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ロシアは18日、クリミア自治共和国を併合する条約に署名した。





クリミア半島は、18世紀の露土戦争以来ロシア領とされてきた。特にセバストポリは黒海艦隊の母港であり、ロシア最大級の軍事的拠点である。

発端は、1954年にソ連の最高指導者だったフルシチョフが、クリミア半島の帰属をロシアからウクライナへと変更したことにある。当時は同じソ連国内だったため、大した問題にはならなかったが、1991年のソ連崩壊によって独立したウクライナと一緒にロシアから離れた。

プーチン大統領は、1954年にクリミアをウクライナに移管したことはソ連の法律に違反していたとし、ロシア領に戻すことはその間違いを正すことだと述べた。

さらに、クリミアをウクライナの支配下に置いていれば、ロシア黒海艦隊の本拠地であるセバストポリはいずれ北大西洋条約機構(NATO)の港と化すだろうと警告した。

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13日に発表された世論調査で、プーチン大統領の支持率が71.6%に達した。同氏が3回目の大統領選に出馬表明した2011年以降、初めて70%台を回復。

ソチ冬季五輪の成功や、ロシアが実効支配を強めたクリミア問題が背景にあると分析されている。



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