ERA検査の日、病院の待合室で、雑誌を読んでいて、興味深い記事を見つけました。
自然周期を売りにしている、Tグループの成功率は、高刺激の病院とほとんど変わらないというのです。
日本の体外受精の成功率は、世界的にも低いとされています。
その理由の一つに、自然周期の体外受精が多いから、という説があります。
でも、記事から考えると、自然周期という治療法自体には問題はありません。
問題は別のところにあります。
日本では、不妊病院のレベルの差が激しく、レベルの低い病院がそれなりの数があるということです。
私の経験をお話しします。
体外受精は2軒の病院でやりましたが、全然違いました。
1軒目は高刺激の病院です。
2軒目はTグループの1つです。
・採卵時に、排卵済みで採卵できないことあり(3~4回に1回くらい失敗)
・未熟卵はすべて廃棄する
・培養技術が低い(25回やって1度も胚盤胞にならなかった)
・採卵・移植タイミングが不適切である(卵胞の大きさと、生理×日目だけで機械的に判断。毎周期、ほぼ同じタイミング)。
・採卵に失敗することはない(25回やって排卵済は1度もなし)
・未熟卵でも成熟卵に培養できる
・培養技術が高い(45歳まではほぼ100発100中で胚盤胞になった)
・採卵・移植タイミングが適切である(ホルモン値を測りながら、周期ごとにベストタイミングをはかる)。
高刺激の病院か、自然周期の病院か悩む方は多いと思います。
私も体外受精を始める頃はかなり悩みました。
もちろん、高刺激か、自然周期か、の選択は重要ですが、合わせてその病院のレベルも考える必要があります。
高刺激でたくさん採卵できても、培養技術が低くて受精卵にならなければ、何の意味もありません。
みなさんが考えている以上に、病院のレベルの差はあります。
もちろん、妊活では、メンタルな面も関係しているので、レベルの高い病院に行けば必ず妊娠できるというものではありません。
先生との相性が悪いと、そもそも病院に行きたくなくなりますしね。
高刺激か、自然周期かの答えになっているかわかりません。
ただ、妊活がうまくいかないときは、一つの病院にこだわらない方がよいと思います。
私は、1軒目の病院にこだわりすぎだったのを後悔しています