青山の話 -3ページ目

青山の話

日々の生活で、感じることを書いていきます

おめでとうございます

久々の更新
今年もよろしくお願いします


ps 以前の続き 

バイト先のアジア風居酒屋から、
横浜駅西口へ続くメイン通りには、多くの焼き芋の皮や、唐辛子、
ペットボトルや段ボールが散乱している。
人通りはほとんどない。
あちこちに白い壁紙が貼られていて、赤い文字で、
「外国人を見かけたらご一報下さい」
と電話番号とアドレス記載されている。

バイトが最後の日で、送別会を開いてもらっていたマキは、気づくとすっかり遅い時間になっていて
焦った。
「あまり遅くなるとあいつ等と会っちゃう」

店をでると足早に駅に向った。

居酒屋の周りには、ピンクや紫のネオンで彩られた怪しいホテルが林立する。
マキの母親の話では、ここ15年位で随分変化したと言う。
当時は、ビブレや、シャル下やジョイナスと言った大きなビルが沢山あり、
沢山の若者で賑わっていた。。。らしい。

目の前に広がる廃れきった町並みからは想像出来ない。

西口は22時以降になると、浮浪者や売春婦もほとんどいなくなり「黒ヘル十字団」
と呼ばれる自警団が5人編隊で街を巡回してる。街の治安を守る為という名目でそれぞれがスタンガンや、警棒などの武器を携帯している。
彼らには厳格な入隊基準がある。その基準が変わっている。
1,頭をスキンヘッドにしなければいけない。
2,夏でも冬でも黒い革ジャンを着用する。
3,ブーツは出来るだけティンバーランドイエローヌバックにする。
マキは、地元の友達からその話を聞いた時、思わず笑ってしまった。
表向きは自警団だが、
政府から認められた臨時逮捕権と、怪しいものを尋問する権利を持つ秘密警察に近いと言う噂だ。
日本では、民主主義政府が暴力革命で転覆して軍事政権が出来上がって15年経つが、
黒ヘル隊はその頃からいたらしい。
 
マキはあいつらが大嫌いだ。少し上か同い年位なのに、威張って、笑いながら、見下してくる。
バイトの友達が、なれなれしく話しかけられ、髪の毛を触られ、頭に来たから、無視して通り過ぎようとした。すると後ろから髪を引っ張られ、バックの中をひっくり返され、持ち物検査をさせられた。
口紅を全開まで出し、腕に「水着、女のアレ」と意味不明な落書きをされ泣いていた。

ホテルから出てきたカップルに絡み、金を巻き上げている光景も見た事がある。
誰も怖くて助けることが出来ない。関わり合わないようにしている。

マキも面と向かって文句を言えないが、ぎゃふんと言わてやりたい。

続く











2009年5月 「風の中に眠る」
加筆、修正。

主語の重複取り除き、少し話を付け加えました。

2009 12月 
「曇り空とアイスコーヒー」 削除しました 
曲が規約違反で聴けなくなり、イメージが湧かないた為

2009 12月
 「上空にて」 削除しました。
上記と同じ理由です
途中まで読んでいた方には、申し訳ない気持です。

2009年11月
題名を
「いいのみっけ」 から「真昼の黒」へ修正
内容も少し変えました。

バックデザインを変更しました。 書いてる内容とかけ離れてる感じがしたため。