こんにちは☀️

みつばち🐝です!

毎日暑くて暑くて溶けそうですね💦
あと急な雷雨⚡️
外出てると本当に困っちゃいます😂
せっかくの夏なのに遠出も出来ないなら早く秋が来ないかなーなんて思ったりしています🤣
川と海に行きたい欲がすごい出てきて、お出かけの本とか読んで気を紛らわしています💦

さて、今回の【読書感想】は海にまつわるお話!




『老人と海』ヘミングウェイ(著)高見浩(訳)





【データ】5段階🐝で評価します🌼
読みやすさ 🐝🐝🐝
世界観 🐝🐝🐝🐝
言葉の表現 🐝🐝🐝🐝
驚き 🐝🐝🐝
キャラクター 🐝🐝🐝🐝



【内容】
八十四日間、不漁に見舞われている老漁師。彼は周りの人に彼の時代は終わった、もうダメだと言われながらも一人毎日漁に出ていた。そんな老漁師を一人の少年だけは慕い、毎日少年に見送られながら海へ行くのが日課だった。そんなある日、いつも通り見送られ海へ出た老漁師に、今までに感じたことのない大物の手応えが襲ってきた。
巨大なカジキとの死闘を繰り広げる老漁師に様々な苦難が立ちはだかる。
自然の厳しさの中で、これまで幾度となく獲物と戦ってきた経験。彼は一体巨大カジキにどういう思いで立ち向かうのだろうか。
著者にノーベル文学賞をもたらした永遠の傑作




【感想】
この物語はページ数こそ少ないが、奥が深すぎる
読むのに予想以上の時間がかかってしまいました💦
話はすごく単純なのに、何故か難しく感じる。
少年の老漁師を慕う思い
老人の諦めない心
周りの人々の老漁師への感情
巨大カジキへの心情の変化
生と死の狭間での感情
苦難の連続に立ち向かう老漁師の感情
帰ってきた老漁師への少年の思い
帰ってきた老漁師への周りの人達の変化
こういった感情や心境の変化が約130ページの中にギュッと詰め込まれている
他の特に現代の小説と違うところは、そういった部分の表現がやたらと多いところにあると私は感じました。
この物語は感情や心境の変化の表現が多く、話自体はシンプル。それ故に、人によってこの物語の解釈は全然違う。実際、この物語が出た時も賛否両論だったらしい。
私には正直、まだ理解できてない解釈の部分も多いです。それくらい難しい。シンプルなほど難しい。
本を読んで著者の思いや伝えたいことを感じること、考えることが好きな人はこの本をお勧めします!
是非読んでいただいてコメントください!



【好きな言葉】
巨大カジキ死闘を繰り広げ、終わりが見てた時に老漁師が、相手である巨大カジキに向けた思い。

お前みたいにでかくて、美しく、悠然としていて、しかも気品のあるやつは見たこともないからな、兄弟よ。

戦いの中で、戦いの相手ではなくもはや兄弟のように心が通じ合っている様な表現に感動しました!




【最後に】
ヘミングウェイの代表作でもあるこの『老人と海』。ずっと読みたかったのですが、今回読むことができて良かったです!
他の作品も機会があった時に読もうと思います!