あれから1ヶ月。
もう?
まだ?
人それぞれの今ある環境によって、感じ方は様々ですね。
私にとっては、どちらとも言えない「あれから…」という表現が一番近いかな?
まだ…と言うには決して短い時間ではなかった1ヶ月。
でも、もう…と言うには、過去にしきれない残された現実や、拭いきれない未知への不安。
今日、タイヤ交換に出かけた。
テレビで報道されてるよりも、被害が少なかった場所とはいえ、
通りすがりに、今まで行けなかった津波跡の場所を、初めて目の当たりにした。
少しずつ前に進んでいるけど、まだまだ闘ってる人が目の前にいる。
タイヤ交換に車を走らせてるのが、申し訳なく思った。
日常の生活に戻りつつ、もっともっと…と、願う自分が贅沢に思えた。
なんだか、涙が出そうになった。
母親が助手席にいたので、かろうじて堪えた。
私が涙を見せることで、不安にしちゃいけないと思った。
私より、泣きたい人は、もっと他にたくさんいると思った…。
だから…
元気な人は、明るく笑ってください。
元気じゃない人が、連られて笑えるように。
元気な人は、もっと元気になってください。
あなたの隣の人が疲れたときに、手を引いてあげられるように…。
きっとそれが今、私に出来る、もっとも身近なこと。