京都記念G2はまたしてもサンデーサイレンスの孫馬ばかり。 | 競馬ブック CPU泣き笑い 

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 どのレースでもサンデーサイレンスを父に持つ種牡馬の産駒(本馬はサンデーサイレンスの孫にあたる。)の出走が多いレースが多数あります。ただこの京都記念G2は日曜の特別登録馬12頭中の10頭がサンデーサイレンスを父に持つ種牡馬の産駒です。違うのはキングカメハメハ産駒のキングストリート、スターオブコジーン産駒のリッツィースターの2頭のみです。ご存知の通りキングカメハメハは社台の種牡馬です。リッツィースターの母系もダイナサマンサを通しての社台系です。登録馬全てが社台系です。これもよくある現象と近年なっています。ここまでの出走馬全てとなるレースは少ないですが、このような傾向は益々多くなると思います。

サンデーサイレンス系、社台系のみの競馬でも、競馬には違いはないと思います。しかしあまりにも狭い(血統上)範囲の競馬です。どうしても脚質、その他似通ったものとなり、血の広がりを感じられない競馬となるのではと危惧しています。

良い物は良い。これは納得です。かって競馬の本家と言われるイギリスでセントサイモン系一色となり、セントサイモンの悲劇と呼ばれる哀れな末路がありました。そのようなことにならないように社台でも考えておられることは、過去の実績より読み取っています。ただこう同じ種牡馬および系列の馬の競走をみると、一競馬ファン(無知な)としては心配です。皆さんはどう思われますか。


それでは、皆さん  GOOD LUCK (TY)