心臓疾患の診断の手順

心臓疾患の診断の手順

聴診器についてご紹介します。

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心臓の聴診を行うとき場合、まずは心血管系の一般診察を合わせて行うべきである、これらの情報と総合して聴診の所見は決定される。一般内科レベルの心臓疾患の診断の手順としては病歴聴取、身体診察、血液検査、胸部X線、心電図、断層心エコー図(ドプラ法は含まない)を総合的に行う必要がある。病歴は時系列で、症状のonset、持続、誘因、実際の活動度(駅まで歩けるかなど)を中心に聴取していく。症状がなく、異常の指摘といった病歴も特記すべき事項がなければ、正常所見といわれる状態ならば正常と考えてよいが、そうでなければその所見が正常かどうかは想定する疾患によって異なる。