鍋掛地区たばこ生産施設から
那須連山の眺めを堪能した私たちは
田畑ゾーンを歩いてゆきます
バス停に隣接しているのが「寺子一里塚公園」
一里塚があります
江戸から42里目です
越堀宿では40里目でしたから
2里進んだことになります
(;¬_¬) …
ちょっと計算があわないけど
(とても8kmも進んではいないけど)
レット・イット・ゴーとしよう
ヽ(・∀・)ノ
小さいことは気にすんな
それっ!ワカチコ!!ワカチコ!!!
公園にトイレがあれば…と思いましたが
残念ながらありませんでした
かれこれ、スタート時点から
1時間近く歩いています
(1時間で峠道を8kmも進めるわけがない…)
さぁ、先を急ごう
そろそろトイレに行っておきたい
行くことで落ち着く…
行かないと不安になります…
(身体より心の問題です)
(´・ω・) … もうそろそろ余笹川かな
神社仏閣らしき敷地のところに
帽子をかぶり作業服に身をつつんだ男性が
いらっしゃっいました
参道の手入れのようなことをなさっている
私は声をかけた
「こちらのお寺にトイレはありますか?」
ございますよ、と男性は境内に招き
お寺に向かって歩き始める
けっこう立派な建物なので驚かされる
もっと驚いたのは
まえの男性がお寺の建物に入っていく
へ、寺院のなかのトイレ??
外来者用の東司(トイレ)があるんじゃないの?
男性が帽子を取った
剃髪していらっしゃる
なんと、ここのお坊さんだったのだ!
庭師さんだろうと勘違いしていた私は
あやうくのけ反りそうになった
トイレを案内していただき
夫妻でありがたく使わせていただきました
カミサンを待つ間、
仏様に手を合わせさせていただきました
そりゃあ、賽銭箱には
銀色に光る硬貨を入れさせていただきました
当然でございます
けして、茶色や穴空きのやつじゃございません
一番大きくてピカピカのやつですよ
地獄に仏
街道ウォーカーにトイレ
ライバード夫妻に会三寺
( -人-) … ありがたや、ありがたや
私たちは御仏に感謝しながら
仏閣をあとにしました
会三寺、お坊様に感謝!
会三寺の門前の坂をくだります
(´・ω・) …
見晴らし公園のベンチに腰掛け
私たちは少し休憩しました
リュックにあった菓子パンを頬張り
御茶をいただきました
生きているから歩けるし
生きているからお腹も減る
こうして二人で余笹川まで歩けたことに
私は感謝したいと思いました
④に続きます