【場面緘黙経験者同士のオンライン対談お話会】を開催します | 不登校サポーターaikoᵕ̈*親と子を繋ぐ居場所作りをしています‍‍

不登校サポーターaikoᵕ̈*親と子を繋ぐ居場所作りをしています‍‍

集団の場が苦手、人と話したいのに緊張して上手く話せない、場面緘黙症、共感性の高いHSPの気質をもつaikoだからこそ不登校になる子供の気持ちをくみとってきました。これから不登校の子と親を繋ぐ居場所を作ります ̖́-‬



開催日  8月28日(金)

時間      11時~12時半(13時まで延長する可能性があります)

Zoomでのオンライン開催です。

料金      3000円

元、場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)だった井上愛子とめぐみ うねこさんが場面緘黙症について、対談という形でお話会をします。

場面緘黙症とは、集団生活の場(幼稚園、小学校)で言葉を話す力はあるのに話すことができなくなってしまうという
不安症状のことです。
▪家では話せても学校では話せなくなる。
▪家でも学校でも話せないという全緘黙というものがあります。

場面緘黙症についての説明です。
かんもくネットさんから出典させて頂きました。

http://kanmoku.org/kanmokutoha.html

愛子は、家では話せるけど小学生~高校生までほとんど話せない状態で過ごしました。
小学1年生~5年生までは、話せないので学校で友達がおらず、休憩時間はほとんど図書室で過ごしていました。
時々、休憩中に窓の外から遊んでいる同級生の姿を眺めたりしながら、常に頭の中は『どうして話すことができないんだろう?』という葛藤が毎日、毎日渦巻いていました。

小学1、2年生の頃は、集団になって楽しそうに話している女の子たちの姿を見ながら
『私も声を出してみようか、話すことができたら』と何度も何度も何百回も思っていました。

でも話そうと思うたび、不安と恐怖が頭の中をかけめぐるのです。
『急に話したらみんなが注目して、あいつが話した!って騒がれる、そんなことになるのが怖くてたまらない』

話したいけど、話せないという葛藤を2年近く抱えたあと、3年生になると何の感情も感じなくなりました。

『あれ?私急に楽になった。もう学校で友達もいらないし、話そうとも思わない、前はあんなに話したいと思っていたのに何でだろう?でもいっか、すごく楽になったし』

当時はこんなことを思っていました。

そんなふうに思えたきっかけのひとつが2年間ずっと毎日のように続いていたイジメがクラス替えをきっかけになくなったからでした。

話せないことで
意志を伝えられないことで
イジメにあっていました。

靴を隠されたり、クーピーを折られたり、悪口を言われたり、砂をかけられたり、泥棒あつかいされ犯人にされたり、腕をつねられたり、沢山、辛い目にあいました。

泣いたらだめだと辛い表情を出すことがものすごい恐怖でしかなかった私は
自分の感情を周りに出さないよう、イジメられるたびに感情を出さないよう、必死に耐えていました。

クラス替えでそんな悪魔のような時間から解放され、友達もいないけど話せないけど、それでもまだましという感覚になったのだと思います。

そして周りにも自分にも期待せず、感情を出すということを完全に封印してしまいました。

それは、何があっても学校へ行くという選択を選んだ私が自分を守る方法として無意識にとったことでした。

当時は、社会と関わる為、一人ぼっちになりたくないという思うがゆえ、そこまでして学校へ行く選択をしたのですが、
その事が大人になってとても生きずらくなるきっかけになりました。

色んな過程がありましたが、話せるようになったのは、高校を卒業してからでした。

めぐみ うねこさんは、私とは逆でイジメはなく、家庭環境も悪いわけではなく、その状態で緘黙症でした。

そういった心理的に辛い状況が少ない緘黙症の人たちの話を聞く機会があり、大人になった時にふむステップがぜんぜん違うと感じました。

イジメがなかったから
家庭環境が悪くなかったから
と言って辛くないというわけではありません。

同じように話せない、意志を伝えられないという辛さや葛藤は、抱えています。

緘黙症という共通点がありながら真逆な環境の私とめぐみ うねこさんが出会い、お話しをする機会がありました。
その時にこれは絶対に知りたい人がいるはず!と思い、対談形式のお話会をオンラインで開催することになりました。

▪場面緘黙症の当事者の方。

▪私たちのように緘黙症は克服したけど、その後HSPという敏感気質が残り、生きずらいなと感じている方。

▪場面緘黙症のお子さんをもつ保護者の方。

▪場面緘黙症ではないけど、人前で話すことや意志を伝えることが難しく、とても辛いと感じる方
に参加していただけたらと思っています。
もちろん場面緘黙症に興味のある方やこの対談の内容に惹かれる方でしたらどなたでもご参加していだけます。

『私、場面緘黙症でした』
とお話すると、時々
『場面緘黙症という症状を知らなかったけど私もそうだったかも』
と言われることがあります。

場面緘黙症は、200人に1人とか500人に1人と言われています。
認知度がないので知らない方が多いです。
私が話すことで知ってもらうことが大切だと思っているので、これからも緘黙症についてのことは発信していきたいと思います。

子供の場面緘黙症のサポートは、親の会などがありまだ話せる場があるように感じます(それでもまだまだ少ないです)

ですが当事者や経験者で大人になってからの支援やサポートは、ほとんどないのが現状です。

元場面緘黙症の人同士が話をするという対談会も滅多にないと思っています。

話せるようになったとしても、不安な気質は残るので、発信することができない方たちがほとんどです。

私自身もかなり殻をやぶりながら発信するということができるようになりましたが、その過程は困難な道でした。

当事者や経験者は、声を出して発信することや自分の思いを相手に伝えることがとても困難な方が多いので
緘黙症の研究も進みずらいということがあると思います。
そんな中、研究して下さっている方たちには感謝しかありません。

対談会では、場面緘黙症に関わる人達が必ず知りたいと思われている

▪どうやって話せるようになったのか?
(話せるようになったきっかけの話)

▪話せるようになった後の課題や困難だったこと。
(話せるようになってもHSPという敏感な気質は残っています)

をテーマに対談をします。

経験者として発信致します。
一人一人、家庭環境も性格も違い、通ってきた過程がありますので、必ずこうしたら話せるようになるというわけではなく、参考に聞いていただけたらと思います。

Zoomで開催します。
画面上に顔を写されたくない方は、顔出しの設定をoffにしてラジオ感覚で聞いて下さって大丈夫です。
日程の都合が合わない方は、後から対談のZoomの録画を送ることも可能です。
視聴期限はありますが好きな時に後から見ていただくことができます。

こちらからお申し込みお願いします。



写真は、場面緘黙症の状態の表情が出ている小学5年生頃の私の写真です。
この時はディズニーランドへ行っていて、とても楽しい時にとったものですが、カメラを向けられると緊張して緘黙症状態の表情になってしまっているところです。