スー・グラフトン編◇アメリカミステリ傑作選2000◇ | 星よりも大きく、星よりも多くの本を収納する本棚

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9年間の海外古典ミステリ読破に終止符を打ちました。

これからは国内外の多々ジャンルに飛び込みます。




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2000年アメリカの傑作ミステリ、集まれ!
 
 

 
◇アメリカミステリ傑作選2000◇ 
スー・グラフトン 編 
 
 
メアリー・ヒギンズ・クラーク「隣人」、ローレンス・ブロック「ケラー、窮地に陥る」など、ミステリー作家スー・グラフトンが選び97年に発表された最新アメリカンミステリ20編を収録。 
 
 
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1.養育費(デイヴィッド・バラード)
  (Child Support)
 
 
2.月にかけて誓うなかれ(スコット・バーテルズ)
  (Swear Not by the Moon)
 
 
3.ケラー、窮地に陥る(ローレンス・ブロック)
  (Keller on the Spot)
 
 
4.隣人(メアリ・ヒギンズ・クラーク)
  (The Man Next Door)
 
 
5.過去からの超え(メリル・ジョーン・ガーバー)
  (This Is a Voice from Your Past)
 
 
6.老スパイクラブ(エドワード・D・ホック)
  (The Old Spies Club)
 
 
7.犬と呼ばないで(パット・ジョーダン)
  (Beyond Dog)
 
 
8.ミリアムを探せ(スチュアート・カミンスキー)
  (Find Miriam)
 
 
9.秘密(ジャニス・ロウ)
  (Secrets)
 
 
10.スマトラの大ネズミ(ジョン・T・レスクワ)
   (The Adventure of the Giant Rat of Sumatra)
 
 
11.闇にうごめくもの(ジョン・ラッツ)
   (Night Crawlers)
 
 
12.判決嘆願書(マーガレット・マロン)
   (Prayer for Judgment)
 
 
13.囚人たちの医者(ジェイ・マキナニー)
   (Con Doctor)
 
 
14.黒い犬(ウォルター・モズリイ)
   (Black Dog)
 
 
15.神の思し召し(ジョイス・キャロル・オーツ)
   (Faithless)
 
 
16.ローズ・コテージのご婦人たち(ピーター・ロビンスン)
   (The Two Ladies of Rose Cottage)
 
 
17.退院十二日め(デイヴ・ショウ)
   (Twelve Days out of Traction)
 
 
18.暗示の威力(ヘレン・タッカー)
   (The Power of Suggestion)
 
 
19.お持ち帰り(ドナルド・E・ウェストレイク)
   (Take It Away)
 
 
20.それからの彼女の人生(スティーヴ・ヤーブロウ)
   (The Rest of Her Life)
 
 
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「アメリカミステリ傑作選2000◇」です(・∀・)
 
 
そういえば今は「このミス!」の時期ですね。現代物はほとんど読まないですが、世情は気になるので立ち読みして話の流れに乗ろうと思います← 
 
 
年間ミステリ傑作選は日本もやっているし、どこの国でも刊行していると思いますが、本書の特徴は選ばれた1人がその年の傑作を選出していることです。つまり1人で「年間の傑作はこれだ!」と示しているんですね。そうなるとその選者の好みやセンスの有無がモロバレしますが、選ばれる人はみんな幅広いジャンルの読書家なので問題はないようです。
 
 
今年の選者はスー・グラフトン。アルファベットシリーズの作者です。古典的なミステリから型にはまらないミステリまで20編が収録され、飽きずに色々な作品を楽しめます。
 
 
1、4、5、18のように貴方の隣で起こり得る恐怖、9、15、16、20のような長い影を落とす過去の事件、10ではホームズに会えるし、2、3、6、7、8、11、13、17、19に出てくるその道のプロもしくはアウトローに片足突っ込むプロの冒険譚! 
 
 
「アメリカミステリ傑作選2000」でした(・∀・)/ 
次は初めてのあのミステリに行きます!(*^o^*)/