ー亡くなったあの人と会える奇跡の食堂ー
この本は、2020年4月20日に光文社文庫で発売されました。
いくつかのお料理レシピがのっていたりして、面白かったです。
今度作ってみようかな。と思いながら読むことが出来ました。
なんというか、とても心が温まる物語で、思わず笑みがこぼれたりしました。
読み終わった後の余韻というのかな。
深呼吸したら、力が抜けていって、嗚呼ってなりました。
(語彙力がぁ。)
改めて、本や作家さんは凄いんだなぁと思いました。
活字の文で、ここまで人間を物語の世界にこさせることができるなんて、本当に凄い。
四つのお話があり、
一章は、俳優として活躍していた兄が、妹の琴子をかばい、交通事故で亡くなってしまう。
琴子は兄の死に耐えきれず、悲しみと後悔を抱えていた。
そんなある日、琴子は死者に再会出来るという「ちびねこ亭」を知り、半信半疑で訪れる。
という感じのお話がありますが、
全て琴子の物語というわけではなく、他にも小学生の男の子の話もあります。
橋本泰示が塾で出会った中里文香に恋をするが、
なかなか気持ちを伝えられない。交わすのはほんの少しの会話。
しかし、ある事があり、二人は言葉も交わさなくなってしまう。
しばらくして二人はー
というお話もあります。
とても面白かったです。
https://books.rakuten.co.jp/rb/16245692/
本のリンクです。
興味のある方は是非読んで見てください。

