」
(;^ω^)「え、あ、すまんお」
ξ//)ξ「知らない!」
ツンは顔を赤らめ走っていった
( ^ω^)「なんだったんだお…」
プルルwwwプルルwww
ピッ
£´・ω・`ζ「ブーン?行き先が分かったわ、そこからエレベーターで降りて工場を抜けるのよ」
( ^ω^)「把握した」
ブーンはエレベーターに乗り工場へ向かった
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 07:41:11 ID:xydMBcrC0
~B2工場~
( ^ω^)「着いたお…んん?!」
ブーンが見る先には兵士が4人いた
( ^ω^)「監視カメラ無し…いい機会だお」
ブーンは笑みを浮かべると階段を上がり、クレーンにぶら下がった
そして兵士達の真上にくると飛び降りた
ドスッ
(´д`;)「ぐえっ!!」
一人の兵士の上に乗っかり他の三人が構える前にベレッタを抜き3発放った
ドサッドサッドサッ
( ^ω^)「ちょろいちょろいwwwww」
???「見事な腕前」
( ^ω^)「??11」
( ^ω^)ブーンが引越しの準備をしているようです7
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/16(金) 23:51:36 ID:UIpxgWLFO
タイトルはこれでよかったんですか?><
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[>>92 これでいいの、最初から決めてた] 投稿日:2005/12/16(金) 23:54:40 ID:yZp4lQwX0
(;^ω^)「随分古い建物だお・・・何かが出そうだお」
('A`)「かわいい女の子の幽霊出ないかな」
(;^ω^)「何言ってるお・・・」
(*'A`)「おいおい、かわいい幽霊が家に取り付いてて
その子と一生一緒に暮らすっていうのは男の夢だろ?」
(;^ω^)「・・・」
先生「全員居るかー?まず建物に入ったら右に靴入れがあるからそこに靴を入れて
スリッパを各自取ってあがるんだ 部屋割りは前言った通りだ、部屋への案内は俺がやる
結構広いからはぐれるなよ、後自動販売機があるが絶対に買うな、あれは俺用の自販機だから」
(;^ω^)「(酷い先生だお・・・)」
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[そろそろID変わるかな] 投稿日:2005/12/17(土) 00:00:24 ID:4F6T1bfK0
部屋割り
232号室 334号室
ξ゚⊿゚)ξ ( ^ω^)
(*'-') ('A`)
(*’ω’*) (;><)
クラスメイトD~F (´・ω・`)
ク略 A~B
2階は女 3階は男
1階には食堂、大浴場がある
95 名前:& ◆TTLQTUMllo [] 投稿日:2005/12/17(土) 00:01:27 ID:+MhUB84O0
ちんぽっぽは女だった事を初めて知った・・・
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:03:39 ID:4F6T1bfK0
ちんぽっぽの性別はちんぽっぽです
ここではやりづらいから勝手に女にしてる、ごめん
男部屋
('A`)「結構広いな・・・」
(´・ω・`)「お前らは全員下のベットだからな」
(;^ω^)「ちょww何言ってるんだおwww」
('A`)「こういう時は・・・」
(;><)「ジャンケンですね!!」
97 名前:& ◆TTLQTUMllo [] 投稿日:2005/12/17(土) 00:06:50 ID:+MhUB84O0
('A`)「結構広いな・・・」
(´・ω・`)「お前らは全員下のベットだからな」
(;^ω^)「ちょww何言ってるんだおwww」
('A`)「こういう時は・・・」
ウホッいい男「やらないか」
一同「・・・・・・」
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:07:27 ID:4F6T1bfK0
結果
3個あるベットのうち
ベット1 1階クラスメイトA 2階( ^ω^)
ベット2 1階クラスメイトB 2階('A`)
ベット3 1階(;><) 2階(´・ω・`)
クラスメイトA~B「作為的な物を感じる・・・」
(;><)「負けちゃったんです・・・!!
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:12:32 ID:4F6T1bfK0
一方その頃女部屋
クラスメイトE「なんであんたみたいなキモいのと一緒の部屋じゃなきゃいけないのよ!!」
ξ゚⊿゚)ξ「・・・(まったく・・・ここでもか)」
(*’ω’*)「やめるぽっぽ」
クラスメイトF「何よ!」
(*’ω’*)「喧嘩はよくないぽっぽ」
クラスメイトD「喧嘩?私たちはただ不満があるだけだわ、喧嘩なんかしてないわよ」
(*'-')「・・・」
ベット1 1階ξ゚⊿゚)ξ 2階クラスメイトE
ベット2 1階(*'-') 2階クラスメイトD
ベット3 1階(*’ω’*) 2階クラスメイトF
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:16:05 ID:S5TieUpdO
面白いよ。がんばってね。
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/12/17(土) 00:17:09 ID:WTdxp4d30
良スレガンガレ
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[地図書いてる暇がなかったごめん] 投稿日:2005/12/17(土) 00:21:50 ID:4F6T1bfK0
('A`)「さて・・・暇だな、ちょっと散歩するか内藤とわかんないんです、行こうぜ」
( ^ω^)「わかったお」
(;><)「わかりました!」
(*'A`)「さっきあっち側に地図があったはずだから見に行こう、女風呂の場所とかな」
(;^ω^)「覗く気かお・・・」
(;><)「・・・」
(;'A`)「なんだこりゃ・・・本当に広いな」
(;^ω^)「別館があるお・・・」
(;><)「大浴場が3つあります!!」
大浴場は確かに3つあった、本館のほうに2つ、男湯と女湯だろう
残り1つは別館にあった、何か来客の時に使う物なんだろう
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:24:32 ID:4F6T1bfK0
('A`)「本当に迷いそうだな・・・」
(;^ω^)「どうするお?」
(;><)「部屋で大人しくしてたほうがいいとおもいます!!」
(;'A`)「しょうがない、部屋に戻るか」
タイトルはこれでよかったんですか?><
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[>>92 これでいいの、最初から決めてた] 投稿日:2005/12/16(金) 23:54:40 ID:yZp4lQwX0
(;^ω^)「随分古い建物だお・・・何かが出そうだお」
('A`)「かわいい女の子の幽霊出ないかな」
(;^ω^)「何言ってるお・・・」
(*'A`)「おいおい、かわいい幽霊が家に取り付いてて
その子と一生一緒に暮らすっていうのは男の夢だろ?」
(;^ω^)「・・・」
先生「全員居るかー?まず建物に入ったら右に靴入れがあるからそこに靴を入れて
スリッパを各自取ってあがるんだ 部屋割りは前言った通りだ、部屋への案内は俺がやる
結構広いからはぐれるなよ、後自動販売機があるが絶対に買うな、あれは俺用の自販機だから」
(;^ω^)「(酷い先生だお・・・)」
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[そろそろID変わるかな] 投稿日:2005/12/17(土) 00:00:24 ID:4F6T1bfK0
部屋割り
232号室 334号室
ξ゚⊿゚)ξ ( ^ω^)
(*'-') ('A`)
(*’ω’*) (;><)
クラスメイトD~F (´・ω・`)
ク略 A~B
2階は女 3階は男
1階には食堂、大浴場がある
95 名前:& ◆TTLQTUMllo [] 投稿日:2005/12/17(土) 00:01:27 ID:+MhUB84O0
ちんぽっぽは女だった事を初めて知った・・・
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:03:39 ID:4F6T1bfK0
ちんぽっぽの性別はちんぽっぽです
ここではやりづらいから勝手に女にしてる、ごめん
男部屋
('A`)「結構広いな・・・」
(´・ω・`)「お前らは全員下のベットだからな」
(;^ω^)「ちょww何言ってるんだおwww」
('A`)「こういう時は・・・」
(;><)「ジャンケンですね!!」
97 名前:& ◆TTLQTUMllo [] 投稿日:2005/12/17(土) 00:06:50 ID:+MhUB84O0
('A`)「結構広いな・・・」
(´・ω・`)「お前らは全員下のベットだからな」
(;^ω^)「ちょww何言ってるんだおwww」
('A`)「こういう時は・・・」
ウホッいい男「やらないか」
一同「・・・・・・」
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:07:27 ID:4F6T1bfK0
結果
3個あるベットのうち
ベット1 1階クラスメイトA 2階( ^ω^)
ベット2 1階クラスメイトB 2階('A`)
ベット3 1階(;><) 2階(´・ω・`)
クラスメイトA~B「作為的な物を感じる・・・」
(;><)「負けちゃったんです・・・!!
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:12:32 ID:4F6T1bfK0
一方その頃女部屋
クラスメイトE「なんであんたみたいなキモいのと一緒の部屋じゃなきゃいけないのよ!!」
ξ゚⊿゚)ξ「・・・(まったく・・・ここでもか)」
(*’ω’*)「やめるぽっぽ」
クラスメイトF「何よ!」
(*’ω’*)「喧嘩はよくないぽっぽ」
クラスメイトD「喧嘩?私たちはただ不満があるだけだわ、喧嘩なんかしてないわよ」
(*'-')「・・・」
ベット1 1階ξ゚⊿゚)ξ 2階クラスメイトE
ベット2 1階(*'-') 2階クラスメイトD
ベット3 1階(*’ω’*) 2階クラスメイトF
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:16:05 ID:S5TieUpdO
面白いよ。がんばってね。
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/12/17(土) 00:17:09 ID:WTdxp4d30
良スレガンガレ
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[地図書いてる暇がなかったごめん] 投稿日:2005/12/17(土) 00:21:50 ID:4F6T1bfK0
('A`)「さて・・・暇だな、ちょっと散歩するか内藤とわかんないんです、行こうぜ」
( ^ω^)「わかったお」
(;><)「わかりました!」
(*'A`)「さっきあっち側に地図があったはずだから見に行こう、女風呂の場所とかな」
(;^ω^)「覗く気かお・・・」
(;><)「・・・」
(;'A`)「なんだこりゃ・・・本当に広いな」
(;^ω^)「別館があるお・・・」
(;><)「大浴場が3つあります!!」
大浴場は確かに3つあった、本館のほうに2つ、男湯と女湯だろう
残り1つは別館にあった、何か来客の時に使う物なんだろう
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/12/17(土) 00:24:32 ID:4F6T1bfK0
('A`)「本当に迷いそうだな・・・」
(;^ω^)「どうするお?」
(;><)「部屋で大人しくしてたほうがいいとおもいます!!」
(;'A`)「しょうがない、部屋に戻るか」