現在、色々な国がある中、特に表立った争いは無く平和な日々を過ごしています。
が! この二つの国は違った!!
その二つの国と言うのはタイトルにも書いてあります通りフランスとイギリス。戦争に発展した場所はノルマンディー沖に十二キロの地点。
そして、戦争の原因になった物とは・・・ホタテ! そう! ホタテである! 概要はこう。
イギリス側は国に認められている海域で漁業を行っていた所、突然、40隻ものフランスの漁船が今すぐこの海域で漁業をするのをやめるよう抗議をしにきました。もちろん、イギリス側はそれを拒否。国に認められた所でやっているのですから当然ですよね。しかし、その答えに腹を立てたフランス側は激怒。
27日夜。戦争勃発!!
フランス40隻に対してイギリス5隻。もちろん、イギリス漁船はホタテを捕る為に来た訳ですから戦う為の武器なんて持ってきていません。しかしフランス側は違います。フランス漁船はイギリス漁船に対して石を投げたり、発煙弾を投げつけたりと徹底交戦の構え。
漁船の数の多さ、戦いの備えをしてこなかったイギリス漁船は敗走。幸いにも船員に怪我は無かったが船に三ヶ所、穴を開けられてしまった。
どうしてこうなった?
元々、両国の間でホタテに関する問題は15年間問題になってきた。だからここ5年間の間協定を結び多くの漁業権と引き換えに英国の大型漁船は海域に入らないとしていた。イギリスは一年中ホタテを捕っているがフランスは10月から5月の間、約7ヶ月と制限されている。その事に腹を立てたフランスが今回の戦争にいたったと言う訳だ。
戦争の一部始終を動画がアップされているがそれにしても酷い。それほど怒っていたのだろう。