昨日は桜や梅など花を見てまわっているといいましたが、

ピンク色に囲まれるとハッピーな気持ちになります。

 

実際、

ピンクには幸福感や安心感を与え、

攻撃性が薄れるといった効果があるようです。

その効果を利用したピンクの部屋の刑務所がありますね。

凶暴な犯罪者も、ピンク色の部屋に入ってしばらくすると

気持ちが落ち着くのだそうです。

こうした部屋に使われるピンクをクールダウンピンクと呼びます。

 

 

そして色彩には心理的だけではなく、

身体的にも効果があるのだそうです。

心理的な働きが体に作用する場合もあるでしょうね。

一般的には赤は交感神経を刺激し血圧を上げ、

青や緑はリラックスさせるという生理的作用があります。

 

色に反応してトーナス変化と呼ばれる作用が筋肉に働き、

赤で緊張、暖色から寒色へ向かって弛緩していきます。

柔らかいベージュなどの色も弛緩した状態をもたらします。

 

 

可視光線の波長も私たちの体に影響があるのだと、

ぼんやりとは思っていたのですが、

少しずつ分かってきているのですね。

 

さて、そこで人間以外の生物です。

人間とは見え方の違う生き物にとっても、

赤は緊張・興奮状態、青は弛緩・リラックス状態をもたらすのでしょうか?

人間以外の色の見え方は下のリンク先が詳しいですが、

彼らそれぞれに心理的、生理的に影響というのが気になります。

 

ペットと暮らしている人も、

彼らにとって心地好い色というのを知りたくありませんか?

私たちは知らないことに囲まれて生きていますよね。