顧客の声を活かすフードサービス情報戦略
クレームなどの顕在化した「顧客の声」はいうまでもなく、
顕在化していない「顧客の声」、つまり市場のウォンツを把握し、
事業活動にフィードバックする。
こうした「顧客の声の活用」は、理屈のうえでは、
もはや「あたりまえ」となっているのではないだろうか。
ただ実際のところはどうかというと、
一部の先進的な企業を除けば、
その取り組みには多分の改善の余地がある状況だろう。
本書は「日本フードサービス学会情報委員会」が監修したもので、
当然ならがらフードサービス業を対象に、
「顧客の声の活用」を具体的に解説したものである。
全体的にやや説明不足の感もあるが(研究論文風)、
周辺知識のある読者には逆に丁度よいかもしれない。
新しい分析手法を使った結果なども掲載されており、
特にマーケティング(リサーチ分野)のお仕事に携わっている人には
おすすめの「使える」テキスト。

(非常に目立つ図表のタイトルに『有期野菜』
とあったのはいただけないが・・・)なお参考までに、本書は以下の3部で構成されている。
第1部:フードサービス業界における「顧客の声の活用」の実情と課題
第2部:消費者行動視点からの「顧客の声の活用」とサービス戦略
第3部:新しい手法を用いた「顧客の声の活用」