エドワード・D・ホック No.73◇赤い閃光◇ | 星よりも大きく、星よりも多くの本を収納する本棚

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9年間の海外古典ミステリ読破に終止符を打ちました。

これからは国内外の多々ジャンルに飛び込みます。




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海賊放送局の裏側に有る秘密とは? 女ガードマン、リビーが頭脳と拳銃で暴れまくる!

 
 

 
◇赤い閃光◇ -A Flash of Red-
エドワード・D・ホック 汀一弘 訳
 
 
イギリス沖の海賊放送局を探れ!
 
 
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リビー・ノウルズは常に拳銃を二挺持ち歩く女ガードマン。依頼人の命を必ず守り抜くのがポリシーだ。
 
 
今回の依頼人は英国海岸線17マイル沖合に停泊中の海賊放送局に『ビジネス上の要件』で会いに行くピーターソン。しかしこのピーターソン、何処か怪しい。アミド・ジェベルというアラブ人に襲われ、警告されても海賊放送局のスカイシップ号に乗り込もうとするし、リビーに全てを語ろうとしない。しかも海賊放送局の1人が殺されてーーー
 
 
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「赤い閃光」です(・∀・)
 
 
本当に何人キャラを作ったんだー!!と叫びたくなるくらい短編作品を描きまくったホック氏がまた新しい主人公を創りました。名前はリビー・ノウルズ、性別は女、職業はガードマン。もう1度。ガードマン。女性警備員、もといボディーガードです。そして勇ましく拳銃をぶっ放します。
 
 
そんなリビーの冒険譚なのですが……推理というよりもアクションであり、師匠エラリー・クイーン風な「犯人は誰?」よりも些か斬新な「その裏側には何が?」が主体になっています。主人公リビーは依頼人のピーターソンから色々秘密にされ、ほとんど五里霧中で殺人事件を解いたり、海賊放送局との関係を解き明かしますので読者と同じ視線です。しかし、このリビー、シリーズ物では無いようなのでどうしてガードマンを志望したのかが分かる日は来ないのでしょうか……
 
 
「赤い閃光」でした(・∀・)/
次は〜……フランスの幻想物語りです(*^o^*)/