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300日で100冊の本を読んでみる

2014年12月5日~2015年9月30日までの300日の間に、100冊の本を読むことに挑戦しています!

「自分にうまく言い訳できないと、死ぬしかない」

人生の言い訳 (廣済堂文庫)/廣済堂出版


この本を手に取ったきっかけは、とてもささいな理由でした。

「しゃべくり007」という番組にゲスト出演していたオリエンタルラジオの藤森さんが、尊敬する人物に、高田純次さんを挙げていました。
それを観た時、「そういえば、高田純次さんってよく知らないな」と。
「おちゃらけた面白いオッサンのように見えるけど、本当のところはどうなんだろう」というちょっとした好奇心から、本書を手に取りました。

本の帯にある「この本を買わない君の言い訳は聞きたくない」という言葉にヤラレ、即購入し、読みました。

読み終わり、高田さんに対するイメージがガラリと変わりました。
それまでのちゃらんぽらんで適当なイメージはどこへやら。
とても真面目で誠実な方なのだなというのが、本書を読んでよく分かりました。

やはり、頭が良くなければお笑いなんてできませんね。
この頭の良さは、彼の趣味から来ているものかもしれません。

ある番組で、高田さんは趣味が読書と公言されていました。
特に、時代小説が好きだそうです。
普段の適当なイメージからは想像できません。
勉強熱心なのに、そんなところを微塵も感じさせないとてもカッコイイおっさんです。

オリラジの藤森さんが「ああいう年の取り方をしたいな」と言っていましたが、私もそう思います。


武士道的な潔さを好む日本人はとかく言い訳を嫌います。
でも、この国民性が日本をうつや自殺大国たらしめているとしたら考えものです。


ここはひとつ、
「人生は言い訳に始まり、言い訳に終わる」
「言い訳だけが人生だ」
と言い切る言い訳界の巨匠・高田純次先生から人生の極意を学ばせていただきましょう。

言い訳上手になれる一冊。



行間を漂いながら生きてきた。

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「生まれ変わっても、また私に生まれたい」

(810-1)Oh! My God!! 原宿ガール (ポプラポケット文庫)/ポプラ社


とにかく、「面白い」の一言!

中学生までは、別におしゃれにも興味のない、ごく普通の女の子。
それが、あるきっかけで、高2からいきなり世界が変わったというきゃりーぱみゅぱみゅさん。

この本には、そのきゃりーぱみゅぱみゅさんの生い立ちから、モデルになったいきさつ、友人や家族のことなど、全てをありのままに綴ってある。

両親と大ゲンカして自殺を考えるが、やめた。
ギャルになって親にフルボッコ、裸足で逃げた。
門限夜7時、ケータイは夜8時まで!
バーミヤンで初バイト、ラーメンをぶちまける。
ヘン顔と悪ふざけに命かけていた。
お笑いにいつもハァハァ。


…と、とにかく破天荒な半生に、思わず笑ってしまう。
でも、意外な一面が垣間見えるエピソードもある。
ギャルから一転、黒髪すっぴん、地味な女子高生になっていく場面だ。
(以下、抜粋)

怒られて反省したのもあるけど、元々ギャルの格好はギャルの友達に合わせてしていただけで、自分としても「しっくりこないな」という思いがあった。
それに、そのギャルの友達と一緒にいても、あまり楽しくなかった。

(中略)
高校入学当時は、クラスの勢力の主流だったギャル系の子達に、ファッションも会話も合わせていたけど、どうも「なじめないな…」というモヤモヤしたものを抱えていた。
そんな格好も別にしたくないし、チャラい男がどうのとか、話題も特に面白くない。
何かを目にする度に「かわいい~、かわいい~」を連呼するのも、ついていけなかった。


本を読むと分かるが、きゃりーは、意外としっかりしている。(失礼?)
ヘコむことも多々あるが、基本いつも元気。
最後には、こう締めている。

「私が今のきゃりーの立場だったら、絶対こんな明るく生きられないよ」と言われるぐらい嫌なことが続いたこともあった。
でも、なぜか元気だった。
なんでこんなに笑っていられるのか、自分でもよく分からない。
テキトーに生きてそうに見えて、それなりに生きている。


でも、「こんなバカなことやってるやつもいるのか」
「きゃりーよりはマシだな」と思ってくれて全然いい。
読んでくれた人が少しでも笑って、元気になってくれれば、それでいい。


「落ち込んでいるのがアホらしい」と笑えてくる一冊。



自分で自分を限定したくない。

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「自分でも気がついていない『自分の姿』」

人は、誰もが「多重人格」 誰も語らなかった「才能開花の技法」 (光文社新書)/光文社


人は、誰もが、心の中に「幾つもの人格」を持つ。

でも、通常は、仕事や生活の状況や場面に合わせて、その「多重人格」の中から、ある人格を選び、働き、生活している。
しかし、自分の中に隠れている「幾つもの人格」に気がつき、それらに光を当て、意識的に育て、状況や場面に応じて適切な人格で処することを覚えるならば、自然に「幾つもの才能」が開花していく。

自分の中に眠る「幾つもの才能」を開花させたいと思うならば、自分が意識していなかった「幾つもの人格」に気がつき、その「多重人格のマネジメント」を行うことが不可欠。

「多重人格のマネジメント」を行うことによって、「多様な才能」が開花していく。

…という言葉から始まるこの本。

多重人格のマネジメントとは一体何なのか。
どうすれば「幾つもの才能」が開花するのか。
答えは全て、この本に書いてある。

要約すると、以下のようになる。

「才能」の本質は「人格」。
人格は「変える」のではなく、「育てる」。
人格を「演じる」ことは、人格を「育てる」こと。


「苦手な仕事」で開花する人格と才能。
「不遇の時代」という絶好機。
「極限」で現れる不思議な人格。


「苦手」と思う仕事も、「不遇」と思う時代も、自分の中に隠れている「人格と才能」を開花させる絶好機。
そのいい例として、イチロー選手のエピソードが掲載されている。

あるとき、あるインタビュアーがイチロー選手に聞いたそうだ。
「イチローさん、あのアスレチックのハドソン投手は、できれば対戦をしたくない『苦手のピッチャー』ですか?」

この質問に対して、イチロー選手はこう答えた。
「いえ、彼は、私というバッターの可能性を引き出してくれる素晴らしいピッチャーです。だから、私も練習して、彼の可能性を引き出せる素晴らしいバッターになりたいですね」

苦手な人やものは、「自分の可能性を引き出してくれる素晴らしい機会」なのだ。

「才能開花の技法」を余すとこなく教えてくれる一冊。



「人格」を育てることは、「才能」を育てること。

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