星野舞夜・他◇夜に駆ける YOASOBI小説集◇ | 星よりも大きく、星よりも多くの本を収納する本棚

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9年間の海外古典ミステリ読破に終止符を打ちました。

これからは国内外の多々ジャンルに飛び込みます。




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小説の数だけーーー音楽が奏でられる!

 
 
 
◇夜に駆ける YOASOBI小説集◇
星野舞夜・いしき蒼太・しなの・水上下波
 
 
コンポーザーのAyase、ボーカルのikuraからなる「小説を音楽にするユニット」 YOASOBI。 
第1弾楽曲「夜に駆ける」は、Billboard Japan Hot 100で1位を獲得。 
そんなYOASOBIの楽曲(「夜に駆ける」「あの夢をなぞって」「たぶん」及び未発表曲)の原作小説4作と関連作品を収録!
 
 
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1.夜に駆ける(https://youtu.be/x8VYWazR5mE)
星野舞夜「タナトスの誘惑/夜に溶ける」
 
 
2.あの夢をなぞって(https://youtu.be/sAuEeM_6zpk)
いしき蒼太「夢の雫と星の花」
 
 
しなの「たぶん」
 
 
4.未発表曲
水上下波「世界の終わりと、さよならの歌」
 
 
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「夜に駆ける YOASOBI小説集」です(・∀・)
 
 
昨年末からYOASOBIの「夜に駆ける」に劇ハマりしています。それこそ毎日の料理と風呂の時に聴いては口ずさみ、コロナコロナコロナ……が終息したらカラオケの持ち歌にしようと決めるほどです。そんな中YOASOBIの曲をモチーフにした小説集があると聞いて借りてきたのが本書です。
 
 
YOASOBI自体、よく知らなかったのですが小説を音楽にする」をモットーに活動しているのですね。てっきり逆だと思っていた……つまりあのすばらしき名曲たちも(未発表曲もあるけど)小説がなければ存在しなかったわけでどんな小説なんだろう??とワクワクするしかないじゃない。
 
 
……という期待が大き過ぎた! 表面的過ぎるというか、中身がスカスカというか……そりゃ純文学みたいなのは期待しなかったけどここまでスカスカとは……すっごく肩透かし……もっと他に語りたいとか書きたいとか思わないんだろうか……小説と曲はまた別のものなのだ、という認識の方が受け入れやすいな……
 
 
さて。1番の目玉はやはり「夜に駆ける」でしたが、これ、自殺の曲だったのかorz! てっきり倦怠期か破局の危機を乗り越えて、夜に人知れず新天地に旅立つ物語だとばっかり……←半分当たってる? 
ということは追い詰められていたのは少女ではなく、青年だったわけで……ガラリと話の見え方が変わるところはぜひ音楽を聴きながら読んで欲しい。というか3まではぜひそう読んで欲しい。文字はスカスカだけど少ない分景色は限定されるので浮かび上がる映像は明瞭だ!←
 
 
「夜に駆ける YOASOBI小説集」でした(・∀・)/
次は〜…………ヤバい、何になるか分からない←え