きのうのつづき


チケット・トゥ・ライドは
ビートルズは男性の視点、
カーペンターズは女性の視点で歌われているので
以下、どちらつかずに…



さびしくなってしまう
今日、
私をおかしくさせる
あのひとが
遠くにいってしまう

あのひとは乗車券を手に入れた
あのひとは乗車券を手に入れた
あのひとは乗車券を手に入れた
なにも気にしないで

私といっしょだと滅入るって
あのひとは言ってた
私がまわりにいると自由になれないと

なんであんなふうに
ものをいえるのだろう
あのひとは
もう一度考えなおすべき
私の側になってみるべき
さよならをいう前に
もう一度考えなおすべき
私の側になってみるべき

さびしくなっちゃうな
今日、
私をおかしくさせる
あのひとが
遠くにいってしまう




ていうか
いまなら
SuicaかPASMOでタッチ&ゴーなので
乗車券なんて要りませんね(笑

なんて書いたら
ムードもぶち壊しですね



以下、

会社勤めしていると
こんな気分になるシリーズ③なので

興味のないひとは
読まなくていいかもしれません


仕事ってなんだろう
自己実現?
単に暮らすための手段?

私もよくわかりません

ただ、
私の会社は2~3年の異動サイクルが通例のところ
私は7年…
同じ部署で同じ事業、プロジェクトを
担当してきました

普通なら
2、3回は異動しているところ
ずいぶん前から、
異動の内示を受けても不思議はなかったし
こころのどこかで
仕事への新鮮さを失ってしまい
環境を変えたいと思っていました

だから、
喜んでいいはずなんです

次の部署は
いまの事業と関連があるし、
また違った角度で
これまでの事業を理解したり
考えられるようになれるのかもしれません

新鮮さは欠けますが…
功名をたてる機会もありそうだし…

そういう意味では
今回の異動の話を進めた
上長に感謝しないといけないのかも


けど、
7年という歳月が
私といまの事業の結びつきを強くして
ほどくのがしんどい…


異動通知を渡されて
はい、さよならって

なかなか
気にしないで
乗車できないんですよ


少し
仕事に依存しすぎているのかも

自分を見つめなおす
きっかけになるかもしれませんね



ここまで書いてて
「転封(てんぽう)」みたい…と思いました

転封とは、
江戸時代に諸大名の領地を他に移すこと

国替(くにがえ)とも呼ばれました

大名、
とりわけ、
代々その土地に根付いた大名は
転封を嫌います

先祖代々、愛着のある土地への思い…

サラリーマンにとって
異動は
ときに転封みたいなものかもしれません

お取り潰しになるよりは
ずっとよかった