三宅エミのライターズノート

三宅エミのライターズノート

「美しく生きる」とはー。
日常にやどる美的感覚、美意識、美食、美術工芸、書籍、映画など、
ライター&アーティスト目線で、ゆる〜く記します。

小人サンタさんは、
赤がお似合いです。
さらにゴールドのお家が、
重厚で華やか。
こちらの額装が、
フルカラー彩色サンタさんの、
住処です。


おっちょこちょいな冬の妖精たち



フルカラー彩色の他、

紅、朱のモノトーン彩色が各有ります。


キュート、シンプル、

それぞれのお家に、

お住まいです。


みなさまのお住まいは、

いかがですか?



📕泉鏡花文学賞&泉鏡花記念金沢市民文学賞


​抽選で書籍プレゼント




金沢市民芸術村で授賞式典が開催される以前は
なにかとご縁が深く、
毎年のように足を運んでいましたが、
金沢駅の向こうに会場が移転したことにより、
しばらく遠ざかってしまいました。
と同時に、奇しくも、私自身の活動が、
ライティングからアート寄りになっていったのは、
不思議なことではないのかもしれません。

第50回の式典で、
父が功労賞を拝受するにあたり、
何年ぶりかで、授賞式に同席しました。
おもしろいもので、それ以来、ご縁が復活!
再び毎年、出席するようになりました。

授賞式では、選考経過と受賞作品について、
金沢市民文学賞は、選考委員会委員長が、
泉鏡花文学賞は、選考委員の作家さまが、
丁寧に解説してくださいます。

その後、市民文学賞受賞者のことばと、
鏡花賞受賞者の記念スピーチが行われます。

このスピーチから、
受賞は必然なのだ、
と伝わってくるのですよね。
執筆前の段階から、
決まっていたことなのかもしれない、
などと納得させられます。
ああ、この方が受賞者で、よかった、
と、感じたりもして。

父を亡くしたばかりの私自身にも、
必然なのだろうな、
と感じ入るシーンに、
いくつか出会いました。
それはさておき、

高村薫さんの『埴墓記』は、
とても興味深い作品です。

木内昇さんの『奇のくに風土記』は、
表紙画のアーティストさんの予言との関わりが、
好奇心をそそります。

選評と執筆エピソード秘話など、
全体を知った上で拝読すると、
受賞理由の必然性がさらに理解できるので、
1冊丸ごと味わう読み方としては、
授賞式への出席は、ぜひ、おススメです。

私は、この絡みがおもしろく、
毎年の楽しみとなっています。


PS 父を知る方々から、お悔やみの声をかけていただきました。五木寛之著『百寺巡礼』能登編に、父が関わっていたことを知り、当時の編集者さまと訃報が話題になっていたことを耳にして、感慨深くなりました🙏


在日リトアニア人は約300人で、
なんとそのうち2人の音楽家が、
金沢市に在住。
ジドレさんダニエリスさんの活躍により、
リトアニア文化が金沢に広がっています。

リトアニアの国民的作曲家で画家のチュルリョーニスが、
35歳で生涯を終えてなお、
愛されつづけている証として、
生誕150周年記念イベントが、
いくつも開催されています。

来年、東京都美術館に出展する新緑の頃、
国立西洋美術館では、ちょうど、
チュルリョーニスの展覧会の開催期間です。
今から鑑賞が楽しみになりました。
みなさまま、スケジュールをぜひ、
チェックしてみてくださいね。




昨夜、石川県立音楽堂交流ホールで、
チュルリョーニスの絵画レプリカを、
拝見しました。




画集も楽譜も、手にとって閲覧しました。



絵と音が連動して、

天才はたくさんの作品に、

昇華されたのですね。

35年の生涯のうちに。



会場は、愛情と尊敬に満ちており、

リトアニア🇱🇹カラーに彩られていました。




そう、昨夜は、石川県立音楽堂交流ホールにて、
リトアニア文化協会、
在日リトアニア共和国大使館、
金沢とリトアニアをつなぐ会、
主催による、
チュルリョーニス生誕150周年記念コンサートが、
開催されたのです。

ヴァイオリニストのジドレさんが、
芸術監督としてまとめあげた、
『チュルリョーニスへのオマージュ
〜日本海に打ち寄せるリトアニアの芸術』
は、リトアニアの魅力が凝縮された、
壮大なコンサートでした。


​第一部&第二部

プログラムだけでも貴重資料です


チュルリョーニスの作曲に、

リトアニアの作曲家5名を加えて、

弦楽器演奏、ピアノ演奏、

子どもたちのリトアニア語合唱、

オーケストラ演奏、等、

幅広い音楽表現が楽しめました。


かつて金沢大学留学生だった、

リトアニア大使が、

流暢な日本語でご挨拶され、

合唱の歌詞を日本語翻訳されるなど、

まさに二国をつなぐ大使として、

素晴らしき存在感を、

際立たせておられました。

大使も金沢が第二の故郷だなんて、

なんというご縁でしょうか。



大使の著作です↑



青門さんのお迎え花が、

記念コンサートに華を添えていました。

金沢とリトアニアをつなぐ会のみなさまに、

拍手です。


あっ。

木村文さん訳の書籍が、

たくさん出版されていますね!

かつて、『あさはやくに』を、

朗読させていただきました。

詩集2冊、拝読したいと思います。



その他、リトアニア作品の数々。



チュルリョーニスの図録は、
展覧会で入手できるでしょう。
CDも、たぶん。
絵と音楽が両方鑑賞できる書籍が、
英語か翻訳書で見つかると、
よいですね。
絵と音のチュルリョーニスを、
詩作したくなってきましたよ。
あるいは、
チュルリョーニスへのオマージュを、
拝聴した間接的な表現を、
描いてみる、とか。
などと夢想する、
日本とリトアニアをつなぐコンサート空間では、
芸術的刺激を浴びながら、
素晴らしいひと時を過ごしました。

9月末、在廊日は、晴天なり、


でした。




金沢グリーンアーツギャラリーにて、


みなさまのエネルギッシュな作品に囲まれて、


ゆったりと流れる朝のひと時は、


魂の癒し時間となりました。





年初、朗読した詩のイメージより

『黄昏の放牧馬』SM

『白雪』SM

『紅誉』SM



作品のメインは、F10号です。


ふだん描かない、


ほぼ描いたことがない、


静物画、


プラス、


モデル有りの人物画は、


スペシャルな作品です。



あまり描き込まずに、


軽めに描いたところ、


それはそれでよく、


色彩感など、意外と、好評でした。



​父へのオマージュ

『his art box』F10


おなじタイトルの詩を編んでおりまして、


年内にご紹介できるかと存じます。


油彩画作品は、来春、


東京都美術館に連れてまいりますので、


詩とコラボ展示していただけたらいいですね。



本年4つめの油彩画出展、


展覧会がぶじに閉幕しました。


ご高覧いただきましたみなさま、


ありがとうございました♡



本日より、10月。


寒暖差で、つかれもでやすい時節、


どうぞご自愛くださいませ。




所属している一創会北陸の会員展が、

本日より火曜日まで開催です。


​9月26日〜30日

最終日の午前中、在廊します


10号に亡父を描いたので、


かなりプライベート感があります。


小さな作品は、年初に、


『珠洲黄昏の放牧馬』という詩を詠み、


朗読した流れで、


イメージを描いていたシリーズ作品です。


見る人が見たらわかるかどうか、


な絵柄です。


小サイズは、1作品、


もしくは、2点のところ、


3作も展示していただき、


一面が笑里コーナーとなりました。



なのに、今回は、


ご案内不足で、郵送でのご案内は、


喪中でもありますし、


気持ち、控えております。




​小作品3作

左奥にシリーズで

展示していただきました


期間中、入場フリーですので、


お気軽にお出かけくださいませ。


会員様たちの作品は、


いついかなる時もベストを尽くし、


熱がこもっていて、


本当に素敵です。




会場は、グリーンアーツギャラリーです。