ぼのぼのブログ

ぼのぼのブログ

娘が2015.8月から1年AFSにてアメリカに交換留学に行くことになりました。準備その他手探りでその日を迎えます。

Amebaでブログを始めよう!

アメリカに留学するためには米国留学ビサ(J-1交流訪問者ビザ)が必要です。

ビザ申請にあたってはJTBがとりまとめをしてくださいました。


必要書類は下記のとおりです。

①申請書(DS-160)作成のための質問書記入

②有効なパスポートの渡航歴コピー

③今までに取得した失効パスポート原本

④写真1枚(縦5.0cm×横5.0cm)

⑤英文成績証明書 オリジナル

過去3年間の英文成績証明書


英文成績証明書はこれで何通目かというくらい取り寄せています。出国前までにまた直近の成績証明書が必要になるようです。


そして6月4日に米国大使館での面接が行われました。

まずはAFS東京事務局に12:45分厳守で集合とのこと。そこから米国大使館へ移動し、面接が行われたそうです。ひとりづつでの面談ですが、英語と日本語が混ざった言語で「期間はどれくらいか」など簡単な質問を受け、10本指の指紋採取もあったそうです。

集合にあたって、基本的には学校の制服着用(スカートの長さなども常識をわきまえるようになどの注意も書かれていました)で、華美な髪型など注意するようになど事前にお知らせがあったためかなり緊張してでかけましたがなんとか無事にクリアしました。

昨日7月18日にVISA取得の連絡がJTBより入りました。

今日(7/19)現在ホームステイ先がまだ決まらずやきもきしていましが、少しずつ前進かな。ほんといつ決まるんだろう。


今回のVISA申請代行手続きとしてこれからJTBから追って請求が来るそうです。

1)渡航手続料金 32,400円

2)ビザ代金 160ドル   約19,200円

3)SEVIS管理費(Student and Exchange Cisitor Information System管理費) 180ドル


Total 約70,000円ほどでしょうか。目に見えないお金がたくさんかかります。



もう一つの問題点。


合格内定時にAFSに支払った140万円の内訳は


・国際航空運賃 20%

・受け入れ国経費 36%

・派遣国経費 32%

・国際本部経費 6%

・AFS加入保険料など6%


となっています。東京都から受けられる奨学金は30万円。その内訳は以下の内容でないと申請ができないことが判明しました。


①国際航空運賃(1往復分)⇒140万円×20%=280、000円

自宅から出国する国際空港までの国内交通費(1往復分)⇒領収書を添付しなくてはいけないためこの時点での申請は不可

受け入れ国の国際空港から留学先までの国内交通運賃(1往復)⇒HFがボランテイアでしてくださるため不可

空港税、燃油サーチャージ、出国手続き諸費用⇒AFSでは算出不可

⑤査証(ビザ)・旅券(パスポート)取得手続き諸費用

外国の正規の後期中等教育期間に納付する授業料、施設利用費等⇒授業料は免除のため算出不可

⑦海外傷害保険料⇒この時点で出発日、帰国日も確定しないためこれから入るであろう任意保険の金額は算出できないため、不可。AFS国際本部が派遣性全員にかける保険はあるが、上記にもあるように

加入保険料など、の「など」と付いているものに関しては支払いが不可とのこと。

寮費、ホームステイの場合ホストファミリーに支払う費用⇒HFはボランテイアで受け入れてくださることになっているため算出不可

プログラム参加費内訳を詳細に示さなくてはいけないため不可


見てわかるとおり、ほとんど不可です。私費留学なら⑥の授業料、⑧の寮費などは明確となってくるのかとも思いますが、高校生の私費留学は年間で400万から500万円以上かかるそうです。どれだけの人が

私費留学をするのでしょう。こういった項目を理解の上で掲げているなら最初から「私費留学対象」とすべきです。しかも申請の時点1月、2月。夏組の出発の対象者は②の自宅から出国する国際空港までの交通費③の受け入れ国の国際空港から留学先までの国内交通運賃の領収書など出せるわけがありません。

本当に奨学金を出すつもりがあるのかはっきり言って疑問に思いました。

この奨学金制度もまだ始まったばかりかと思いますが、昨年度もこういった疑問、要望などあったはずです。我が家が初めてではないはずです。来年度のために上書きして制度を改正していただけると嬉しいですがと伝えましたが、担当者は決められていることをすすめるだけだというニュアンスでした。

お役所仕事というのでしょうかね。せっかくの制度、はじめは手探りかもしれませんが、ニーズにあったシステムにして欲しいです。

なんだかんだとやりとりがありましたが、結局「予防接種代」が⑤の申請内容に含まれるということで

Total 30万円を少し超えたため、無事に申請許可がおりました。


この奨学金は、「海外の高等学校へ原則1年間の留学をする都内の私立高校生などに対し、30万円を上限に国が留学費用を負担する」制度だそうです。


募集人数:31名。FASボランテイア奨学金よりは枠は広いですね。


募集に必要な条件:


①補助金新生児及び留学期間中、都内の私立高等学校などに在籍している生徒

③原則1年間、海外の高等学校等に通うこと

④今回の場合平成27年8月に出国ですが、平成26年4月1日から平成28年3月31日までに日本から出国すること

⑤次の全ての成績要件を満たしていること

1)直近1年間の全体の評定平均値が4.0以上(5段階)

2)直近1年間の外国語1科目及び得意分野1科目(任意)の計2科目の評定平均値が4.5以上(5段階)

⑥心身ともに健康でかつ出席状況が良好であること

⑦留学をするにあたり、在籍する高等学校の校長からの推薦が得られること

⑧過去に、本補助金の交付を受けていないこと

⑨過去及び今年度に、公益財団法人東京都私学財団が実施する私立高等学校海外留学促進助成の対象となっていないこと

⑩今年度、高校生国際交流促進費補助制度(短期派遣)の申請をしていないこと


です。申請にあたって

①交付申請書

②学校長の推薦書

③申請段階で高校1年だったので、中学3年の全教科の成績証明書

④作文(留学で何を学びたいかまた将来それをどのように生かしていきたいかについて1000字以上

1200字以内で自分の考えを述べる

⑤留学先の高等学校の入学許可書の写し⇒これが問題!


が必要でした。

10月10日が締切でしたがしばらくして上記の⑤について担当者から電話が入りました。

申請段階ではもちろん全く決まっていないので「調整中」と書いて提出しましたが、

いつくらいまでに決まりますか?とのこと。12月末くらいまでにはご連絡頂かないと申請ができませんと。

出発1週間前にようやく決まるというケースも聞いているので恐らく12月末までには無理だと思うと

伝えました。この時点ではまだ選考に通っているわけではないので、通った場合詰めましょうという

ことで終わりました。

ただ多くの交換留学の場合、私費留学と違ってプレイスメント(ホストスクール、ホストファミリー)が決まるのが遅いと聞いているため、みなさん困らないのでしょうか?と聞くと、決まった方々が申請していますとの返事。なんだかおかしな話だなと感じました。


結論から言うと12月末までにその時点では現地校の入学許可を証明する写しを入手できないが

翌年1月末までに受け入れ国アメリカの審査は既に通っているが、ホストファミリー、スクールに関しては調整中と書かれたAFS作成の「留学証明書」を提出する念書を書くことでなんとかクリアしました。


もうひとつの問題について次に書こうと思います。