その後はどうなった？

20代中旬に職場で出会った

年下のOちゃんは彼氏と同居していた。

その彼氏の出身地が

私と同じだった事もあって

Oちゃんは出会ったすぐから

私に好感を持ってくれた。

社交的で誰とでもバランスよく

付き合っていたOちゃんは

しばらくして上司と親密な仲になった。

上司は既婚者だし、Oちゃんには彼氏がいる。

どちらもお互いの元々の相手とは

別れる気はない関係でのスタート。

ましてや自分達の関係も壊す気はない

順風満帆なお付き合いだった。

私が見る限りは。

本人が「モテ期だ」というだけあって

他にも言い寄ってくる男性社員が

チラホラいた。

その当時に仲良かった年下の女のコYちゃんは

社内に好きな人がいた。

Yちゃんの好きな人とも関係があった

Oちゃん。仕事が夜間まで続く業務だと

人は理性が飛ぶんだろうか。

何だかんだで時が経って、

Yちゃんはその好きな人と結婚した。

その後、Oちゃんとは疎遠になってたから

上司との結末がどうなったのかは

分からないまま。

飲食店でバイトをしていた時、

持病を抱えていた先輩から保険加入の

話を勧められた。

話だけ聞いてほしいということで、

先輩の勧める保険の担当者さんに

会うことになった。先輩も同席で。

ガチャガチャしたファミレスの中。

先輩の保険担当者さんは

私が加入していた保険を

ひっくり返すこともなく

軽食をしながらその場を終了させた。

私がその時に加入していた保険は

親名義だったから当然だろう。

保険担当者さんは長居もせず

仕事だと言って帰っていった。

その直後、先輩から「あの人と付き合ってる」

と教えてもらった。

先輩はフリーだったから「そうなんですか」

…って話でもない。

保険担当者は既婚者だったから。

数年後、先輩は別な相手と結婚した。

部長の奥さんは

前職が世間では華やかなだったとされる

職業だったから、顔が知られていた。

こんな地方の場所なら「あっ、知ってる」

みたいな感じ。

7年程の長い育児休暇のあと復帰して、

新事業の部署に配属された。

当時、私の同期と馬が合わない様子で

ゴタゴタしていた。

向こうは幹部でこっちは平社員。

おかげで無理な部署異動の通達があったりで

分が悪すぎ。

奥さんが職場復帰する前は、

私に対するご指摘も部長越しに聞かされていた。

ら抜き言葉がどうだとか、

「なんです」は「なのです」とか。

社内メールは奥様にも転送されていたようで、

お姑さんの様な小言のようなご指摘をもらってた。

年齢は3つしか変わらない。

お家で逐一読んでいらっしゃったのなら

出勤したらどうだよって思ってた。

仕事の横槍までするならそんなの

誰でもできんぞ。

あっ…、出来るぞって思ってた。

あっ…、「そんなの」は「そういうのは」かしら？

同期の彼女は前職が代理店営業だった。

仕事柄か？色んな職業の色んな会社の

身内話を知っていた。

もちろん働く前から部長の奥さんの

噂話も知っていた。

部長と結婚する前に社内不倫をしていた事。

社内の皆が知らないふりをしていた事。

それでも、紹介で部長と知り合い

母校が一緒だったことが共通点で結婚した

って話まで。

何がホントで何が嘘か分からない。

この話を教えてくれた彼女も同じ。

前職で子供さんがいる既婚者と

不倫したことがある経験者だ。

これは本人からこれまでの恋愛話として

聞いていた。

これを当たり前のような話で周りが聞くから

日本も一夫多妻制の未来が

ありそうだと思った。

ちなみにこれより驚いたのが、

同期の彼女は結婚する時に

この不倫相手の既婚男性を披露宴に

ちゃんと招待していた。

そして本人もしっかりご出席。

欠席だと逆に怪しいか…。

こんな近場でも昼ドラ設定のようなことが

あるのかと傍観者。

何食わぬ顔で大人達が平然と祝ってた。

それが大人の礼儀作法のようにすましてた。

その時にはもう関係が無かったと思いたい。

披露宴の円卓で既婚男性の席と同じだった私。

しかも対面だった。

私からは新婦のメインテーブルが見えていて

新婦の元交際相手が目の前にチラチラ後映り込んでいた。私からは視界に2人がしっかり見えるかたちだった。

写真でも収めてみようかと思ったけど

あの場に居ることに疲れてしまったのを

覚えてる。

その円卓にはその男性の会社の人もいた。

言わば、同期の彼女の元同僚にあたる人達。

多分、この円卓に座ったメンバー全員が

彼女と既婚男性の関係を知ってるだろう

と思った。

それにしても、対面に座ったその男性を見て

私はなんの魅力も感じなかった。

手厳しい評価の彼女がこの人と？？くらい。

まぁ、向こうの男性メンバーも同じく

こちらを低評価しているご様子だったから

お互い様だ。

私が魅力を感じなくても

仕事を一緒にしていたら

頼れる先輩上司だったんだろうか？

彼女はリスクを負うまで心が弱ってた？

仕事の効率も職場の人間関係も、

この上司との関係ありきだった？

真っ当な評価が出来なくなる。

世渡り上手ってこういうこと？

中途採用された27歳の彼女が

課長と電撃結婚したのはあっという間だった。

彼女が入って1年ほど。

離婚して子供が1人。若くてキレイな彼女は

課長の直属の仕事していた。

入社してすぐその配置になったのは会社側の計算？なんたって部長はお兄さん、

課長は弟さんの家族経営ですものね。

全社員に託される年間ノルマを

いとも簡単にクリアしていた彼女。

入社して必ず不平不満がでるタスク。

社員が眉間にしわを寄せてまたこの時期かと

悩まされる職務を、汗ひとつ見せず

愚痴も言わず彼女は微動だにしてなかった。

課長のフォローがあったのは分かりやすかった。

社員皆に公表される結婚前は、

お互いの言動がいちいち匂わせだった。

もうこれは私の愚痴だ。

彼女とは席が隣だったから

実際イライラしたこともある。

世渡り上手ってこういうこと？

そういう自分の力もあってこそ？

その時にサポートしてもらえる状況を

自力で勝ち取ったのは事実。

だからといって、その後は？

こんな状況に出くわしたときに毎回思うのが

彼女達が次の問題が起きた時、

どう対応するのかが気になる。

で、その後はどうすんの？って。

その時だけラクする為に、

その時を楽しむだけに

とっている行動とは思えないし。

身のこなし方が賢い彼女達なら

先を見越して行動してると思ってるから。

この問題を解決できるだけの器量が

本人達にあるから出来るんだと思っている。

課長の奥さんになった人は、

今後事業の継承がある。

従業員が納得するだけの

上の人になる器量がある人。

業務タスクをこなしてなくても？

って話だけど。

結婚したその後の対応を知りたい。

こういう人達がどうやって

次にくる自分の不利な立場を

乗り越えるのか？

不倫経験者なら自分が結婚すれば、

配偶者に疑惑のアンテナが立ちやすい。

だけど自分も経験者なら、

それを許せる器量がある人になれるはず？

現実は、旦那がお店の女性に夢中になってることすら気になって、ご飯が食べれなくなるまで落ち込んでる。

で、その後は？

経験者だから分かることもあるんじゃない？

男ってそういうものとか、

自分もしてきたんだし、しょうがないかとか。理解できるみたいなのないの？