こんにちは。booboo0114です。
渡米後セットアップのお話の続きの前に到着してから一番気がかりだった、家探しについて
お話しようと思います。
まずは自分のちからで家探しをしてみたいと思い、
エージェントさんは使わずにクレイグリストやその他のルームメイト募集サイトなどを
使って数か月前から下見をしていました。
シンガポールからも出発3日目くらいにクレイグリストからコンタクトを探してテキストを送ってみたりしていましたが、外国のナンバーなので相手にされず。
アメリカに到着してから家探しはしないといけないなーと一番準備が進んでいない項目でした。
なので1日目に携帯をGETしてからガンガン内覧のアポをいれていました。
クレイグリストのほかにRoom***rというアメリカのルームメイト探しのアプリも利用して
さがしていました。
このサイトには部屋を探している人がエリア・予算・バスルーム共用・個別など
探している部屋の条件と自分のプロフィールを載せられるようになっているんです。
逆に部屋を貸したいと思っている人は自分のプロフィールと部屋の情報を掲載できるようになっています。
いわば出会い系アプリTINDERのルームメイト版。
アメリカの携帯を手にいれたのでこのプロフィールにもアップしていました。
そしたらくるくる、ルームメイトを探しているという人からのテキスト。
しかも破格なお部屋ばかり、写真添付してくるお部屋もなかなかきれい。
そのうちの一人にぜひ見に行きたい!と内覧のお願いをしたら、
仮)Judia 「実はね、今長期の出張でウィスコンシンに来ていて、
家の中を見せてあげることはできないの。
でもセキュリティデポジットを払ってくれたらすぐにカギをを郵送するわ。」
うーん、内覧なしできめるのはきついな、、、治安も気になるしどうにかならないの?
と聞いてみると、
Julia「住所はXXXXよ。家を外から見るくらいならできるかもね。
それに安全面を気にしているなら、これで安心よね。」
と言いながらJulia らしき、20代女性がノースキャロライナの運転免許証をもったセルフィー写真が送られてきました。落ち着いてしっかりしていそうな方でした。
Judia「実は、この部屋を契約したい女の人が今晩にはセキュリティデポジットを支払って契約に進みたいっていってるの。でもあなたのプロフィールを見て確信したわ、あなたとはきっと気が合うって!」
ここら辺から、なんかこの人変だなと思い始めました。
しかし、かなり格安物件で条件も良い。
これが本当の話だったら逃したくない!と取り合えずいわれた住所まで行ってみました。
ロングビーチの北のほうだったのですが、閑静な住宅地であるものの、
道端に使い古した家具が放置されてたり、あまり治安はよくなさそう...
言われた住所はひとは住んでなさそうな感じ....でも黒い猫だけ窓の中からこちらをじっと見つめていました...怖っ
ちょっと怖いんで断ろうと思って、はっきり断れなかったチキンな私は、支払いが今すぐできないからと、お金のせいにしました。
Zelle も Paypal も使えないし、銀行口座もまだ開いてないから銀行振り込みも無理。
そしたらJudiaは
「お金さえ払ってくれたらすぐにカギを郵送するから。なにか他に使えるものはないの?
実は2人の男性がこの部屋に興味を持ってて、でも男性とハウスシェアは危ないってお父さんが許してくれないの。私の状況わかるよね?」
―――あれ、さっきまで女の人から問い合わせが来てるって言ってなかったっけ??
追い打ちをかけるように、
Judia「いいこと思いついたわ!支払いの方法だけど、500ドル分スーパーマーケットでアマゾンのギフト券を買ってくれればそれで大丈夫。どこでも買えるわ。」
この時点で、あーこれ詐欺だと思い、連絡をぶっちしました。
(気づくの遅いよね。何回もフラグたってたのに)
危ない、危ない、危うく500ドルを投げ捨てるところだった!
被害にはあっていないので詐欺と決めつけるわけにはいかないのですが、
このほかにも5件ほど似たようなストーリーでセキュリティデポジットを支払わせようとしてくる
人たちがたくさんいたのでよくある手口なんだと思います。
そこで、まとめてみました。
☆☆ルームメイト募集詐欺を見極めるコツ☆☆
どれか一つが当てはまったら怪しいかも!
●今は家を不在にしているから家は見せられない
●家を見せる前にセキュリティデポジットを払わせようとする
●家が値段の割にとてもきれい・レベルが高い
●支払方法が小切手・Money orderi以外。
(代替上記が普通)
●クレジットチェックやIDチェックがない
●本人らしき人がIDをもってとったセルフィーが送られてくる
(こちらは何もお願いしていないのに自分から送ってくるのは怪しい)
●家の写真に齟齬がある。(一部違う家の写真が紛れていることがある)
※全く違う住所の2つの家のはずなのに全く同じリビングの写真が送られてきました。
アマゾンにつとめてて長期出張中の方に2人も遭遇しましたし、
なにも言わなくてもIDを持ったセルフィ写真が送られてきましたし、
なんにせよ、一番最初にセキュリティデポジットを要求してくること。
通常、書類審査(Application)があってその際に手数料30-40ドルは支払いますが、
晴れて審査通過となり、契約成立してからの支払いが通常です。
渡米後なにもわからないまま家探しをやっていたからこんな常識的なこともわからなかったのかと思います。
多分普通のアメリカ人だったら、こんなことで騙されないとわかってたから外国人の私が標的になったんだろうな....
とてもいい勉強になりました。
そんなこんなあって、スキャム(詐欺)じゃないルームメート募集記事をネット上で探すのは本当に大変でしたが、何とか満足できて安心できる家が見つかり、無事引っ越しできました。
やっぱりお部屋もハウスメイトも実際に見てみて、会ってみてからじゃないと怖くて決められないですね。
本当に今のところに決められてよかったです。
booboo0114