背景
- 中国の越境ECの市場規模は、2018年175兆円、2019年223兆円であった。
- また、今後の越境EC販売国として重要視する国としては、中国向けが47.3%と最も高く、中国は越境EC市場として存在価値が高いことが明らかとなっている。
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日本貿易振興機構(ジェトロ)が日本企業1万3,503社を対象に行った「2020年日本企業の海外展開に関するアンケート調査」によると、越境ECの販売国として最も多かったのは、中国向け越境ECが47.3%、次いでアメリカ向け越境ECが36.6%、さらに台湾が28.8%と続いている。
アンケート調査結果概要
- 中国向け越境ECの開始時期は「2020年」(46.2%)が最多で、「2019年」(15.4%)も含めると6割超に達した。
- 利用サイト(複数回答)は「その他中国のECモール」(46.2%:中国地域の越境EC支援業者が出店をサポートする同一のモール)が最多で、他には中国の大手ECモールとして知られる「天猫」「京東」等の回答があった。
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中国向け越境EC行うの課題
- 中国向け越境EC行うの課題はプロモーションなどマーケティング面が主なで、支援ニーズも大きいです。「図表5」
- 越境ECの課題は、集客、販売プロモーションなどをどのような戦略で行い、販売に結びつけるかが、越境ECビジネスで成功するポイントと言っても過言ではない。「図表6」
2.中国向け越境ECに必要な支援策
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一方、中国向け越境ECを行う上で必要な国・自治体の支援策を尋ねたところ、「現地でのプロモーション支援」(84.6%)を挙げた企業が特に目立ち、以下は「展示会・商談会」「人材確保・育成支援」(いずれも23.1%)等の順であった(図表4)。前述のように、中国向け越境ECを行う上での課題として「プロモーション」を挙げる企業が極めて多く、こうした点が支援策のニーズにも反映されている。
総括






