今日19日、北朝鮮の金正日総書記(69)が死亡したとの報道が一斉に駆け巡った。藤村官房長官によると、日本政府は正午の北朝鮮国営放送で情報を知ったという。
報道によれば、17日に、現地指導に向かう列車の中で急性心筋梗塞で死去したとのこと。元朝鮮日報日本支局長で、衆議院議員の白眞勲氏の見立てでは、金正日総書記は最後まで人民のために身を粉にして働いていたというアピールと、移動中のため治療できなかったという言い訳の意味もあるのではないか、としている。
金正日亡き後は、三男の金正恩が後継体制を確立するとみられる。
今年は、独裁国家で革命が相次いだ。チュニジアに始まり、リビアのカダフィー政権も倒れた。ポルポト、フセイン、カダフィー、金正日という独裁者に共通するのはなぜか69歳での死去ということ。
日本にとって重大な関心は、北朝鮮の体制不安による混乱で安全保障上の非常事態が起きないか、ということと拉致問題の進展であろう。
世代交代は拉致問題進展のチャンスでもあるが、後継者が国内をまとめるために強硬的態度に出る可能性もあり、今後も注目していきたい。