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野良にゃんこファミリーの保護っ子達、お外で懸命に生きる子達へ、ご支援ご声援下さる皆様へ

いつもありがとうございます(  ᴗ͈ˬᴗ͈)◞❤︎*˚🐾


今日は嬉しい報告盛りだくさんでお送りするつもりでいましたが
またしても番外編…
次回予告までしておいて、番外編続きで本当に申し訳ありません(_ _)💦


今朝、メンバーK子さんからLINE
仔猫を保護しましたと…
早速、仔猫ちゃんの様子を見にお邪魔させていただくと…


K子さんから事前に聞いていた通り
お目々がメヤニで酷いことに…
すぐさま🏥に連れて行きたいところですが


ちびっこさん、シャーシャーさんで
シャーシャーには慣れっこですが
あまり怖い想いを重ねても良くないと
K子さんがもう少しちびっこさんが落ち着いてから受診しますウインクと。
というのもK子さん
このちびっこさんを何とか保護しようと奮闘!
ちびっこも怖い想いをしただろう、と。

あれやこれやと知恵を絞り
最後はちびっこを掴んだ手を離さなかった、その際に負傷びっくり
今離したら、二度と保護できないかもしれない、絶対に離すもんか!と


幸い、食欲はあり
うーうーシャーシャーの元気はあるようですウインク



さて今回の緊急保護。総合的に考えて…

置き去りの可能性がとても高い


あ〜…

動物遺棄は犯罪です




私らも保護はいっぱいいっぱいですよ
けど、向き合って話してくれたら、力を合わせたら何とかなることもあるし
少なくともちびっこを危険に晒すことはなかった
遺棄したあなたも、見知らぬ土地で
丸裸で置き去りにされたら怖いでしょ?!



ちびっこ保護の場所は、ほんの少し進めば
車がビュンビュン通り過ぎる道路🚗🚗🚗💨

保護してくださったK子さんに心から感謝です!
先ずは静養して🏥頑張って
ピッカピカになろうね

ファミリーの新しい仲間
ちびっこちゃん(保護名まだ未定)
ピッカピカになった先は幸せなご縁探しですよ〜
なんなら今からお声掛けいただいてOKですよ〜(*ノ>ᴗ<)もちろんちびっこちゃんを家族として終生大切にして下さる方に限ります🐾



厚かましくもK子さん宅に長居してもぐもぐ🍵
うちの子達も待ってるしね〜と帰宅途中…
メール着信の音が…

知り合いからのメール書かれていたのは

仔猫を助けたかったが助けられず落ち込んでいる

という内容

いったいどういうことだろう?
返信するとすぐに電話がかかってきた

仕事の途中、仔猫が道路のセンターラインあたりにいた
なんとか道路から移動させようと車を停めて仔猫に近づいた
仔猫が道路を渡り切る前に車がきてはねてしまった
はねられた仔猫を抱えたら手にしがみついてきた
あとの車に更に轢かれてしまわないよう端においてきた
あの時、自分がもっと車の停め方を考えていたら助けられたかもしれない


そんな内容だったと思う

この時、仕事中のその方に
はねられた仔猫を搬送することも
社用車に仔猫を乗せることができず置いてきたのも致し方なかったと思う
その社用車には絶対に乗せることはできない事情は私にもわかる
また、その方のそもそもの行動は
「仔猫を助けなきゃ」という想いからである


色んな事がいっきに頭の中を巡ったが
ともかく現場に向かうことを伝えた
電話では場所が伝わらず、案内すると言われたので知り合いを迎えにいく

途中、H子代表とメンバーM番頭に連絡
私もM番頭も、僅かな奇跡にかける想いだった


事故発生から既に3時間は経過している

それでも私は奇跡を願った


現場には…
その仔猫の姿はなかった


私の願いとは裏腹に
助かっている可能性は無いと言い切る知り合い


撥ねてしまった車はどうしたのか尋ねると
仔猫だったしスピードもたいしてでていなかったから気が付かずに行ってしまったのではないか?と


そんな馬鹿な
例えば空のペットボトルが飛んできて
車のバンパーに当たったとする
衝撃はゼロだろうか?


あたりを探してみたけど見つけることはできず
知り合いを送ることにした
私はこの時から、もう一度現場に戻るつもりでいたので
車の中でもう一度状況を聞き直そうと話しだした

そんな私にその方は言った
活動してると色々ありすぎてひとつひとつに落ち込んでいられないですよね
自分はこういうことがあるとやりきれなくて立ち直れなくなる
どうしたらそんな風に強くなれますか
ボランティアをしていると、こうした場面に多く出くわして慣れていくのですか

もう少し違った表現だったとは思うが
だいたいの内容はこんな感じだったと思う


その時は、私の中では
もしかしたら事故の後に怪我の痛みに耐えてどこかの植え込みにでも隠れているかもしれない、早く現場に戻りたい、という気持ちがあったので
聞き流した……


急いで現場に戻り、もう一度丁寧に周辺を探す

灯りを照らし蓋の無い溝に降りて確認する


現場から現場近辺
ゆっくりゆっくり歩きながら確認していったが
見つけることは…できなかった



H子代表とM番頭に報告


涙が溢れた

悔しいのか
哀しいのか
とにかく泣いた


言われた言葉が頭の中を巡る
決して慣れることなんてない
ずっと哀しみや後悔を背負い続ける


誰かを責めたいんじゃあない
知らせてくれたその方も酷く落ち込んでおられた
仔猫を助けたくてとった行動がもう少し違った形であれば、と後悔しておられた
撥ねてしまったドライバーも、本当に気が付かなかったのかもしれない




ハザードランプをつけて停車している車があったとき
たいていの人は、なんでこんな所に?邪魔だ!と思うのだろう
我先にその車を追い越し、目的地へ急ぎたいだろう
そう、私もその愚か者一人だ

けれど、もしもハザードランプをつけて停車している車があったとき

何かあったのだろうか?

助けは必要だろうか?

そんな気持ちに皆がなれたななら
仔猫を道路から避難させることに成功したかもしれない

気が付かないうちに撥ねてしまうこともなかったかもしれない


今回の結末は違うものになったのではないだろうか