昨日、新宿全労済スペースゼロで、スーパーミュージカル…聖闘士星矢を観ました。

期待していたのですが、
ミュージカルや演劇をよくいくわたしは、何だか物足りなかったです(>_<)
舞台演出もダメっぽくて、アニメを想像して期待してしまうと、かなりきついものがあります。

個人的に、演出が寂しく地味に感じました。が、役者さんの演技に期待してもいいかなと、せっかくチケット買ったので最後まで観ようとしました。が、しかし、出演者の演技や声だし、掛け合いが、なってないんです。

練習稽古が足りてないか、演出家が甘いのか、出演者がいま、人気の若手を起用して、集客力をみてるのか、、

きわめて、具合の悪い舞台で、がっくりしました。だだ、唯一救われたのは、カーテンコールが丁寧だったことです。観客へのメッセージや心遣いはまずまずでした。

かなりのスタンドフラワーや、関係者の観劇が見受けられました。出演者さん、スタッフさんには、すみませんが後味が悪かったので、終演の後、渋谷PARCO劇場へ。

リタルダント、終演まで残り15分でしたが、駆け付けて2回目のリタルダント、観ました。この、

最後の15分が全ての集約たるや、リタルダントが言わんとする名場面とわたしは思います。
名将 吉田鋼太郎です。

リタルダントリピートしてみて、思うのは、リタルダントで、吉田鋼太郎さんは、もっと、もっと役柄に踏み込んだお芝居をしてもいいかも、と思えてしまいました。
うちなる、葛藤が噴火する前のそれまでの、演技演出が若干、抑えぎみ、遠慮ぎみ、もっとリアルであっていいように思いました。

今日、聖闘士星矢の千秋楽で良い席のチケットがありますが、いくのやめときます。

これから、シェイクスピアの舞台にいき、帰ります。

またも、地震。
かなり揺れました。
早く落ち着きたいです(>_<)
リピートです☆

今回は、前回とは違った角度から御覧頂けたほうがよいですか?と、文学座さんのご親切なお心遣いで、前回の最前列の御席から、一段高くて場所が違った、また俳優さんの表情やお芝居がよく見える御席を頂きました☆文学座さん、ありがとうございます!

いつもすみませんf^_^;

前に、アトリエ公演ではなかったのですが、文学座有志の「アズイズ」という舞台を、今回の隣の建物で拝見しました。アズイズのお芝居は、わたしに大変衝撃を与えました。演劇の枠を遥かに超えた心の叫びを感じたのです。大好きな、文学座の重鎮、麻志那恂子さんが、セラピー役で御出演された、AIDS患者と向き合う大変考えさせられる公演でした。人間の尊厳、死と生、心と肉体、人間の見ようとしなければ決して見えない逃げ場のない叫びを真正面から捕らえ、、、そしてきわめて困難なテーマを率直に、ありのままに、役者さんたちが、いま伝えられる最大限の力と表現で精一杯闘って、日本では、まだまだタブー視されていたことに、決して蓋をせず、生きるをテーマに公演してくださった、わたしが類をみない、言葉や活字で表現できないのが悔しい、生きた人間の生々しい姿、心のお芝居でした。

演劇観劇で泣くことは、ないわたしが、唯一涙して、再演を心より、文学座さんに望んでやまない作品です。迫真の芝居とは、こういうものかと奮えが止まりませんでした。

困難なテーマをどう観客に、ストレートに伝えられるかは、役者さん、スタッフの高い能力と資質、また単なる能力+α=β なる、αが必要です。

文学座さんの、チーム…アズイズは、見事なまでに、心のお芝居をみせてくれました。通り一辺倒な書き方しかできず、この素晴らしさをうまく伝えらるないのが、もどかしいです(>_<)
必ずや、文学座さんの手で、アズイズを再演してほしい!お願いします。
この場で、もう少しだけ、ご紹介させてください。テーマはエイズ。当時、医学の解明が全く追いつかず、現代を嘲笑う不治の病のように怖れられました。

それが作品
「AS・ISアズ・イズー今のままの君ー」

文学座7期の麻志那恂子さんが上演を願って温めてきた企画のもと、中堅、若手俳優、スタッフが揃い、文学座有志による企画集団アズ・イズでした。
Cast/麻志那恂子、藤崎あかね、藤川三郎、横山祥二、斉藤祐一、上川路啓志、高塚慎太郎

staff/美術:乗峯雅寛/照明:中山奈美/音響効果:望月勲/ 舞台協力:井関景太/衣裳協力:中村洋一/チラシ絵:河野千春/デザイン:山岡 英

感涙の拍手。

さて、

さて、さて、
山羊もしかして、シルビア?も、二回観ますと、また違った感覚が呼び起こされました。
若干、台詞を噛む場面もありましたが、一つだけ、もう少しわかりやすいほうがいいかなって点は、
あえて言えば、夫の記憶力の低下とシルビアの存在の関係性が、なかなか観ていて伝わりにくいこと、よく台詞を聞いてないと解明しにくいことかな、って思いました。

途中、夫役の方の集中力が途絶えてしまう場面も感じまして、疲れが溜まるのかな、と感じました。もう少し、タイムテーブルのインターバル、公演回数を減らしたりしてもいいのでは?と思いました。

公演日の最初のほうと後のほうに行きましたので、昨日の「後のほうの公演」のほうが、二回見比べて、やや気迫が希薄、息切れみたいなのを感じた次第です。

次回、吉祥寺にて、
「連結の子」が上演予定です。予約しました。連結の子もできたら、リピートしたいと思います。

アトリエ公演は本公演と違い、実験的要素がありますが、そこに、文学座さんの底力が生々しく見れる絶好のチャンスなので、これからも期待しています!がんばれ!文学座!おーっ!p(^^)q

文学座支持応援団の一人より。
PARCO劇場で上演中のリタルダントを観ました。

名将 吉田鋼太郎主演☆

わたしは、吉田鋼太郎さんは、虎のイメージがありますf^_^;

リタルダント、会場で泣いてる人が沢山いました。

健常者からある時、突然、50歳前でアルツハイマーを発症、しだいに、自分が誰なのか、愛するひとが分からなくなり、記憶が指先からこぼれ落ちてく…

メモをかき続け、大切な想い、毎日の感謝の気持ち、決して忘れたくない記憶をひたすら書き続けます。
愛する人が分からなくなっても、いや、自分にかけがえのない人、忘れたくない人、自分が誰かも分からなくなっても…

でも、

忘れたくないっていう心の叫びが、奇跡を生みます。

アルツハイマーという、難病におかされ、止められない、黙っていても進行していく、ただただ、失っていくは、大切な思い出、大切な記憶、大切な人。

リタルダントという言葉の意味は、ゆっくり、だんだんと…という、音楽語だそうです。

こんな雑多ないまの世の中に奇跡を感じ、感動を心に刻み込む作品でした。

あえて、辛口に批評しますと、

滑りだしから前半70分は、吉田鋼太郎の良さは半減です。彼の高いお芝居の質を知っている人は、この作品には、むいていないと感じます。このまま、後半はアルツハイマーの難病を現実的に観客には伝えられないのではないか、とさえ感じミスキャストと思えてしまいます。

しかし、後半、巻き返す。見事なまでに観客の心を掴み、感動の「心の叫びの演技」をPARCOの小さな舞台でみせてくれます。

共演の高橋由美子がまた良い芝居をみせてくれます。

最後まで、この、愛をテーマにした、リタルダントを沢山の方々に一度劇場まで足を運んでみてほしい、そんな作品に仕上がっています。

くれぐれも、

前半で退席しないで、最後に「奇跡」をみんなで祈ってみてください!

リタルダントでした。

本公演はDVDを会場で予約受付してます。早速、予約しました。10月発送だそうです。