『いい子に育てると犯罪者になります』岡本茂樹著
を本日読みました!読み終わったあと、今までとは考え方が変わった気がしました。
以下ネタバレ含みます。
幼い頃から「人に迷惑はかけてはいけない」と自分自身育ってきました。しかし、本書の通り、迷惑をかけずに生きることは不可能です。
迷惑をかけないで生きようとすればするほど、親に、周囲に甘えられなくなります。自分の感情を押し殺し、「いい子」になります。
そして、行き場をなくした感情のせいで自分のことを理解できず、何をどうしたいのかもわからなくなってしまいます。
「嘘」というのは、素直に甘えられないから出てくるものです。
「本当はこうしたいのに言えない」という気持ちが大きくなって、「嘘」をついてしまう、、
だからこそ、子供が嘘をついてしまったらどうしてその嘘をつこうと感じたのか向き合ってあげたい。「嘘」を怒るのではなく、「嘘」の理由を尋ね、答えられた時に「あなたの気持ちを聞いてあげられなくてごめんね」と言ってあげたい。
ただ、これが理想論だということは重々承知です笑
多分、怒ってしまいます。でも、怒るのはきっと子供に嘘をつかせてしまったことにむしゃくしゃするというのも少なからずあると感じています…
自分の感情を相手に正しく伝えたり、自分で消化することはとっっても大変です。
だからこそ、甘えられる相手を、話を聞いてくれる相手を大事にしたいと思いました。
いつもありがとう。