ハートネットTV(NHKEテレ) 1月15日水曜放送
【震災から25年、神戸は今】
【震災から25年、神戸は今】
被災地にて訪問活動を中心とする、「よろず相談ボランティア」活動者に密着。当人も高齢により引退後身の20代青年に活動を譲ることを表明された。
復興住宅も発災後20年を契機に解体。コミュニティの閉鎖が連鎖し、より孤立化が進むのが課題。特に、高齢者、単身居住。いざ急病になったら助けてくれる人がいないのだ。
そもそもの訪問先の減少(死別・転居)がある。よろず相談への維持が難となり、より気持ちが消耗してしまう活動者の男性。
さらに、「震災障害者」の存在が忘れ去られてしまう。その偏見や差別がより孤立化に繋がる。
2020年1月17日金曜日、25年を迎えた。震災を体験しない世代が、時代を動かしている。実際、1.17を経験していない、テレビやラジオのアナウンサーが存在する。その中でどう風化せずに、この震災を語り継いでいくか?
建物や経済の復興は進んでいる。しかし、被災者の心のケアは忘れ去られているのが実際。その中で、ココロの中の復興を。風化させない。「わ・す・れ・な・い」
そして、その後も相次ぐ自然災害。東日本大震災、熊本地震、北海道の地震、2019年台風15号と19号の被災者のことを忘れないのが私たちの役目ではなかろうか?