約10日間、オレゴンから外国人学生(高校生)が、大垣に、ボランティアのホストファミリーのもとで滞在し、日本の学生との交流や、京都観光、また、今日のような、大垣市の市民の方々との交流会をメンバーさん中心にされています。
実は、4年前の2013年に、英語で日本文化のプレゼンテーション(茶について)をさせて頂いたことがありました。今回は、会場設営から、受付係、グループに分かれてのコミュニケーションの時間の司会(ファシリテーター)をさせて頂きました。けれど、お役に立てたかしら?
残念なのが、やはり、日本人はシャイになっちゃうんだなぁ。それが伝わり、外国人の学生さんもむず痒い姿勢になっちゃう。
長年にわたるスタッフの方々でも、英語に自信が持てず、やはり、外国人学生さんにバリアーを貼ってしまうのだな(そんな自分も含めて自戒の念です)。コーディネーターの先生も、異文化間の先入観を無くすことが大切だと。
人間、齢を重ねると恥をかくことを恐れてしまう、もっと、オトナ、いい意味で馬鹿になろうじゃないですか。カタコトでも、センテンスにならなくても良いんだよと。
あと、英語の言語の学習ばかりになってしまって、学習プログラムの設定ができない。
それを反省していると、僕自身、ヒアリングマラソンの教材を発行している、アルクという会社の松岡昇コーチから教授頂いた「英語学習オフ会」のマニュアルがあった事をすっかり忘れてました。そのフォーマットを踏襲すれば良かったと。
そのオフ会の詳細は紹介できませんが、マニュアルの肝となっているのが、「タイムマネジメント」。
時間をみっちり測定して、参加者全員が平等に正確に話す時間を持つ事。正直、司会やらせて頂きましたが、名前しか告げられませんでした。時間がなくなってしまった。
なぜなら、日本人の英語スピーカーが、どうしてもダラダラ喋っちゃうんだなぁ。どうしても、日本人、人称の文章でしか発信できない。「私の名前は…」「私の趣味は…」「私の家族構成は…」「私はこう思います」、、、。履歴書を英語で読み上げる。
仕方ない、そういう英語教育しか受けてこなかったから。日本語でも、そんな自己紹介は退屈だし、インパクトがない。もう、やめません。そういうイントロダクションは。
これ以上、言うと恨み節になるので、ここまでにしておきます(一番の怒りは、「オフレコ」として次のページにて纏めます)。
自分自身への反省ですが、
「2020 TOKYO」
おいおい大丈夫か?
我々若い世代が英語交流を盛り上げていかないと。でも、30代前半では無理だ。小学生から英語を教わってる若者たち。私たち、30代以上の英語ボランティアに喝を言ってくれないか? 叱咤激励をして下さい。
英検や資格あっても、TOEICハイスコアを取れて、威張っている年寄りの脳みそをカチ割ってくれ。
あと、東京オリンピック・パラリンピックの約2ヶ月が、国際交流のゴール・終わりでは決してない。
多分、このお祭り騒ぎが終わったら、おじさん・おばさんは必ず英語交流からリタイアする。もう、オリンピックの後を、若者が見越して欲しい。
「英語ボランティア人員の高齢化」。
これを、本気で考えるきっかけになった。今日を機に、僕も、英語学習とコミュニケーション、国際交流のお手伝いについて本気で考えていきたい、と、痛感した1日でした。