こんにちは。
とある社労士です。
条文の構造は、要件・法律効果で成り立っています。
【要件】は、法的効果を発生させるための事実。
要件事実と言います。
【効果】は、事実を充足させた場合に発生する法律効果です。
行政書士を始めとする法律実務家は、各法律の条文を事実に当てはめた上で、法的効果の発生を考えます。
そのため、実務家登用試験である行政書士試験においても、択一試験はもとより、記述式試験においても原則として、行政法&民法の条文内容の要件・効果の構造的記載が求められています。
そのため勉強法の一つとして、条文集を用いた条文素読が効果的です。
試験合格後の実務の現場においても、条文の素読で得られた知識が活きてきます。