私はサバイバル意識がほんとに好きだ。

やくざのおっさんの可愛い一面を見るような感じさえする。

それはもう無意識層で管理されていて、

厳重なセキュリティに守られているのだ。

にも拘らず感情はエネルギーがデカいので、

そこから漏れ出て人生全般を覆い尽くす。

無意識層にあるので、

そこから引っ張り出すには意識的な言語化が有効だ。

実際にはすごく無意識にその言語化はしている。

すごく当たり前に、当然のこととして、何度も何度も言葉にしている。

なんなら信条として、そうとしか思えないくらい、

強く揺るぎないものとして発せられる。

「だって、ずっとそうだったから」

ここには時間のトリックもあるのだけど、

そういう現実があったのだから、そう思うのは当然だ、となる。

現実は意図の結果でしかないのだけど、

その結果を原因にしているので、どうしてたってぐるぐるする。

結果と原因がぐるぐるして、だから原因を解決したくなる。

原因を解決することで結果を変えようとする。

おもしろいよね。

これ、時にちゃんと成果を出すんだよね。

「これをこうすれば問題は解決する」って思うからなんだよね。

解決するって信じたらそりゃー意図＝結果だもの、解決するよね。

だから、いろんな問題は解決してきたんだ。

そして問題を解決するというとき、脳内快感物質も出るので、

問題と解決というぐるぐるは、やめにくいんだよね。

だから問題は問題としてあり続けるんだよね。

問題解決は文明を進化させ人類に貢献もしてきた。

だからほんとにやめにくい！

サバイバル意識に、いやもうサバイバル集合無意識に、

「問題を解決したい」ってどっかーーんってあるんだよね。

でもって、そりゃもういろんなドラマがそこにあって、

いろんな小説や映画やアニメになって、

人々を魅了し続けてきた一大テーマなんだよね。

「あいつのせい」

これも問題と解決がぐるぐるしているよね。

「あいつ」という問題があって、あいつがあいつでいる限り、

この問題は解決しないって思うあれ。

だからこれは、あいつがいなくなるまで解決しないし、

問題と解決がぐるぐるしてるから、

あいつがいなくなっても、また他のあいつがあらわれる。

あるいは脳内あいつがずっといる。

自分ではなくあいつに変わってほしいと思うのは、

そもそもが無理な話なんだよね。

だって、あいつは結果であって意図してるの自分だもん。

これは人に限らず、会社だったり学校だったり国だったり、

集合体であることも多いかと思う。

これの魅力はねーーーー、

誰かのせいにできること！

ネガティブなどす黒い感情を、

あいつに向け続けることができること。

そして自分の意図に気付きにくくすること。

だから「自分の意図のせいだ」ってなるとめっちゃ目を背けたくなるし、

そんなはずないって否定したいし、そもそも認められないし、

サバイバル意識はめっちゃ激しく抵抗と言い訳をするし、

臨戦体制になる。

ガラスの仮面のあの激おこで白目だけになるやつ。

許すまじ。

そこは死守したい。

いや、いいのよ。それ持ってて全然いいの。

私だって人間長くやってるからそのくらい知ってるさ。

誰も解放の強要なんてしない。むしろ尊重する。

私もやってたしね。すんごい知ってる。

疲れはてて解放したいってなったら解放すればいいだけだから。

サバイバル意識ほんとおもしろいから、

こんな話もうちょっと続けよっかな。

じゃあまたね！

サバイバル意識とぐるぐる