「球際勝負に強い」
起業家だけではなく、経営者もリーダーもそうだと思います。
絶対このラインを割らせてたまるか。この球際勝負にせり勝つ、という闘争心。
サッカーでいうと、ライン際でボールを割らせずキープができるメンタルと足腰の強さ。
バスケットでいうと、スラムダンクの桜木花道が得意なゴール下のリバウンドがイメージが近いかもしれません。
球際に強いと、ピンチも気づけばチャンスになったりします。
反対にどれだけ優秀でスキルが高くても、
球際勝負に弱かったらリーダーとしては抜擢されにくい。
抜擢されてもなかなか活躍できないと思います。
リーダーは、良い未来も悪い未来も、あらゆる未来を読み、
そこに事前に手を打つことが求められますが、
突発的な、例えば今でいうとコロナや、過去でいうと国家間の戦争など、
いろんな不測の事態があるものです。
そんな時、リーダーに求められるものは球際勝負に強いこと。
球際で絶対勝ち抜くこと。
危機が起きたとき、
パニックであたふたするのではなく、どしっと構えられるか(内心冷や汗でも)。
怖くて動けなくなるのではなく、最善の策を探し続けて手を打ち続けられるか。
焦りで泣きそうになり下を向くのではなく、笑顔で上を向いてチームを鼓舞できるか。
チームでも個人でも、
成果がでなくて危機が訪れているときほど、球際勝負から逃げてはいけません。
球際を勝負してこそ本当の強さが身につきます。
球際勝負は、チームにとっても個人にとっても、成長のチャンスでもあるのです。