センター試験が終わると私大医学部受験が始まります。今回特集したい大学は岩手医科大学です。岩手医科大学は岩手県内の唯一の大学病院です。厚生労働省には各都道府県に医学部を設置する計画がありました。その時岩手県には岩手医科大学があったため、国立大学に医学部は設置されませんでした。


岩手医科大学は旧設医学部なので、歴史も深いです。また東北唯一の私大医学部なので

人気もあります。


<岩手医科大学入試情報>

(1)英語

偏差値と問題に最も差がある大学と呼ばれています。理由としては、問題の難易度がさほど

高くないことです。しかし、このことは受験生に必ずしも有利だとは限りません。

なぜならば、高得点争いが予想されるからです。特に英作文問題は一見すると誰でもできそうな問題に見えますが、採点基準が厳しいため減点を多くくらい、完答するのは難しいです。

長文や文法問題も些細なミスが許されません。私大受験生の多くは英作文を国立受験生ほど対策していないことも多いため、やってきた生徒とやらなかった生徒で大きく差がつく部分でもあります。


(2)数学

全問比較的難度が高くなく、満点が出ることも予想されます。しかし入学試験で満点はあまりでることはないので、85%を目指して進んでください。私大医学部は時間と勝負なので解ける問題はきっちり取らないと全部が中途半端な状態になってしまい、総崩れも予想されます。



併願大学 藤田保健衛生、愛知医科


記述形式なので、多くの人が藤田と愛知医科を併願すると予想されます。