中古で買ったバスカーズのストラトは木材がかなり良くて良く鳴るのでピックアップを変えてみたらもっと良いかなと思った。
私の手元には以前持っていたTokaiのストラト用ピックアップとピックガードがある。

ピックアップは二個しか残ってないけどセンターは現状の物を使えばフロントとリアをTokaiの物に変える事が出来る。
予想としてはTokaiの方がパワーがあって太い音がしそうです。
それでとりあえず現状のピックガードを外す。

予想していたけどボディのザグリはフロントにもハムバッカーを搭載可能になっていました。

さてTokaiの部品はセレクタースイッチも残っていました。
ご存じの方もいらっしゃるでしょうが約40年前のTokaiストラトのセレクタースイッチは5ポジションの内ミックス位置の2点は引掛りが弱めに作ってありました。何故ならフェンダー56年ストラトには元々3点セレクタースイッチが付いていてミックスポジションはなかったのです。ミックスはエリッククラプトンか誰かが中間のポジションの独特の音色が気に入ってコインか何かでセレクターを中間で止めたというのが始まりらしい。
Tokaiはフェンダーオリジナルにこだわって3点セレクターを採用したかったがミックスポジションの要望も強く5点でありながら使用感は3点に近いセレクターを開発した。当時のカタログや雑誌にはそう書いてありました。
私はこのTokaiオリジナルのセレクターも使用したくなってきた。
その他にも配線をいじり始めるとトーンをマスタートーンに変えてみようかとか色々な妄想が膨らんで頭の中がごちゃごちゃになってきた。
さらに私の中のハードルに「ハンダ付けがうまくない」というのがありまして妄想が膨らむと共に「めんどくさい」という気持ちが芽生えてきてしまいました。

そういう訳で「この話は無かったことに・・・」
再びピックガードを元に戻しました。

まあ再び気が向いてハンダ付けする気力があればチャレンジするかもしれません。