エリザベス女王杯(各馬上がり3Fの考察) | 競馬ブック CPU泣き笑い 

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 ファイブスター物語(FSS) クルーソーが紡ぎ、ラキシスが織り、アトロポスが切る。そのラキシスです。(3姉妹、ギリシャ神話よりの引用と思われる。)

ナイトオブゴールドラキシス。今当日版の見出し(錦繍の淀に)を見て、そのような感じでみています。本紙本命はそのラキシスです。見出しに関しては、編集人に聞いてみます。(しかし、FSSのラキシスを知って、尚且つナイトオブゴールドを知っている人はとんでもないマニアです。私もか)

さて本題ですが、皆さんご存知のように、国内の競馬では、各レースにおける各馬の上がり3Fタイムが主催者より発表されています。それにより競走成績欄に、そのタイムは表示されています。(能力表中などで)その内容を考察する時は、そのレースのレースラップと比較するのがいいと思います。レースラップは1Fごとに発表されています。今回のエリザベス女王杯に出走メンバーの過去レースで多いのが、秋華賞と府中牝馬Sです。まず秋華賞のレースラップは、

12.1-10.4-11.9-12.2-12.3-11.9ー11.8-11.8-11.9

です。これはその地点での先頭馬のタイムです。レース上がり3Fが35.5秒です。一着馬のメイショウマンボが34.2秒なので35.5マイナス34.2=1.3秒です。1.3÷3で約0.4秒となり、単純にレースラップよりマイナスすると11.4-11.4ー11.5となり、これが想定メイショウマンボの上がり3Fレースラップとなります。このレースで最もかかったラップが12.3秒とやや重い馬場にしては、速い平均ペースであったことがわかります。その中での上がり3Fが34.2で、その打ち分けを換算すると上記のようになります。

また同じように府中牝馬Sを見てみると、レースラップが

13.1-12.0-12.8-13.1-12.8-12.2-10.8-10.7-11.3

です。府中の良馬場で13.1,12.8がある超スローな前半、中盤です。レースの3F上がりタイムが32.8秒です。一着馬のホエールキャプチャが32.6秒の3F上がりタイムでした。

秋華賞とコース、馬場ともに違いますが、あまりにも対照的なペースでのレースであったことが、このタイムより分かります。単純な上がり3Fタイムの比較が無意味なことが分かります。秋華賞でのメイショウマンボの上がり3Fタイムは非常に優秀です。逆に府中牝馬Sのホエールキャプチャのタイムは、まことに平凡なものです。こういった手法(レースラップと各馬の上がり3Fを考察)で真の上がり3F考察が出来ると思います。今回この手法で、私が考察した結果での上位3頭は(全馬の前走)

1位=ディアデラマドレ

2位=ラキシス

3位=メイショウマンボ

となりました。これはあくまでも前走の上がり3F考察での順位です。レース展開、調子、勝ちタイム、馬場状態により、入線順位は変わると思います。本当に勝馬考察の奥は深いです。


それでは皆さん  GOOD  LUCK (TY)