プロの定義を調べてみました。
『プロフェッショナルとは、職業上、その分野で生計を立てていて、
その分野について専門的知識・技術を有していている人』
と定義されています。
つまり、
サッカーの技術が日本一でも、
小説を書く文才が日本一でも、
それを職業ではなく、趣味でやっていたらプロではなくアマチュア。
どっちが良い悪いではないです。
専門的能力をもち、それを活かして報酬を受けとる。
例えば、
営業職、
ある専門分野のコンサルタント、
最先端のITスキルを扱うエンジニアやデザイナー、
どんな組織でも活性化できるマネージャーなども、
当然プロに該当しますし、
私のような経営者という職業もプロに分類されます。
ただしプロになると、報酬の対価として責任がうまれます。
そしてそれが結果責任となるので、
ビジネスは結果が全ての非常な世界、と言われるのです。
部活の学生サッカー選手とは違って、
プロリーグの職業サッカー選手になると、報酬をもらうプロとなるので、
結果をださないと厳しい現実も待っています。
そういう責任により重圧がかかると、
上を目指すのやめようとか、
アイディアをだして目立つのやめようとか、
とにかく定年までミスをしないようにとか、
大人になるにつれプレースタイルがどんどん小さくなってしまう人もでてきます。
でも私は、せっかく人生の大半の時間を仕事に費やすのであれば、
組織で上を目指し、
どんどんアイディアをだして自らチャンスを掴み取り、
身の丈に合わない役割にも果敢に手をあげて、
そうやって自分の能力を一歩でもあげていくべきだと思います。
そうすると責任は重くなりますが、
高いレベルのプロになると、その責任の重圧を跳ねのけることなく、
その重圧さえも楽しんで仕事をするものです。
できるだけ目立たないようにひっそりとプレーするプロサッカー選手と、
重要局面でもパスくれ!と手をあげて、笑顔で楽しそうに全力疾走するプロサッカー選手、
そのどちらが観客を魅了するのか。
後者のようなプロ選手には、例えシュートが外れたとしても、
人から応援されるので、
次から次へと新しいチャンスが巡ってくるものです。
だからプロとしてやるからには、まず仕事を楽しむこと。
仕事を楽しんでいて、元気で、笑顔がキラキラしたチーム。
そういうチームは勝負強い。
だから私はそういうチームを創りたいと思っています。
そしてそういうチームこそが、世の中を魅了し続けるのです。