私はパソコンやiPadで絵を描くことを

誰かに教わったりスクールに通って学んだりしたことはありません。

 

基本的には画材がデジタルに変わっただけという感じです。

1つイラストを例にして一番基本的な手順を説明します。

 

こちらのネズミのイラスト、

まずはメインのネズミの主線を描きます。

次に別レイヤーで着彩します。

※画像は最終調整のPhotoshopの画面ですが

描くのはクリスタで描いています。

 

別レイヤーで着彩します。

 

次に植物の主線を描きます。

 

別レイヤーで着彩。

 

基本はこのパターンです。アナログと変わらないと思います。

納品する際にレイヤーを整理しますが

クリスタで作業しているときはもっとレイヤーを細かく分けています。

(くるみとか葉と枝を分けたり、ハイライトとかも分ける場合もあります)

 

他の人はどうやって描いているか 気にならないわけではありません。

デジタルを導入している漫画家さんやイラストレーターさんの出している本を読んだり

ブログやYouTubeを見ていると基本的には同じ感じかな?という印象です。

 

全くデザインやイラストに関わらない人は

パソコンやiPadで絵を描いたりデザインすると聞くと

ボタン1つで簡単にできると思っている人が結構いたりします。

実際、デジタルとはいえ工程はアナログよりも多いかもしれません。。 

 

なによりも、アナログであろうがデジタルであろうが

描くイメージが湧かないと前に進みません。

実はここに一番時間とエネルギーがかかるんです。

 

iPadだと机の前だけじゃなくベランダで公園の桜を見ながらでも作業が出来る。

環境をちょっとだけ変えてみる、これはアイデアを考えるのにはとても良いことです。

 

iPadで描く最大の利点は

気軽にどこでも仕事にとりかかれる、

結果発想の転換が出来て新しいアイデアが生まれるということかなと思います。

私はずっとグラフィックデザイン、

主にチラシやカタログ編集など印刷物の作成をメインに仕事をしていました。

 

3年ほど前、仕事も多く(理不尽な作業も多く。。)

母親の認知症が急激に進行したり

身内の家庭内トラブルなどが発覚したりで

数ヶ月睡眠が4時間を切っていました。

結果、体調を崩し仕事にドクターストップがかかりました。

 

その時に「私いったい何をやってるんだろう。。」と

今までの仕事を振り返り

本当にしたいことは絵を描くことだったな。。と

自宅療養中に色々絵を描いていました。

 

体調が回復しましたが、また倒れたらいやなので

週3日ほどデザイナーのアシスタント業務で働くようになり

不思議なもので自然とイラストの仕事が増えるようになり

現在もデザインとイラストの両方を細々と続けています。

 

植物や動物のイラストを描くことが多いのですが

iPadを手に入れてから、人物デッサンもやり直したいと思い

この本を購入しました。

めっちゃ分厚いです💦

 

これは、かなり詳しく人体の構造について書かれていますが

解説のイラストがコミカルで説明がわかりやすいです。

私は描く対象の構造がわからないと

描くことが出来ないタイプなので

こういう解説書を見るのはとても楽いのです。

 

実際に骨を描いてみましょう、というくだりもあり

私も描いてみました。

 

うーん、一皮むけば人間はみんなこんな感じなんですね。。

実際に描いてみるとその構造がよくわかります。

脊椎とかよく出来ているなーと関心しました。

※ちなみにこれはクリップスタジオで描いています。

 

この本ではなぜ肋骨はこういう形なのか、

なぜ関節には様々な種類があるのか、

なぜ目と口とお尻の筋肉は同じ種類のなのか、

ということがわかりやすく解説されています。

 

絵を描くならデッサンは必須!とは言いませんが

知っていて損にはならないことですし

こういう視線は絵を描くこと以外でも役立つんじゃないかなと思います。

 

絵やデザインをする人にはお勧めの一冊です。

他の人がどういう手順でiPadで絵を描いてるか

正直知りません。。

 

私はiPadとApple Pencilは紙とペンの代わりとして使っているので

基本的にアナログで描くのと大きな違いはありません。

アナログとの大きな違いは

・やり直しが何回もできる

・同じモチーフをコピペ出来る

といったところでしょうか。

 

描画で便利な機能があり作業の効率は良いという利点は大きいです。

 

昨日のメッセージロゴが出来るまでですが

まずProcreateで正方形の新規キャンバスを作成

 

ブラシのスケッチ→鉛筆でざっくりと下描き。

これは同じ形状で違う文字を描いた時の下描きを引用してるので

ちょっとスペルを修正しました。

 

別レイヤーを作成してトレースしていきます。

トレースにはブラシのカリグラフィー→モノラインを使用。

 

細かい部分はインキングの製図ペンを使っています。

 

 

新しいレイヤーにベースのハート型を作ります。

こちらはアクション→キャンバス→描画ガイドで

左右対象を使えば左右どちらかの片側を描くだけで綺麗に描けます。

 

ロゴを描いたレイヤーを複製して

調整→色相、彩度、明るさで

明るさを一番明るくして白のロゴを作ります。

(黒は反転パターンとか作る場合のために残しておきます)

 

新しいレイヤーにバランスを見ながら飾りを描いていきます。

 

最後に調整の「ゆがみ」で形を整えます。

Photoshopのゆがみと同じ感じですね。

 

最後にMidoriのサインを入れて完成です。

作業時間はテレビ見たり、「ながら」でしてたので正確にはカウントしてませんが

1時間くらいでしょうか?

作業よりアイデアを考える方が時間がかかりました。

(これは以前も同じです)

でもアイデアが固まってから完成までのスピードは

アナログ×パソコンで描いていた時からは

格段に早くなっています。

 

ちょっと線画のカット入れたいな、という場合も

フリー素材を探すより

描いた方が早いこともあります。

 

もう40も半ばをすぎたおばちゃんなので

新しいこと覚えるのしんどいかな。。と思いながら

iPadで絵を描くことを始めました

すごく楽しいです。

新しい画材を試すような感じですね。

買って良かったです。

 

 

 

全然ブログ更新していませんでした。

と言うのも割と日々忙しく

ものすごくブログに書きたことも特になかったからです。

 

久々にブログ更新したのは

書きたいことが出来たからです。

(コロナ自粛で家にいる時間が増えたのもあります)

 

2月にiPadとApple Pencilを初めて手に入れました。

今まで絵を描くのはアナログ×ペンタブ×パソコンでした。

アナログで下描きをして、それをスキャンして

ペンタブを使ってパソコンで描いていたのですが

色々と面倒くさいんです。

加えてパソコンの画面を見ながらペンタブ使う

目と手が離れるスタイルはやはり自然じゃない。。

 

液晶ペンタブを考えましたがワコムのは結構なお値段。。

そして、あくまでもパソコンありきのペンタブ。

タブレットだけで完結できるのがいい。

となると、iPad×Apple Pencilがコスト面でもベストでした。

 

iMacとMacBookairあるのにさらにiPad??

と言う旦那氏の了解を得るにも

あまり贅沢は言えないので、一番お安いiPad Proに。。

(先に結論から言うとこれでも十分使いやすいです)

 

パソコンでも使っていて慣れているのもあり

まずクリスタを入れて使い出しました。

紙のような描き心地という保護フィルム(3000円くらい)を貼ると

本当に描きやすいです。

 

クリスタは色々機能も豊富で使い慣れていたのですが

ちょっとインターフェースが幅を取りすぎていて

作業画面が狭くなるのが気になりました。

で、使い始めたのがProcreateです。

 

買い切りで1220円。

でもこのお値段にしてはよく出来ている。

 

でもこのアプリ、解説本とかないみたいなんですね。。

とは言え、グラフィックソフトを触っている人なら直感で使える感じです。

実際私もネットで調べたり手探りで描き始めましたが

割とすぐに使いやすいと感じるようになりました。

 

こういったメッセージロゴとかもアイデア考えつつ

そのまま仕上げに持っていけるのでテレビ見ながらでも出来ます。

「Hang in There」

 コロナ封じ込めは今が踏ん張り時!頑張ろう!というメッセージ。

 

どうやって描いたか、次から手順を書いていこうかと思います。

 

 

 

 

 

ブログを一新したものの全然手付かずでしたが

久々にブログ書きたくなるネタが出来ました。

 

私、手帳好きで色んな手帳を使っていました。

あな吉手帳、CITTA手帳などなど。

 

今はメイン手帳はあな吉手帳にCITTA手帳の要素を組み合わせた

A5バインダー。(こちらはまた別の機会にアップしたいです)

持ち歩き用にA6サイズのMIDORIの手帳を

バレットジャーナル的に使っていました。

MIDORIの手帳は良い手帳なのですが

ページ数が多いので長期間使っていると

付箋とかメモとかで分厚くなってしまうのが

持ち歩き用としてはネックでした。

もっと薄くて、短期スパンでチェンジ出来るのがいいなと思っていて

たどり着いたのがコクヨのロングセラーの測量野帳です。

 

 

表紙可愛いけどペンや名刺や付箋など

一緒に持ち歩きたいものの収納も兼ねて

カバーを作りました。

私はこのエチノさんのテキスタイルが大好きで

手帳カバーにも頻繁に使用しています。

 

 

 

 

 

今、前田祐二さんの「メモの魔力」を読んでいるのですが

こちらでも測量野帳を使っています。

モレスキンは憧れですが

コスパや自分の使いグセを考えると測量野帳に軍配が上がりました。

なんでいままで見落としてたのかな〜

紙も裏抜けしないし、大きさも小さすぎず丁度良いです。