フランス対イギリス=リュパン対ホームズ。
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◇リュパン対ホームズ◇ -Arsene Lupin Contre Herlock Sholmes-
モーリス・ルブラン 石川湧訳
百万フラン当選の宝くじの紛失とフランス王冠にまつわる伝奇的な青ダイヤの盗難に始まる一連の怪事件は、名探偵シャーロック・ホームズが登場するにおよんで、ついにリュパン対ホームズの一騎打、フランス対イギリスの決戦の様相を呈するにいたった。みずからを国民的英雄ナポレオン皇帝になぞらえ、トラファルガーの復讐戦を自負するリュパンは、ホームズを向こうにまわして痛快無類、手に汗にぎる活躍を開始する。第一話「金髪の婦人」第二話「ユダヤのランプ」収録。
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まず、申し訳ありませんでしたm(_ _)m
毎週土曜日に更新するとか言いながら、日曜日の更新になってしまいました……(´_`。)
申し訳ありませんでしたm(_ _)m
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そんなわけで「リュパン対ホームズ」です^_^ 推理小説が好きな人には夢の競演ですね:*:・( ̄∀ ̄)・:*:! というか、リュパンのところに時代を感じるのはわたしだけでしょうか……(・・;)
この本は創元推理文庫です(・∀・) ハヤカワにはないので。
一つの文庫から出してよー・°・(ノД`)・°・うわーん。
行きつけの本屋さんになかったのでわざわざ他所から取り寄せたものです。
……ってそんなことはどうでもいいから( ̄ー ̄; 本書の解説に入ります。
本書は題名どおり、
フランスのリュパン(ルパン)とイギリスのホームズの華麗なるトラファルガー戦です。
なんでここでトラファルガー? 理由はルパンが自分をナポレオン皇帝に例えたから( ̄▽+ ̄*) ホームズはネルソンですかね(*^.^*)??
そんなリュパンとホームズの戦いの詳細はいかに?
1.金髪の婦人
(La Dame Bronde)
……数学教授ジェルボアの小机とその中に入っていた百万フラン当選の宝くじ盗難事件とオートレック男爵の青ダイヤ盗難事件。調査にあたるホームズと助手ウィルソンの前に立ちはだかるのはかのアルセーヌ・リュパンと"金髪の婦人"。
2.ユダヤのランプ
(La Lumpe Juive)
……ホームズとウィルソンは依頼を受けて再びパリへ。ダンブルヴァル夫妻が所有するユダヤのランプとそこに隠していた宝石が盗まれたという。ホームズは先の事件との共通点が見えるこの事件をアルセーヌ・リュパンの犯行だと断言するが。
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はい、面白いです。
二人があの手この手で策略を巡らすのが面白いです(*^▽^*) でもリュパンの語りがないので、リュパンがどのように犯行を行ったのかはホームズの推理で語られます。もうちょっと、リュパンの心境が知りたかったなーと思います(*´~`)=з
なんか中篇2本はもったいないなー(*´Д`)=з
「リュパン対ホームズ」でした(^O^)/
次は「ルパンの冒険」ですが、この本、本屋さんで見たことないので入手できなかったら、「奇巌城」の感想をアップします(・∀・)/