私は結婚して夫とその父を見て、初めて、「ホンモノのお金持ちとはこういう人達のことを言うんだ。」と目から鱗が落ちた者です。このお金持ちの定義は、人気ハリウッド俳優とか世界のホテル王とか、石油王とかの超富豪のことではなくて、一般庶民の中のお金を持っている人ということです。
今まで、てっきり、バンバン、ブランドグッズを買って、高級車に乗り回して、高いレストランに行って、「オレは金あるよ！」って、いうふうに、世間にアピールしている人がお金持ちだと思っていたのだけど、それは「成金」って言うのだ。と知りました。成金の人は、元々、あまり裕福な家出身でないことも多く、お金をちょっと、儲けたら、湯水のように使ってしまうんだなあ。と観察しています。
成金の知り合いがいて、やはり、人に、物を誇示するような生活ぶりです。一方、私が本当のお金持ちとふんだ、夫や夫の父は、無駄な買い物は一切しません。たとえスーパーの肉であっても、許されるある一定の値段を越えると、買いません。もちろん、ブランドの服なんかには興味も示しません。人に誇示するようなことなど最初から、念頭にないのです。彼らにあるものは、損をせず、自分を満足させるものには、金を惜しまない。というスタンスです。だから、自分の趣味のクラシックカーなどは何台も持っているし、
自分がリラックスするためのリゾート旅行には出かけます。家も買いますが、高ければ高いほどいいというのではなく、本当に自分が気に入って、値段が妥当なものであるかというのにこだわります。つまり、お金持ちというのは、無駄なことに絶対お金を出さない人で、バンバン、なんにでもお金を使ってしまう人は成金であると私の中で定義しております。
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