組織成果をあげる手段としての情報共有。
組織の人数が拡大すればするほど、
マネジメント人材には、
この情報共有の仕組みをつくれる能力、
が必要不可欠になってきます。
「共有しました!言いました!」
という単純なものではなく、
組織を動かす情報共有でなくてはなりません。
ここは頭を振り絞って、創意工夫が必要です。
当社も例えば、ビジョン、ミッションステートメント、新目標、新体制など、
情報を共有するときに、
組織に伝わり、
組織に浸透し、
組織の行動が変わり、
組織が円滑に動けるように、
情報共有のやり方を創意工夫しています。
・わかりやすいコピーを開発
・行動につながりやすい日々の褒めの仕組みを導入
・イメージして記憶に残りやすいビジュアルを駆使
・一言一句暗記して欲しいときにはクイズ形式に
・大事なことは同じことを何度も何度も何度も同じ言葉で伝える
など、ウェブサイトのPDCAと同じように、
組織状態をみながらマネジメントのPDCAを実践するのです。
情報共有の仕組みつくりは、
短期的に目に見える成果としてわかりにくいので評価されにくい。
そう思う人もいるかもしれませんが、
この能力が高いと、幹部候補やマネージャー抜擢などで目をつけられやすいものです。
なぜなら、
組織のベクトルと、1人1人のベクトルが一致したときに、
力が掛け算されて組織として大きな力を発揮できるもので、
マネージャーはその掛け算としての組織成果を求められる職種だからです。
ということで、将来マネジメントに挑戦したい人は、
情報共有の仕組みつくりについて、
できるだけ早い段階から、
自分の頭で考えて、実践して、PDCAしてみることをおすすめします。
https://twitter.com/t_kodama22
↑経営やスタートアップ転職に興味ある方向けに、Twitterはじめました。
https://goetheweb.jp/person/slug-n0495d6da40e
↑GOETHE連載更新しました(第8回目 キャッシュレス時代のお金の形とは)。