マネージャーは組織成果をだす人。
ありとあらゆる手段を使って、組織成果をださないといけません。
ただ、プレーヤーとしては一流だった人が、
マネージャーになった途端に活躍できないこともたくさん見てきました。
そのマネジメントの罠の一つとして、「積みあげ」の考え方があります。
組織成果をだすマネージャーには、
10人で集まって、足し算で10の成果をだすのではなく、
工夫することで、20や30といった掛け算での組織成果をだすことが求められます。
そういうマネジメントの工夫ができずに、
プレイヤーとしての視点のままで必死に頑張っていても、
足し算で成果を積みあげることしかできないので、
マネージャーとして優秀とは言えません。
工夫することで掛け算で、
メンバーの成果を最大化し、
メンバーに華を持たせ、
メンバーがより成長できるように頭をフル回転させる、
のがマネージャーの仕事です。
プロサッカーという職業でいうと、
いい練習メニューを考え出すことで、プレイヤーである選手たちのスキルが横断的にあがる仕掛けをし、
自分のチームで素晴らしいプレーをした選手がMVPインタビューに呼ばれることを自分のこと以上に喜び、
当然一番は全体として、チームが勝負に勝つ、ということが求められます。
自分の頭をどこに使うべきなのか?
ここがわかっていないと、
マネージャーとしては壁にぶつかるかもしれません。
組織成果のテコがどこなのか。
そのテコに対して、無数にあるアイディアの中で、最良の一手を捻り出せるかどうか。
ここがマネージャーとしての腕の見せ所です。
当社も、年齢関係なく若いうちからマネジメントに挑戦できる、
チャレンジングな文化にしています。
外部講師を呼んだ勉強会、
書籍の配布、
マネジメント能力の高い人に直接アドバイスを聞きやすいカルチャーなど、
マネジメントスキルのあがりやすい工夫をしています。
マネジメントも、コンサルティング、プログラミング、デザイン、セールスなどと同じように、
スキルや職業のひとつ。
若いからと諦めずに挑戦できる職業だと思います。
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