昨夜、富沢選手と同じGPライダーのオフィシャルブログで、訃報を知り、今もまだ哀しみが拭えません。
なかなか眠れそうになく、開けるつもりのなかったお酒を飲み、ベッドに横になりました。
朝になってもまだ信じられなく、あちこち情報を見るのですが、涙が溢れてくるばかりです。
事故の模様が、ごく簡単な文字数で書かれているだけなのに、元職業病のせいでしょうか、見てもいない映像が鮮明に浮かんできてしまいます。
サーキットでは、安全なレース開催のための改修工事や、運営を毎年見直し、努めているはずです。
しかし、残念ながら、100%の安全は無く、生身をむき出しで走っている、バイクレーサーには、常にリスクが伴っています。
とても危険ではありますが、ゆえに、ライダー達はみんな、常に安全を心がけ、真面目に真剣にレースを闘っています。
私は、このような事故を見る度に、辛い気持ちになりますが、一度もレースを見るのを止めようとか、嫌いになったことはありません。
なぜなら、亡くなってしまった彼等が、一番愛したスポーツだからです。
きっと空の上から、私たちと一緒に、地上で繰り広げられている熱いバトルを、楽しんでいるに違いありません。
来月、ツインリンク茂木で、GPの日本戦が行われます。
私にとって、久々のGP生観戦です。
富沢選手の走る姿を見れないのは、とても残念ですが、素晴らしいレースが繰り広げられるのを、眼で見て、肌で感じ、楽しみ、応援してきたいと思います。
最後になりましたが、改めて、富沢祥也選手のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。